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長らく防護ネットに覆われていた宮島の大鳥居ですが、足元に足場の一部が残っていますが、大改修を終わって、再び全貌を現しました。「関係者以外立ち入り禁止」の看板は、フジツボのような貝がくっついて、見にくくなっており、その期間の長さを物語ってますね。年内には、この看板も、ロープを取り去られて、大鳥居の足元まで行けるようになるとのことです。さて、私が宮島に行ってきたのは、10月23日(日)。大鳥居の大改修終了にあわせるように、玄関口である宮島口の整備も進んでいます。その一つが、広電宮島口駅が移動し、桟橋の近くまで延伸され、とても便利になりました。さて、宮島口から宮島に向かうには、「JR」と「松大船」に二つの便があります。料金は同じなのですが、違いというと、往路では、JR便は、わざわざ大鳥居の正面にまで迂回してくれること。正面から大鳥居を見ることができるので、観光客にはおすすめです。松大船は、ほぼ最短距離通るので、大鳥居の正面は通りません。宮島といえば、「鹿」がいることでも知られていますが、奈良公園の鹿との一番の違いは、宮島の鹿が野生である点。「鹿せんべい」で観光客を楽しませる奈良公園の鹿と違い、宮島の鹿には餌を与えることは禁止されています。そのせいか、宮島の鹿は少々ガツガツしていて、油断すると、持っている食べ物が狙われたりします。混雑を予測して、朝8時に家を出て、病院の有料駐車場に車を止めて、電車で宮島口へ行き、島に渡ったのは9時ころ。商店街はようやく店を開け始めた時間帯で、まだまだ混雑はしていません。開店直後の紅葉堂で、「揚げもみじ」をゲット。商店街を抜けて、大鳥居のよく見える入江の入り口へ。大鳥居の足元は海に浸かっていますが、これからだんだんと干潮に向かっているようなので、帰りには鳥居のそばまで行けそうです。そして、世界遺産&国宝の厳島神社へ。まだ、朝早いので、行列もできておらず、快適です。まさしく、海上の神殿です。拝殿中央から、舞台を挟んで大鳥居方向を望む。幅が1Mもありそうな大きな板を敷き詰めた立ち入り禁止の空間は「祓殿(はらいどの)」で、歴史を感じますね。客神社本殿越しの、五重塔。青い空に、朱色の建物が印象的です。丸い柱が立ち並ぶ祓殿。西側の回廊から東側を見ると、丘の上に五重塔。そして、その左の大きな瓦屋根が、豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じて造らせたといわれる千畳閣です。海の上の渡り廊下ですが、だいぶ潮も引いてきました。お札を掛けてある、天神社への回廊。ここは朱色の塗装はしてありません。西の回廊から見た、お札のかかった天神社の回廊。西の回廊から、能舞台越しの大鳥居。厳島神社を出て振り返ると、厳島神社越しの、千畳閣&五重塔。千畳閣と五重塔が立っている岡を「塔の岡」といい、「厳島の合戦」で、陶晴賢が本陣を置いた場所です。潮もだいぶ引いてきて、砂浜に出る観光客。大鳥居のそばに、今話題のSAPが見えます。厳島神社の出口正面には「大願寺」というお寺があります。確か、このお寺のお子さんとうちの子が高校時代に同級生でした。大願寺山門の仁王像。口を閉じている方が、吽形像。ここから、紅葉シーズンに向かって、少し端折ってご紹介しますね。厳島神社から山手に向かっていくと、大聖院という大きない寺があります。山の斜面に、いくつもの伽藍が並ぶ歴史あるお寺ですが、紅葉のシーズンはとてもきれいです。こちら、五百羅漢を階段の上から見たところですが、この緑が真っ赤に染まります。大聖院から降りてきて、五重塔と千畳閣のある塔の岡へ。塔の岡は、厳島の合戦で陶晴賢が本陣を置いた場所ですが、その時には五重塔も千畳閣もありません。陶軍2万の大軍が厳島に陣取り、毛利軍の宮尾城を攻めたのですが、これは毛利元就の謀略で、大軍を島に閉じ込めて奇襲をかける作戦でした。嵐の夜、毛利軍は海を渡り、包が浦に上陸し、山越えして明け方、もみじ谷あたりから一気に駆け下って陶軍を攻め、陶軍はほぼ全滅したといいます。安芸の小領主に過ぎなかった毛利元就が、中国地方を制する大大名になるきっかけとなった合戦です。千畳閣は、広い空間に太い柱が立ち並ぶ、壁もない建物で、未完成とも言われています。大きな銀杏の木があって、銀杏が紅葉するとそれが板の床に映ってとてもキレイです。先週は、少し黄色くなり始めたくらいでしたが、11月に入ると一気に黄色く染まってきてきれいです。帰るころには、潮もすっかり引いて大鳥居も足元まで露出して、全貌を表していました。が、冒頭の写真のように、ロープが張られていて、まだ、足元まではいけません。修学旅行生がたくさん来ていたり、外国人と思しき人も増えてきて、やっと宮島にも活気が出てきました。新井新監督を迎えて、来年はカープにも頑張ってもらいましょう。
2022/10/28
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10月23日 日曜日。大改修工事の養生が半ば取れた、ということで、養生の残る大鳥居を見ておこうと思い立ち、宮島に行ってきました。令和元年(2019年)から始まった改修工事ですが、この間、大鳥居は無粋な防護ネットに覆われて、観光客の方をがっかりさせてきましたが、ついに、その威容を再び見ることができるようになりました。既に防護ネットは完全に取れ、足場も足元にわずかに残る程度になっています!朱色も鮮やかで、この秋は盛り上がりそうですね。ちょっと人は多くて大変かもしれませんが、秋の行楽シーズンのご予定にぜひ!
2022/10/24
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本日は、有馬温泉からの帰り道に立ち寄った、「書写山圓教寺」について書きます。冒頭の写真は、圓教寺「摩尼殿」。圓教寺は西の比叡山ともいわれ、古くから高い格式の寺院であったようで、確かに、敷地も広いし、建物も荘厳で巨大です。姫路城には何度か行きましたが、恥ずかしながら私はこの有名なお寺のことをまったく知らず、いつもスルーしていました。「書写山圓教寺」は文字通り「書写山」という山全体が寺院といった感じで、かなりの広さです。麓から、ロープウェイで上がります。ロープウェイを降りて、そこから本殿である「摩尼殿」までは歩いて20分とか。結構な山道を上がっていくので、なんと、摩尼殿ゆきのバスが出てます。雨も降りそうだし、足を捻挫して痛めていることもあって、今回はバスを利用し、摩尼殿へ。弦を這わせるためか、ロープが何本も張ってあって分かりにくいのですが、清水寺のように、木組みの舞台の上に立っています。回廊も広く、立派です。内部からの様子。1933年に再建されたものなので、それほど古いものはありませんが、既にかなりいい味わいが出ています。少し前にブログでも紹介した「はしもとみお 木彫展」のポスターが貼ってありました。どうやら、廿日市市の次は、姫路にやってくるようです。⇒「はしもとみお 木彫展」on WOODPRO摩尼殿の裏手を通って、「三之堂」に向かいます。途中、「千年杉」と言われる巨大な杉の木があり、必見ですね。「三之堂」は、巨大な三つのお堂がコの字型に配置されたところです。イベントがあったらしく、撤去中。正面が「食堂」。左側が「常行堂」といい、道場。右側が、「大講堂」で、講義が行われた学問を学ぶところ。いずれも、国指定重要文化財です。この巨大な施設を見ると、圓教寺が、古くから、修行のために多くの僧侶が集まっていたことが分かりますね。食堂越しの、大講堂。地面に近い柱の根元は傷みやすいので、傷んだところを切り取って、補修してあります。食堂の2階から、常行堂を望む。食堂の二階から大講堂側を見て、その向こうに見える小さな瓦屋根の建物は本多家の墓所です。書写山圓教寺の、ラストサムライをはじめ、多くの映画でロケ地となっていることでも有名。常行堂だけは入館にお金がかかります。中には、大きな阿弥陀如来坐像があります。常行堂から、正面の大講堂を望む。常行堂の内部では、大きな画面で、常行堂で行われた「能」のビデオが流されていました。雨も降り出したので、少し奥にある鐘楼と法華堂。降り始めた雨がだんだんと強くなってきたので、急いで摩尼殿に戻る途中にあった、瑞光院。紅葉の季節はさぞきれいだろうな、と思い、画像処理してみました。紅葉の季節は、こんな感じなのでしょうか?雨が強くなってきたこともあり、後ろ髪をひかれる思いで、書写山圓教寺を後にしました。このお寺は、一日かけて広い敷地をじっくり見て回る価値がありますね。次はしっかり時間を取って来てみたいです。
2022/10/17
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旅先では、早朝の散策をするのが常となっています。知らない土地の早朝の風景というのは、宿泊しないと見ることの難しい風景で、旅の醍醐味ともいえるでしょう。ということで、本日は、有馬温泉の早朝です。日中は人であふれている情緒のある通りも、御覧の通り、人通りはほとんどありません。ただ、それでも、建物の中ではすでに生活が始まっていて、お店であれば仕込みの準備とか、朝食を作る音などが聞こえてきます。天神泉源の少し下のコンクリート壁に埋め込まれたタイルブロックから漏れる黄色い光。おそらく、この中はお風呂なのでしょう。赤い丸ポスト。歩いているうちに、だんだんと明るくなってきます。あいにくこの日の天気は、「曇りのち雨」。どんよりとして、気持ちのいい朝日は拝めそうにありませんが、早朝というのは気持ちいいです。午前9時オープンの「金の湯」でも、既に準備が始まっています。金の湯から、ロープウェイ乗り場方面に向かいました。途中、なんだかお高そうな宿もあります。この縦板を表裏に張った塀は「大和塀」と言って、日本の伝統的な塀の作りですね。ロープウェイ乗り場の下あたりに「鼓の滝」という滝があります。有馬温泉の人気スポットになっていたので行ってみました。落差8M。しょぼいといえば、しょぼい滝ですので、わざわざ行ってみるほどのことはないようです。そこから温泉街に引き返します。帰りは少しルートを変えて、裏道へ。そこから見下ろした有馬温泉。谷あいの傾斜地に建物が並んで、水害にやられそうな地形ではあります。実際、何度も洪水被害を受けていて、豊臣秀吉が復興の援助をした、という記録もあり「有馬温泉=秀吉」というイメージにもつながっているようです。裏道を抜けて、湯泉(とうせん)神社の階段の途中に出ました。湯泉神社は、有馬温泉の守護神で、温泉に浴し、ここで祈願すると子宝に恵まれるとのこと。温泉宿というと、豪華な食事がついてお高いイメージですが、うちの場合は、温泉宿で大量のごちそうを食べるほどの欲求もなく、温泉に入ってくつろぐというよりは、夜でもうろうろしたいという気持ちもあり、宿代を多少ケチってでも、他のものにお金を使った方がいい、という方針です。ということで、今回宿泊したのは、有馬温泉観光協会が運営する「小宿 とうじ」というところで、支払いは現金だけで、チェックインは観光協会の窓口で行って、宿泊施設には誰もいません。当然、夕食も朝食もついていないのですが、宿泊費用は、一泊の駐車場代込みで、二人一部屋 18400円だったかな。トイレが共同だということを除けば、十分快適でした。11時くらいから雨が降る、という天気予報でもあったので、7時過ぎには宿を出発して、姫路の「書写山圓教寺」に向かいました。そのレポートは、またの機会に。つまらない話に、最後までお付き合いいただき、感謝。
2022/10/15
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本日は、三連休を利用して行った、有馬温泉レポートの「たそがれ編」です。昼前に有馬温泉について、温泉街を散策し、3時に宿にチェックインして、六甲有馬ロープウェイで六甲山に向かったのが、午後4時過ぎでした。最近は日没も早くなって、六甲の日の入りは17時半ころ。太陽が大きく西に傾いた時間帯にロープウェイに乗ると、その陰が木々に映ります。六甲山頂駅から歩いて、六甲ガーデンテラスへ。そのデッキからは、大阪の市街地がよく見えます。「あべのハルカス」も見えました。そこから少し下に、ちょっとメルヘンチックな、雑貨屋さんやレストランのある場所があります。そこにある「見晴台」からも、景色がよく見えます。岡の上に見える、メッシュのドームは「六甲枝垂れ」という有料の施設になります。見晴台の上からの眺望。レストランや、見晴らしテラスを見下ろしつつ、大阪の市街地が見えます。ということで、おなかもすいてきたので、そのレストランで夕食。かなり並んでいましたが、なんとなく、ちょうどいい時間帯になってきました。レストランの窓越しの夕景。ちょうど、13夜の月が東の空から昇り始めたところです。食事をして、再び「見晴らしの塔」から夜景を見てみました。ちょうど十三夜の月も出て、とってもきれいです。見晴らしの塔からは、明石海峡大橋も見えます。そして、「六甲枝垂れ」へ。「六甲枝垂れ」からは、ロープウェイの鉄塔越しの夜景を見ることができます。実は、この鉄塔ですが、現在は休止中で使われていません。もともと、六甲有馬ロープウェイは、山頂駅から、天狗岩駅経由、表六甲につながっていたようですが、2004年に休止。復活の話は全くないらしいのですが、「廃止」にすると鉄塔を壊して元通りにしないといけないため、「休止中」なのだとか。六甲枝垂れの中からの風景。午後7時に、後ろ髪をひかれながら、ロープウェイに乗って、再び有馬温泉へ。21時閉館の「銀の湯」に入り、さらに、22時閉館の「金の湯」にも入って、初日の全行程を終了しました。温泉の締めは、有馬温泉名物「有馬サイダー」250円。
2022/10/14
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先週末の三連休を利用して、生まれて初めて、兵庫県の有馬温泉に行ってきました。大阪から一番近い温泉地で、豊臣秀吉が愛したことでも有名なんですね。冒頭の写真は、有馬温泉らしい情緒ある坂道です。よく知った人には、特に目新しい情報もないので、あしからず。「温泉番付」が記録された江戸時代から、西の大関に有馬温泉が選ばれています。ちなみに、東の大関は草津温泉。こちらは、明治時代の番付。由緒正しい、歴史のある温泉です。有馬温泉観光の起点は、神戸鉄道有馬温泉駅付近。有馬川の周辺が親水公園になっていて、少し開けた感じがあります。親水公園の上にかかる橋は「太閤橋」。そこから見える赤い橋は「ねね橋」です。有馬温泉は山の斜面の狭い範囲に密集していて、散策するにはちょうどいい感じです。観光エリアの一番目立つところにあるのが「金の湯」。鉄分や塩分を多く含む温泉で、透明度ゼロの錆色の温泉を「金色」で表現して「金の湯」といいます。有馬温泉と言えば、まず、「金の湯」のようです。少し高いところにある「天神泉源」。温泉の影響で、石の階段まで錆茶色に染まってます。もちろん、温泉の配管も茶色になってます。情緒ある通りにある赤いポスト。これも散策の目印になりますね。なにしろ、有馬温泉のこともよく知らなかったので、とりあえず有馬温泉 食べ歩きグルメとしてチェックしたのが、「竹中商店」のコロッケと神戸牛メンチカツ。やっぱり、揚げたて、あつあつを食べながら散策したいですね。そして、もう一つチェックしておいたのが、「土山人」というお蕎麦屋さんの「かぼす蕎麦」。温かいのと、冷たいのがあって、どちらも、かぼすの風味が効いておいしいです。ただ、1600円は、やっぱり、観光地価格という気がしますね。それから、2019年の日本大会で優勝したジェラード屋さん。どれもおいしそうですね。私は、ピスタチオとミルクと炭酸サイダーのトリプルを選びました。個人的には、「炭酸サイダー」はラムネの感じで、ちょっと外れ。歴史上の人物の中でも、有馬温泉への思い入れが大きかったのは豊臣秀吉。ブラタモリでの紹介されていましたが、秀吉が作らせたという岩風呂が発掘されました。有馬川が氾濫して、かなり被害を受けた際にも、秀吉が復興費用を負担したり、温泉施設を整備したりしたようです。飛鳥時代の天皇に始まり、著名人が湯治にやってきたようですね。赤茶色の「金の湯」に対して、無色透明な炭酸水の「銀の湯」というのもあります。炭酸公園というのもあり、ここには「炭酸泉」が湧いています。近くに蛇口があって飲むこともできます。シュワと炭酸が来て、鉄さびをなめたような味がします。三連休ということもあって、細い通りには、たくさんの人があふれてました。こじんまりとまとまった温泉街で、食べ歩きしながら散策するデートにはピッタリの場所なので、全体に若い人が多い印象。太閤秀吉さんも、喜んでおられることでしょう。だんだんと日も西に傾いてきたところで、ロープウェイで六甲山頂に向かいます。六甲有馬ロープウエイ「有馬温泉駅」は、温泉街の中心から、15分ほど坂道を登ったところにあって、結構離れているので要注意。六甲の夜景に続きます・・・。
2022/10/12
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本日は、因島大橋の下から昇る朝日の写真からです。9月23日が秋分の日で、その翌朝の風景ですね。「そんなにピッタリ、橋の下から太陽が昇るなんて!」と思われる方も多いと思いますが、実は、日の出と日の入りの方向と時間を教えてくれるサイトがあるんです。⇒日の出日の入りマップ自分で位置を指定して、その位置から、どの方向から日が昇って、どの方向に陽が沈むかが分かります。秋分の日と、春分の日には、日の出は真東、日没は真西になるので、日の出、日の入りの栓が一直線になります。このサイトで調べると、因島大橋の間から日が昇る、ということも分かるわけですね。例えば、富士山の頂上から太陽が昇る、いわゆる「ダイヤモンド富士」だって、見ることができる場所を調べることができるんです。さて、この場所について少し解説します。因島大橋は、しまなみ海道の、向島と因島の間にかかる橋で、中央支間長770mは、1983年の完成時には、日本で一番長い橋でした。冒頭の写真は、その端を、因島側のたもとから撮ったものです。はっさく大福で有名な「はっさく屋」の横の道を降りると、公園の駐車場があって、そこから因島大橋のたもとに出ることができます。この日の日の出時刻は、6時前でしたが、既にサイクリングで橋を渡ってきたと思われる集団が、日の出を見ていました。ということで、日の出、日の入りの方向を確認してから夕陽や朝日を見る場所を決めるのは、無駄がないですね。
2022/09/26
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孫ができてから、公園の遊具が気になるようになってきました。といっても、子供らは関東に住んでいるため、帰ってくるのは盆正月。くそ暑いか、くそ寒い、という時期で、公園遊具で遊ぶのもためらう季節ではありますが・・・。ということで、本日は、広島県の西端にある、大竹市の「晴海臨海公園」の大型遊具。この遊具のモチーフはというと、「コンビナート」です。遊具からのびる紅白の縞模様の煙突が印象的。広島県の西端の大竹市から、山口県の東端にある、和木町、岩国市にかけては、臨海工業地帯になっています。こちら、公園から見える風景です。これまで、拙ブログでも、工場夜景のご紹介などしてきました。⇒コンビナートの冬 2020 曇天の朝 ⇒コンビナートの町 大竹をゆくその公園から、東の方を見ると、宮島と大野に挟まれた大野灘の向こうに広島市が見えます。その上に広がる、大きな入道雲。大竹市にある「パワーコメリ」の隣にあり、大型遊具は地図の左端の、全体の中では小さなエリアです。野球場もあり、デイキャンプもでき、今も整備が続いていて、かなり大規模な公園になるようですね。少し涼しくなったら、おすすめです。
2022/09/07
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廿日市市の極楽寺山の山頂付近に、周囲500Mほどの「蛇の池」という小さな池があり、この時期、睡蓮が咲き誇ります。知る人ぞ知る睡蓮の名所だと思っているのですが、近年は、水面を覆いつくすほどに繁り過ぎて情緒がありません。睡蓮の美しさというのは、水面に浮かぶ葉が作り出す模様と、水面に映る空や木々、そして、睡蓮の花の映り込みという、虚実が入り混じった不思議な様子にあると思います。しかし、水面のほとんどを睡蓮の葉に覆いつくされてしまうと、映り込みが作り出す「虚」の部分が失われて、ただの、まばらに花咲く草むらに近くなってしまいます。記憶が定かではないのですが、以前テレビで、高知県北川村にある「モネの庭」について特集が組まれていて、睡蓮の池を美しく保つために、睡蓮を間引きしていた様子も放送されていました。睡蓮の花の美しさはもちろん大切ですが、水面に浮かぶ葉と水面に映る色とのバランスが大事ですね。という風なことを考えながら、周囲を一周回って帰宅しました。とはいえ、睡蓮の花は美しく、たくさんの鯉も泳ぎ、カメもいて、キャンプもできるので、家族で行くと楽しいと思います。山陽自動車道 宮島サービスエリア スマートインターから、車で20分くらいです。
2022/07/08
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昨日のブログで、紙を食べるカタツムリについて書きましたが、アルトというお店の下側にあるのが、持光寺です。廃校問題に揺れる伝統ある土堂小学校のそばで、尾道駅にも近く、「尾道お寺めぐり」の一番目のお寺でもあります。大きな石の山門が目印。尾道はかつて石工の町としても有名だったそうで、この山門も尾道の石工の作だとか。石の山門というのは、かなり珍しいそうです。持光寺の本堂。あじさい寺とも呼ばれていて、境内には紫陽花がたくさん咲いています。江戸時代後期に活躍した女流画家 平田玉蘊(ぎょくおん)の作品も展示されているようです。尾道の豪商の娘で、お墓が持光寺にあります。持光寺で紫陽花の写真でも、と思っていましたが、全体的にはすでにピークは過ぎた印象でした。ちょっと残念な気持ちになりましたが、そこで、お散歩中の70代と思しき男性に声を掛けられました。「このお寺の見どころはですね」と声を掛けられ、「ご本尊の髪が長いでしょ。ふつうはパンチパーマとか短いんですけどね」ご本尊を拝見すると、確かに、具志堅用高のようなアフロヘアでした。なぜアフロヘアかというと、パンチパーマがアフロヘアになるくらい長い間考え続けていた、ということのようです。興味のある方はぜひ、ご自分の目でご確認を。いろいろお話を伺っていたら時間がなくなってきたので、帰途につきます。来るときは土堂小学校の方からきたので、帰りは持光寺の参道の階段を下って見上げてみました。立派な石の山門が目印ですね。持光寺の階段の途中にある「二階井戸」。今は使われていませんが、坂の町尾道では、水の確保が大変。下の人が使うと同時に、その上の段の人も使えるような構造になっています。参道の階段の直下に、山陽本線が走っています。人だけが通れる踏切ですが、土堂小学校前の歩道橋があるので、観光客はあまり通りません。右側はもう尾道駅です。そのまま2号線を渡って、尾道本通り商店街から路地越しに見た持光寺の階段。尾道らしい風景です。
2022/06/15
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かれこれ1週間前になりますが、6月4日の土曜日に、広島県唯一の「日本の棚田百選」に選ばれている、安芸太田町の「井仁(いに)の棚田」に行ってみました。この時期、棚田には水が張られて美しいのですが、地域の過疎化と高齢化の影響で、年々休耕田が増えているような気がします。井仁の棚田は落人の隠れ里かと思われるような山間にあるのですが、入るルートは二つ。一つは、安芸太田町筒賀の中心部から、山を登って、最後に離合もできない細いトンネルを抜けてくる方法。もう一つは、安芸太田町加計方面から山をひたすら上ってくる方法。いずれも、まさかこんなところに開けた集落があるとは!といった印象で、最初は驚きます。今回は、井仁の棚田の中心部から、上に登ってみました。軽トラがやっと通れるくらいの細い道なので、観光客はまず入らないエリアです。民家の軒と棚田の高さが同じくらいだったりして、いかに急斜面を切り開いて作られた場所かということが分かります。急斜面の細い道を上っていき、井仁の棚田の最上部に行ってみました。ひょっとしたら上の方はすべて休耕田になっているのかと不安でしたが、しっかりと田植えがされていて、ほっとしました。左側に小さく集落が見えますが、あのあたりが棚田の中心に近いエリアです。だいぶ上まで上がってきたのが分かります。集落の最上部に行くと、金網がありました。獣が田畑を荒らさないように、一方だけが切れたすり鉢状の集落全体をぐるりと囲んでいます。林道につながる道の途中には扉があって、あけたらちゃんと閉めるように注意が書いてあります。最上部から見下ろす棚田。細い道を上がった両側が切り開かれているので、視界はあまり広くはありません。水車もありました。今は使われていないようですが、おそらく、脱穀などの作業に利用されていたものと思われます。集落の上部の水源近くにあったタンク。「濾過用タンク」で、おそらく、井仁の棚田に住む人に上水を提供するためのものだと思います。最上部から少し下がってくると、視界が開けて棚田の様子もよく見えてきます。石垣にも花が咲き、とてもきれいです。かつては小学校のプールであったのだと思いますが、今は貯水場でしょうか。今回初めて気づいたのですが、急な坂道には、手すりが取り付けてありました。集落も高齢が進み、確かに、お年寄りがこの坂道を上り下りするのも大変ですし、危険ですね。この手すりは、集落の中心部から上への、特に急な坂道に取り付けてあります。棚田の中心部。南側の斜面から北側を見たところです。この写真でいうと、左側(西側)は、トンネルを抜けて筒賀に下り、左側に降りると、加計方面で、広島市内に向かうルートです。春になればチューリップが植えられ、棚田の撮影スポットにもなっている場所。そばに住んでおられる方が植えておられるのだと思いますが、ありがたいですね。田植えも一段落したのか、作業している人もほとんどおられませんでしたが、お一人だけ発見。これは「代掻き(しろかき)」という作業で、田んぼに水を張り、苗を植える前に田んぼの土を、平らにならす作業です。大きな田んぼならトラクターで行うようですが、狭小の田んぼでは人力で行うしかありません。左側に見える白っぽい壁の四角い建物が小学校跡で、校庭は来客用の駐車場になっています。私もそこに車を止めました。軽トラが精いっぱいという細い、集落の南側の道路を下っていきます。集落の一番低い部分から棚田を見上げたところ。最上部との高低差は100Mくらいあるようです。棚田には「イニモニマニモ」というカフェもありますが、まだ、オープン前でした。集落の西側から南側を見たところ。井仁の棚田をぐるっと歩いた後、温井ダムに行ってみました。予定では観光用の放水が行われるはずでしたが、予定水位に達したということで中止となりました。ダム管理事務所の裏側から、ダム湖の周回道路に出ることができ、そこから国道186号線にかかる橋を見ることができます。道が細くて、落石注意ですが、ほとんど車も来ず、新緑や紅葉の季節はお勧めのルートです。
2022/06/10
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先週の日曜日は、家内の実家のある、尾道市向島に泊まったので、朝早く起きて、因島の白滝山に行ってきました。冒頭の写真は、白滝山 八合目駐車場から見た日の出です。時刻は、午前5時13分。駐車場から、徒歩10分ほどの登山です。頂上に向かっている10分ほどの間にも、太陽はだんだんと昇ってきます。左側に見える橋は「因島大橋」で、橋の向こう側の島が向島。鉄塔の立った山が高見山といい、展望台もあります。白滝山の頂上には、観音堂と「五百羅漢」があります。約700体の石仏があり、1827年に、柏原伝六と、その弟子たちによって作られたとのこと。所狭しと石仏が並んでいて、圧巻です。山の頂上には、巨石もあります。「ゴリラ岩」という岩もありました。確かに、ゴリラっぽいですね。両側に石仏が並ぶ道の奥には展望台もあります。眼下の多島美を背景に、たくさんの石仏が並びます。展望台の上から、五百羅漢も見下ろしたところ。鐘突き堂の屋根越しの瀬戸内海。石仏と朝日。あたりもだんだんと明るくなってきました。石仏は雨風に打たれたせいか、角が取れて全体に丸くなっているようです。700体の石仏の表情や形がすべて違っていて、自分の好きな表情や、知り合いに似た石仏を探すのもいいかも。尾道の坂道にあるような石の猫っぽいものも置いてありました。五百羅漢のつきあたりから見た、観音堂。これは、近くから見たゴリラ岩かな。石仏越しの朝の月。展望台の脇に鐘突き堂があり、「一人一回」と書いてあります。6時を過ぎたころ、私も、ゴーンと一回、鐘を突かせてもらいました。因島中に聞こえたかな。そして、ぼちぼち下山。因島に来たら、ぜひ行ってみたいポイントですね。私は、今回で2回目。最初は尾道の友人に連れてきてもらったのですが、それももう15年くらい前だと思います。木の根元に咲いたアヤメ。乾いた地面に咲くのは「アヤメ」です。そして、下山。参道の途中にある「かえる岩」8合目まで車で行けるので、因島に行かれる際にはぜひどうぞ。
2022/05/26
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横浜の新しい名物に、[YOKOHAMA AIR CABIN]があります。桜木町の駅から、ワールドポーターズの前まで、所要時間は5分ほどです。片道1000円。往復1800円。これが高いか安いかは何とも言えませんが、観光に来た場合は、一度は乗ってみたいところです。ということで、話がGWまでさかのぼって、5月3日です。夕立のあと、雨が上がったタイミングでエアキャビンに乗りました。さほど込み合っていないせいか、コロナのせいか、各キャビンには、1グループ単位で乗せてくれるので、相席状態というのがなく、快適ではあります。運河の上を、汽車道と並行して走るロープウエイで、ちょっとした空のお散歩です。一度は乗ってみたいけど、2度乗るほどではない、というのが私の感想です。歩いても、さほど負担になるような距離でもありません。ワールドポーターズそばで降りて、赤レンガ倉庫に向かうと、「フリューリングスフェスト」というドイツのお祭り中。赤レンガ倉庫の趣きと、ドイツらしいのかどうかも判断つきませんが、屋台の感じが似てますね。赤レンガ倉庫を過ぎると、大さん橋が見えてきますが、大さん橋には「飛鳥Ⅱ」が停泊中。小雨が降るようなどんよりとした天気ですが、それでも横浜はとってもドラマチックな風景です。こちらも、横浜税関のシンボルの一つである横浜税関。この建物は、1934年の竣工で、クイーンの塔と呼ばれています。クイーンがあるなら、キングは?というと、それは、神奈川県庁の塔のようです。翌朝撮ったものですが・・・。大さん橋まで行ってみましたが、だんだんと日が暮れて、ザ ヨコハマ という感じの夜景です。飛鳥Ⅱと、濡れた大さん橋の広いデッキ。大さん橋から見るみなとみらいの夜景。ちょうどこの方向に富士山があります。AIR CABIN のチケットを往復で買ったので、帰りも乗りました。やっぱり、夜景を見ながら、というのは気持ちいいです。ただ、ホテルの窓から見た夜景が一番きれいだったりしました。(笑)
2022/05/20
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話はかなりさかのぼって、5月3日の朝まで戻ります。前日の5月2日は「平日」ということもあって、子供たちの家ではなく、横浜のホテルに泊まりました。冒頭の写真は、ホテルの部屋から見た横浜のみなとみらい地区です。桜木町駅前のワシントンホテルです。これまで泊まったホテルでは一番の景色でしたが、早めに予約したこともあり、かなりお安く泊まれました。時間は朝 4時23分。家内を起こさないように、そろりと着替えをして部屋を出て、散策開始です。旅先では疲れて早く寝てしまう、ということも原因の一つだと思いますが、どうも目覚めも早くて、旅先での早朝散策が恒例となっています。汽車道を通って、赤レンガ倉庫方面に向かいます。大観覧車の時計は、4時39分。東の空は赤く染まり始めています。赤レンガ倉庫の手前にある、円を描く歩道橋が印象的です。ちょうど、丸い歩道橋の上を歩いているとき、太陽が出てきました。赤レンガ倉庫の向こう側に、飛鳥Ⅱの船首が見え、その向こうに日が昇ってきます。GWの赤レンガ倉庫は、フリューリングスフェスト 開催中。もちろん、早朝なので誰もいませんが、ドイツのお祭りで、ビールやソーセージで盛り上がるようですね。大桟橋に停泊する飛鳥Ⅱと、横浜ベイブリッジ。と朝日。大桟橋の前を通過して、山下公園へ。往年の豪華客船「氷川丸」と、飛鳥Ⅱ.山下公園のそばの、HOTEL NEW GRAND.ちょっと租界っぽい雰囲気を醸していますね。そして、山下公園を後にして、桜木町のホテルに向かって帰ります。だんだん日も高く昇って、景色も鮮やかに。帰ってきたのが、6時半頃なので、2時間ほどの横浜散策でした。
2022/05/17
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昨日のブログで、「日光華厳の滝」に行ったことを書きましたが、そのあと向かったのが、日光東照宮です。昼から雨の予報は当たり、日光東照宮についたころには本格的な雨。それでも、日光に来たからには、東照宮に行かないわけにはいきません。なにしろ、昔から「日光を見ずして、結構というなかれ」という言葉もあるくらいです。駐車場渋滞も予測して、事前に近隣の駐車場を予約していたので、入場渋滞はありませんでしたが、天気はどうしようもありません。輪王寺の間を抜けて、東照宮の参道に向かいますが、とりあえず、東照宮一直線です。広く長い参道。天気が悪いせいか、GWの割には人は少な目。そして、三つ葉葵の紋の入った、大きな石碑。その先、石の階段を上がると、石の鳥居と五重塔。日光東照宮は「お宮」のはずだが、なぜか、五重塔があるのか不思議です。五重塔は、仏塔であるので、普通は神社にはありませんが、かつては神仏混交が当たり前であったので、特に違和感もなかったのでしょう。そこを過ぎると、表門があり、ここから入場料が必要です。なにしろ、片手に傘を持って、片手に濡れないようにしながらカメラを持って取っているので、アングルも定まりません。両側に仁王像があります。門を出て左に行くと、神厩舎。奉納された神馬の厩舎ですが、この周囲に掘られた彫刻が有名な、猿の彫刻です。人の一生を表すといわれる猿の彫刻ですが、有名なのは、この「三猿。見ざる、聞かざる、言わざる」ですね。左甚五郎の作と言われています。修復を終えて、綺麗になったそうです。こちら、校倉造りっぽい建物。「神庫」という倉庫なので、校倉造りなのですが、やっぱり派手ですね。そして、いよいよ有名な陽明門。晴れていれば、金色に輝くんでしょうね。とにかく、きらびやかで美しいです。ただ、なぜ、日光東照宮はこんなに絢爛豪華に仕上げてあるのでしょうね。疑問に思って調べてみると、二代将軍秀忠が創建した時は、もっと地味な質素なものであったとのこと。それを、三代将軍家光が、こんな豪華絢爛に仕上げたとのこと。家康は、もっと質素で堅実なイメージなので、東照宮だけ見ると、秀吉っぽい感じですね。これは、徳川幕府の権威を日本中に知らしめ、格の違いを見せつけたいという家光の思惑が大きかったのでしょう。家光は、家康のことを、とにかく崇拝していた、という話ですし、「特別」にしたかったのでしょうね。ということで、本殿の正面。本殿もかなり絢爛豪華です。本殿の脇から、奥の宮に向かう入り口の上にあるのが、有名な「眠り猫」わざわざ矢印が書いてあるので分かりますが、見逃してしまいそうです。奥の宮に向かう階段から本殿を見下ろすと、黒い瓦と金色の化粧がなかなかの美しさ。行列になっていたので、ここで折り返しました。ということで、本殿にもお参りをして下山。ちなみに、小学四年生の孫は「もう日光には、二度と来たくない」と言ってました。雨は降るし、楽しいものはないし、おみくじは小吉だし、ということで、よほど面白くなかったのでしょう。ただ、残念ながら、修学旅行が日光だとか・・・・次回は、紅葉のシーズンあたりに行ってみたいですね。
2022/05/11
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少し前の話になってしまいましたが、GWの前半で、子供たちが住む「関東」に行ってまいりました。長男一家がが神奈川県川崎市、次男一家が埼玉県川越市、ということで、みんなで集まるのもなかなか大変。そこで、今回は、鬼怒川温泉にみんなで宿泊することになりました。ということで、本日は、「華厳の滝」です。「華厳の滝」は日本三大名瀑に数えられ、紅葉の季節には、大渋滞の「いろは坂」の先にある、色鮮やかな見事な風景が紹介されますね。ですが、5月初めの華厳の滝はと言えば、やっと木々が芽吹き始めた時期で、滝の途中に雪が残っているくらいです。なんと、桜も咲いています。それもそのはずで、華厳の滝に流れ落ちる中禅寺湖の標高は1269M。確かに、秋になると、早々と紅葉するはずですね。ちなみに、日光東照宮周辺の標高が634Mということで、東京スカイツリーと同じだとか。冒頭の写真は、有料のエレベーターで滝の正面に降りて撮ったものですが、上からも見えます。新芽越しの華厳の滝。天気が悪かったせいもありますが、まだ春の気配も乏しいですね。掲げてあった説明版。高さは97M。見事な滝でした。可能であれば、紅葉の季節に来てみたいものですが、大渋滞も嫌だし、退職して、平日に中禅寺湖温泉にでも泊まればゆっくり見れるかもしれませんね。華厳の滝の前で、記念撮影。撮影者は私です。
2022/05/10
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「富士山」というのは、日本人にとって特別な山です。特に、西日本に住んでいるものにとっては、上京するにあたって、その道中で富士山が見えるかどうかは大きな関心事だったりします。逆に、富士山が見えるかどうかが気にならなくなったら、東京出張にも慣れてきた、と言えるかもしれません。冒頭の写真は、東北自動車道を、埼玉県から群馬県に向かって利根川を渡るあたりから撮った富士山。あらためて、関東平野の広さを実感しました。富士山の東側には、箱根、丹沢山系がありますが、その東側には広大な関東平野が広がっていて、神奈川県から東京を経て、埼玉県、そして群馬県、栃木県あたりまで、高い山がありません。そのため、視界さえよければ、富士山がはっきりと見えるんですね。グーグルマップで調べてみると、富士山から、利根川までの直線距離は約120キロでした。その直線コースの下には、奥多摩や、山梨県の大月市や、都留市もあり、富士山の下の方を隠しているのが、そのあたりの山々なのでしょう。そこから、さらに、2000Mくらい出ているわけですから、人間でいえば、幼稚園児のそばに大人が立っているくらいのイメージです。富士山を西から見ると、どうしても眼前の山に阻まれて、遠くから見ることが困難ですが、関東に住む人にとっては、富士山がとっても身近な山であったことが分かります。そこら中に「富士見」と名の付く場所があるのもうなづけます。ちなみに、うちの次男が住んでいるのが埼玉県川越市のふじみ野市寄りの場所で、そこからも富士山が見えます。電線が邪魔ですね。
2022/05/06
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本日ご紹介するのは、新しく千光寺公園にできた「展望デッキ」。老朽化した円形の展望台を撤去して、3月29日にオープンしました。アイスクリームの「からさわ」でピンクムーンの写真を撮った後、車で移動して展望デッキについたのが、なんと、午前5時です。夜明けが早くなりましたね。展望デッキは横長で、東側にはエレベーター、西側の端には、らせん状の階段がついています。以前の展望台は内部でぐるぐると回りながら円形の屋上に向かう構造でしたが、新しい展望台は横長です。円形だと、どうしても、景色のいい尾道水道側に人が固まって、混雑してしまいましたが、これならたくさんの人が同時に尾道水道を見下ろせますね。展望デッキから見る西側には、まだピンクムーンが見えています。中央の大きな屋根の建物が尾道美術館で、桜のシーズンには、この周辺がピンクにそまって美しいです。が、今回は既に桜はほとんど散っていました。少し東に寄ってみると、尾道駅が中央付近です。尾道に電車で来ると、尾道水道に浮かぶ大きな壁のようなものが見えますが、それは造船所の「浮きドック」です。東に目を転じますと、尾道大橋が見えます。暗くて少し分かりにくいのですが、橋の手前の大きな建物が尾道市役所です。時間は5時過ぎですが、既に、ご近所の高齢の方が散歩にこられていました。少しづつ夜が明けてきたので、展望デッキを降りて、千光寺公園のもう一つの展望台に向かいます。尾道美術館前は、桜の並木が美しいエリアですが、既に桜は散り、提灯だけが灯っていました。桜並木を過ぎると、じゃじゃーん。新しくできた千光寺公園の「西展望台」です。これ、実は、「尾道城」のお城の基礎です。以前、お城があったときには、少し上に展望台があって、尾道城を見下ろす感じでした。その様子は、こちらをご覧ください。⇒尾道の桜2017 千光寺編この展望台からは、尾道の西側がよく見えます。しかし、東側はというと、かろうじて尾道大橋は見えますが、隣の建物に阻まれて視界は広くないですね。ということで、だんだんと明るくなってきたので、退却。途中、公園内にあった、かろうじて花の残るシダレサクラ。ピンクムーンもそろそろ西の山に沈んでいきます。時間は、午前5時半頃。この時期、早朝の散策は、きもちいいですね。
2022/04/20
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先週の土曜日の月は「ピンクムーン」であったことをご存じでしょうか?といっても、ピンクに見えるわけではありません。私も、その日の夕方、家内の友人から「今日の月はピンクムーンなんと」と聞いて、初めてピンクムーンという名を知ったくらいです。ということで、冒頭の写真は、日曜日の朝撮った、尾道水道のピンクムーンです。調べてみると、「ピンクムーン」というのは、4月の満月の別名だとのこと。ちなみに、5月の満月はフラワームーン、6月はストロベリームーン・・・・という風に、毎月の月に別名があるようですので、ピンクムーンというだけで、なんだか特別っぽいですね。気になる人はこちらをどうそ。tenki.jp各月ごとの満月の名称早朝なので、冒頭の写真は、月が沈む側、すなわち西側を撮った写真です。東側はというと、もうすぐ日が昇る準備をしている状態で、ぼんやりと明るくなり始めていました。尾道大橋が見えて、こちらの方が「尾道水道」って感じですね。で、私がどこから写真を撮ったかというと、「からさわ」という有名なアイスクリーム屋さんのそばの突堤です。向かいに見えるのが、向島ですね。さすがに早朝は誰もいませんが、「からさわ」と入ったベンチが置かれていて、尾道大橋を見ながらアイスクリームをいただけます。尾道水道に面した通りには、黄色い街灯がともって、その色合いが印象的です。これは「ナトリウムランプ」の色ですね。ナトリウムランプは、水銀灯に比べてコストが安く、長持ち。さらに虫も寄り付かないのだどか。この色合いがとても印象的で、「港町」のイメージを盛り上げてくれているような気がします。右側が尾道側で、水道を隔てて左側が向島になります。造船所のクレーンが並ぶのが見えます。ちなみに、「ブルームーン」とは、ひと月に現れる、二回目の月のこと。月の周期は28日程なので、月初に満月になると、月末に二度目の満月が来ることもありますね。
2022/04/19
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桜の季節もあっというまで、沿岸部の桜はすでに散り、新芽が出始めましたね。ということで、4月3日(日)は、少し山間部に入った「甲山ふれあいの里」まで行ってきました。調べてみると、標高は、478M。私の住む廿日市市からだと、2時間くらいかかります。駐車場に入るのに時間がかかる感じですが、公園内に入ってしまえば広々として混雑観はありません。7時過ぎに家を出て、現地についたのは9時ころでしたが、なんと、既に一番近い駐車場はいっぱいで、手前の公園の駐車場にとめてシャトルバスで「ふれあいの里」に向かいます。やはり、ガイドブックやランキングにも出てくるスポットは、到着時間が大事ですね。この写真は、車をとめた、八田原湖畔の公園の桜です。「甲山ふれあいの里」は、入園料800円がかかるのですが、道の両側から垂れさがるしだれ桜の並木道が有名です。道の脇を小川が流れていて、のんびりとした雰囲気。ひよこがいっぱい放されているコーナーもあって、子供たちが餌をあげてました。ひよこと言っても少し大きくなっていて、トサカも見えます。しだれ桜は垂れた細い枝に、可憐な小さ目の花がついているのがかわいいですね。しだれ桜の並木道を抜け、茶屋を過ぎると、その奥にはソメイヨシノの広場があります。沿岸部の桜はすでに散っていましたが、ここの桜は満開です。しだれ桜をソフトフォーカスで。メインが250Mほどのしだれ桜の並木道なので、そこを通って広場まで行って折り返す、というルートしかありませんが、まるでピンクのシャワーみたいで、圧巻ですよ。ということで、弁当などを食べたりしなければ、滞在時間としては、ゆっくりして2時間くらいです。昼前にふれあいの里を出て、府中市へ。備後府中は、いわゆる「府中焼」というお好み焼きの生まれた場所です。中でも人気の「平の屋」へ。以前、府中市にある得意先の人に連れて行ってもらったお店です。少し待ちましたが、おいしい府中焼も堪能して、春満喫の日曜日でした。「甲山ふれあい里」は、今週末あたりは、しだれ桜の桜吹雪の中を歩けるくらいかもしれませんね。
2022/04/12
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桜ウィークとなっていますが、本日は、穴場ではなく、「ド定番」の桜スポット「錦帯橋」のご紹介です。さすがに定番の名所とあって、桜の見ごたえといい、人の多さといい、「穴場」とは違いますね。定番スポットであれば、やはり、遅くとも10時までには現地に到着しないと、駐車場に入るための渋滞を覚悟する必要があります。私が錦帯橋を訪れたのは、4月3日(日)。町内会の掃除があったので、それが終わってすぐに出発。到着したのは10時ギリギリでしたが、なんとかすんなり駐車場にインできました。河川敷の駐車場に車を止めると、錦帯橋の一つ上流にある橋から錦帯橋を見るのがおすすめ。眼下に桜を見ながら橋の中ほどに進みます。橋の中ほどまで進むと、錦帯橋が正面に見えて、とってもきれいです。右側に並んでいる船は、鵜飼用の遊覧船ですね。何度も来ている錦帯橋ですが、この日は、岩国城まで上がったことは一度だけ。ということで、まずは、ロープウェイ乗り場を目指します。城山を見上げると、お城とロープウェイが見えますね。このお城は、観光用に復元したものですが、「岩国城」には悲しい歴史があります。1608年に吉川広家が岩国城を作りましたが、その後の「一国一城令」のために、建ててほどなく取り壊しにされました。さて、ロープウェイ乗り場に向かう途中にも、美しい景色がいっぱいあるので、なかなかロープウェイ乗り場につきません。やっとロープウェイ乗り場についてみると、思いのほか人が並んでおらず、5分ほど待ったら乗れました。ロープウェイの窓から、眼下の桜並木をパチリ。山上に上がると、岩国の町が一望できます。錦川がうねりながら瀬戸内海に注いている様子もよくわかりますね。石垣はおそらく、お城が徳られた時のものだと思います。再建されたお城は、鉄筋コンクリートです。内部は展示施設になっていて、刀剣などが多く展示されていました。甲冑もあります。天守閣の最上階から岩国を見下ろします。手前が錦帯橋周辺の、江戸時代の中心部ですが、現在の岩国の中心は、河口付近になっています。望遠レンズで河口付近を見ると、米軍岩国基地です。その一部を共用する形で、岩国空港があります。実は、現在天守閣が建っている場所の後ろに、本来の天守閣跡があります。ここでは観光用には目立たないので、よく見える手前に再建したようですね。ロープウェイ乗り場の周りは公園になっていて、お弁当でも広げれば気持ちよさそうです。そして、山を下ります。ロープウェイからの眺めも最高!とにかく、見どころいっぱいの錦帯橋周辺です。お昼は、駐車場そばの「さくら茶屋」で岩国寿司とそばを食べました。帰ったのは午後2時ころでしたが、道路は大渋滞で、車も動いておらず、いつになったら駐車場に入れるかもわからないくらいになっていました。くれぐれも「定番の名所」に行く際は、お早めに。
2022/04/08
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広島近郊、桜の穴場スポット紹介ということで、本日は、廿日市市にある「海の見える杜美術館」のご紹介です。私のブログでも紹介していますが、四季折々に花が咲き、よく整備された遊歩道があります。「海の見える美術館」の遊歩道なのですが、運営は宗教団体が行っていて、なんとも言えない雰囲気の建物が建っているのがちょっと気になります・・・・。新興宗教の怪しいイメージもあってか、一般客の来訪は少なく、宗教団体のイベントがない限り、駐車場もガラガラ。その駐車場の周りにも、綺麗に桜が植えられています。遊歩道に入ってすぐに、少し大き目の白い桜があります。ちなみに、ライトアップもしています。白い桜の向こう側には、水を張った池があって、この両側にシダレサクラが植えられています。水面に映った桜がまた、とってもきれいです。ただ、正面から撮ると、金の仏像が建った建物が映ってしまうので、その点はちょっと残念です。ということで、おすすめアングルは、「建物」を背にした逆方向です。遊歩道は上に続いていて、上には梅園やレストランなどもあります。紫陽花の季節には、両側にきれいな紫陽花が咲いて遊歩道を彩ります。立ち入り禁止エリアの中にはきれいなしだれ桜も遠望できます。ライトアップは、一年中しているようで、特に桜の季節だけというわけはないようです。この建物ですが、世界遺産 宮島の厳島神社から大鳥居を見たときに、その背後に見える建物。写真を撮る際には気になるので、鳥居で隠れるようにして撮ったりしますが・・・・。宗教アレルギーがなければ、おすすめですね。
2022/04/07
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本日は、先週末に廻った桜の中の「穴場」の紹介です。長く滞在しなくとも、行ってみるといいかも、というスポットですね。まずは、広島市中区のカトリック幟町教会。戦後の復興、平和祈念の象徴ともいえる教会で、これまで何度もブログでご紹介しておりますが、正面にはシダレサクラが植えられて、いい感じです。内部は、こんな感じで、ちょっと近代的な教会になっています。2011年に、初めてここを訪れたときには、偶然案内の方がいて、鐘楼まで登れました。⇒世界平和記念聖堂(カトリック幟町教会)広島市内から西広島バイパスで廿日市方面に向かうとほどなく、草津あたりの山の中腹に大きな神社らしき建物が見えます。そこが「三輪明神広島分祠」。バイパスから見ると、神社の周辺がピンクに囲まれていたので、急遽バイパスを降りて、三輪明神に行ってみました。一番近い駐車場にも入れるくらいの空き具合なのですが、大きな石の鳥居の周辺は桜が満開。手水舎の周辺にも上から桜が張り出してきてきれいです。ただし、残念なことに、山の中腹にあるにも関わらず、桜の向こう側に広がるはずの瀬戸内海が見えません。境内も人が少なくて、のんびりした感じです。三輪明神広島分祠は、一般的な神社よりも、少し新興宗教っぽい俗っぽさも感じられます。本殿に一番近い駐車場はほぼいっぱいでしたが、少し下には、広い駐車場があって、そこはガラガラ。「穴場」といっていいでしょう。三輪明神の後に向かったのは、廿日市市大野にある「ちゅーぴーパーク」。もともとは、地元の「チチヤス乳業」が運営していた「チチヤスハイパーク」という遊園地でしたが、経営不振などを受けて、遊園地部分は、地元紙の中国新聞に売却され、「ちゅーぴーパーク」となりました。かつて遊園地であった場所には、新聞の印刷工場が建っていますが、かろうじてプールだけは「ちゅーぴープール」として残っています。ただ、その他の施設は放置された状態で、桜が咲き誇るシンボル的な小山に上がると、昔の遊園施設が廃墟のように残っていて、これもまた、マニアにはいいかもしれません。プールシーズン以外は「閉園」していますが、桜の季節だけは無料で入れます。普段でも、このゲートまでは自由に入ることができて、新聞製作工場の見学などもできます。1時間までなら駐車場も無料なので、一時間以内に見学をすませて帰りましょう。以上、桜の穴場スポットでした。気になった場所があれば、ぜひどうぞ。この週末には、桜吹雪が見れるかも。
2022/04/06
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今週は桜ウィークということで、先週末に回った桜スポットをご紹介したいと思います。ただ、今週末には相当散っていそうですが・・・・。で、本日は、太田川(本川)沿いの桜です。広島の三角州を形成した太田川は、広島市内で六本の川に分かれます。上流から、まず、太田川放水路が分かれ、続いて天満川が分かれ、そして、平和公園のところで元安川が分かれます。平和公園の東側が本川(太田川本流)で、西側が元安川になります。本日ご紹介するのは、その分岐の上流エリアになります。原爆ドームの上流にかかるのが、相生橋。この橋から下流域は、平和公園もあり、「桜の名所」としても有名です。原爆ドーム、平和公園、資料館など、観光スポットも多いので、その分、人も多いですね。桜並木の通りは、人でごった返しています。一方、相生橋を境に、その上流はということ、この通り。サイクリングができるくらいにすいてます。川沿いの遊歩道に張り出した桜並木もとってもきれいです。ちなみに、桜が咲いて、受粉前は、花の中心も白いので、全体に白っぽく見えます。受粉が終わると花の中心は赤くなって、全体としても少し赤味を帯びてきますが、こうなってくると、散るのも時間の問題ですね。ただし、このエリアは、現在工事中で、「中央公園」という広い公園もバリケードで囲まれています。相生橋の一つ上流にある「空鞘橋」を渡って川の西側にまわってみます。橋の上ら撮った上流側。右側のエリアが「基町」で、川を挟んで左側のエリアが「寺町」。両側に桜並木があって、とってもきれいです。川の反対側から基町方面を見ると、桜の向こうにたくさんのクレーンが見え、その向こうに「基町高層アパート」が見えます。実は、現在工事中の中央公園には、サンフレッチェ広島の本拠地となるサッカースタジアムを建設中です。便利になりますね。川を渡って寺町側から上流を望むと、まだまだ川沿いに桜並木が並んでいます。広島市内の川は、この付近に限らず、桜が植えられているエリアが多く、どこを散策してもきれいです。そして、川のあちらこちらにあるのが、かつて船の乗り降りをした雁木。これもまた、風情があります。平和公園もいいのですが、相生橋から空鞘橋の間をぐるっと、のんびり散策するのもおすすめです。空鞘橋の近くには、空鞘稲生神社があります。
2022/04/05
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日本全国、桜が見ごろを迎えていますが、もちろん、広島も真っ盛りです。そんな中、この週末に「神原のしだれ桜」を見に行ってきました。神原のしだれ桜は、広島市佐伯区にあり、知る人ぞ知る桜です。最近は、結構「桜の名所」として紹介されてます。家からもさほど遠くないのですが、前回訪れたのは、2006年でした。その時おブログはこちら。⇒ 「神原(かんばら)のシダレザクラ」です。神原のしだれ桜は、樹齢300年以上、樹高10M。幹の太さは2.42M。寒冷地を好むシダレサクラとしては珍しく、温暖な沿岸部でこれだけの大木になることは珍しいとのこと。さらに、この桜のすごいのは、車の通りの激しい道のすぐ脇に立っていること。かつては、山村の行き止まりに近い地区だったのですが、山の向こう側に「西風新都」という、巨大な団地ができてしまい、「神原のしだれ桜」の目の前の道が「裏道」になったため、細い道ながら途切れることなく車が走っていきます。「神原のしだれ桜」の道路側に立っているのが、樹齢300年の初代で、その隣に立っているのが2代目になります。幹はそれなりに細いものの、2代目も枝の張り方は初代に負けていません。初代の方が少し赤味が強いように見えますね。少し離れたところに3代目も植えられていました。団地が隣接してしまったことで、環境はかなり悪化したと思いますが、今年もしっかりと花を咲かせて、訪れる人を癒してくれました。平成3年(1991年)に建てられた看板ですので、この時からすでに30年。樹齢300年以上は、既に、330年以上に。樹高も多少伸びているかもしれませんね。今年も、しっかりと花を咲かせてくれて、ありがとう!個人の家にあるものなので、ご神木にはなっていませんが、神社にあれば間違いなくしめ縄がまかれてご神木ということになっているのでしょうね。そして、この桜をしっかりと見守って育てていただいている個人の方にも、感謝。オーナーの方の理解があってこそ、私たちもシダレサクラを楽しむことができます。
2022/04/04
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3月27日日曜日。用事があって、広島市内に出かけました。桜はまだ早いかなあ、なんて思っていましたが、土曜日からの陽気もあってか、思った以上に咲いていました。最初の写真は、原爆ドームと桜です。駐車場に車をとめて、まず最初に発見したのは、平和大通りに面した、広島市中心部にある白神社の桜でした。5分咲き~7分咲きといった感じで、観光客も思わず写真を撮ってました。期待を膨らませつつ平和公園方面に歩いてみると、川沿いの桜も結構咲いていて、見た感じでは三分咲き、といった感じ。望遠で見てみると、下の方はすでにかなり咲いている感じです。桜の木の下に来てみると、思った以上に咲いていて、気候もよく、半そでで本を読んでいるサイクリングの方もおられました。天気もよく、素敵なお花見日和。そのせいか、昼に近づくとだんだんと被とも増えてきました。シートを持ってきて、お弁当を広げる人も結構いました。のどかな春の日ですね。午前中は三分咲きかと思いましたが、午後には5分咲きかというくらいまで咲いてきて、これは来週末には散り始めそうです。コロナの感染者も再び増加傾向ということで、少々心配ですが、感染対策をしっかりして、春を満喫しましょう。
2022/03/28
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先週末の三連休は、お彼岸ということもあって、尾道に家内の実家のお墓参りに行くついでに、倉敷の「宵あかり」を見に行ってきました。倉敷の「宵あかり」は、例年3月の中旬に行われているイベントですが、コロナの影響もあって、あかりは灯るものの、特別な集客イベントは行わない、という形で行われました。以前行った時のブログがこちら。⇒そのせいか、観光客の数も少なく、以前来た時のような活気がなく、ちょっと寂しい感じ・・・。それでも、美観地区の中心である倉敷川の周りには、和傘のあかりが灯って雰囲気を出してました。水面に映る色どり鮮やかな和傘が美しいです。全体としては、倉敷川周辺の和傘の明かりがメインで、少し離れると、イベント感は全くない感じでした。まあ、人が少ないので、ゆっくり散策するにはいいです。夕方、結構強い雨が降っていたのですが、雲も切れて満月に近い月も出てきました。新芽の出始めた、倉敷川名物の柳と月。影絵の灯篭。アイビースクエアも人影はまばら。今年はコロナ禍の中のイベントということでちょっと中途半端感がありましたが、来年はしっかりと開催できればいいですね。倉敷は、昔ながらの白壁の通りの範囲も広く、しっかりと残っているので散策しても見ごたえがあって楽しいです。倉敷駅から美観地区の間を、えびす通り商店街というアーケード街が結んでいます。レトロ感満載の昔ながらのアーケード街なのですが、行列のできている店を発見。「かっぱ」というとんかつ屋さん。夕方雨が降ってきて、美観地区の散策もできなかったので、雨のやむのを待って並ぶことにしました。待つこと1時間余り。デミグラスソースっぽいソースのかかった、肉厚のとんかつが出てきました。ごはんとみそ汁がついて、1400円。お得感があって、とってもおいしかったです。店は普通の昔ながらの食堂風で、まったくおしゃれではありません。時間に余裕があれば、ぜひどうぞ。
2022/03/24
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今年は、寒い日が長く続いたと思ったら、今後は一気に初夏を思わせる陽気になったりで、着るものを選ぶのも大変ですね。そういった天候のせいか、梅の開花も遅れて、結果的に見ごろをに逃してしまった感じ・・・。と思っていましたが、日曜日に買い物に出て、その足でそのまま「海の見える杜美術館」に行ってみました。すると、1週間前にはほとんど咲いていなかった河津桜が満開でした!天気は今一つでしたが、見ごろ。なおかつ、人がほとんどいないので、ゆっくり見れます。ちなみに、3月5日の様子がこちら。クロッカスや、水仙、ヒメリュウキンカなどの春を告げる花も咲き始め、一気に華やかになりました。河津桜は、一般的な桜に比べて赤味がつよく、ピンク感が強いですね桜よりも一足先に咲くので、殺風景になりやすい2月末-3月にかけて咲くこともあり、日本各地で植えられてましね。その名の通り、静岡県河津町で発見された桜で、富士山と桜並木の風景は最近「絶景」として有名になりました。河津桜のピンクを背景に、冬の花である椿。ちなみに、椿と山茶花はとっても似た花で、間違いやすいのですが、一番有名な見分け方は、落ちたときの様子。椿は花がそのままの形で落ちますが、山茶花は花びらを散らします。ということで、椿の花が落ちるとこんな感じ。これはこれで風情があります。「海の見える杜美術館」は、宗教法人「平等大慧会」が運営していて、建物そのものは、いかにも宗教団体っぽい感じ。そのせいか、よく整備されている割には、一般の人が少なく、遊歩道をゆっくり散策できます。私は年に数回やってきますが、宗教関係者でなくても、美術館の客でなくても、特に責められることもありませんし、無理に勧誘を受けることもないので、そのあたりの心配はないでしょう。河津桜は駐車場の脇にあるので、車を止めたらすぐに見ることができます。そこから坂道を上がって美術館までが遊歩道になっていて、とってもよく整備されており、四季折々にいろんな花々を楽しめます。その遊歩道の突き当りあたりにあるのが中国風の梅園です。やや標高の高いところにあるせいか、今が見ごろでした。広い梅園ではありませんが、よく整備されていて気持ちいいです。ちなみに、見学者は、私たち夫婦だけでした・・・・。河津桜は、この週末までギリギリ見ごろかもしれません・・・・。山陽自動車道 廿日市インターから10分ほどですので、時間があって、宗教アレルギーのない方にはおすすめ。
2022/03/14
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2月27日(日)。長かった寒波も緩んで、全国的に暖かくなったということで、「梅でも見に行こう!」ということで、夫婦で広島市植物公園に行ってみました。花の少ない時期ということもあると思いますが、この時期には、毎年大温室では「ラン展」が行われます。今年は、日本のお城をモチーフにした展示で、とってもきれいですね。正面入ってすぐは、現在修復中の熊本城。大温室の空中通路では、「擬態」についての展示も行われていました。この写真の中央から少し左下のちょっとだけ色の違う花びららしきものが「ハナカマキリ」の幼虫です。花のふりをして、甘いにおいをお尻から発して、西洋ミツバチを捕獲するとのこと。分かりにくいので、アップ。右上にいるのですが、確かにカマキリですね。さて、お目当ての「梅」ですが、結論から言いますと、まだかなり早かったですね。日本庭園の梅の木がこちら。雪吊りしてある松を挟んで左右の紅白梅も3分咲といったところ。実は、お目当ては、その奥にあるしだれ桜だったのですが、やっと数輪の花がさいたところでした。満開の様子はこちらです。⇒登龍梅~広島市植物公園植物公園内の梅園もこんな感じ。赤くはなっていますが、まだ3分咲といったところですね。梅はまだでしたが、早春を彩る花も咲き始めています。こちら、フクジュソウ。そして、セツブンソウ。今年はすべての花の開花が遅いみたいですが、いよいよ明日から3月です。コロナはもちろんですが、ウクライナの戦闘も早く収束してほしいですね。
2022/02/28
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建国記念日を含めて3連休となった週末、家内の実家のある尾道に行ってきました。尾道に行くと恒例となっている、早朝写真撮影ですが、今回は、千光寺。最初の写真は、千光寺公園の駐車場に車をとめて、千光寺に山を下る道まら見る尾道大橋。午前5時44分。まだ、あたりは真っ暗です。千光寺の真っ暗な境内から尾道大橋方面に向けて、とりあえず一枚。明けの明星らしき星が右上に光ってました。午前6時。肉眼ではほぼ真っ暗に見える空ですが、写真に撮ると、すでにうっすらと明るくなってきてますね。肉眼でのはっきりとわかるくらいに明るくなってきた、6時10分。橋の手前に広がる街並みが尾道で、町の中を横に2本の光の筋らしくものが見えますが、手前が国道2号線。その向こうが、尾道本通り商店街ですね。千光寺から尾道大橋方面を見ると、Zの字に見える海が印象的です。橋の手前が川のように狭い尾道水道で、橋の向こう側は松永湾になります。周辺が明るくなってきたころ、千光寺から山を少し下ってみました。階段を下りてゆくとあるのが、「みはらし亭」というゲストハウス。ここは大正10年に建てられたものなので、なんと、築100年。30年間空き家となっていたものを再生して、今はゲストハウスとして利用されています。「みはらし亭」というだけあって、尾道水道を見下ろす絶景。ただ、荷物を持って階段を徒歩で上がってこないといけないので、それが大変ですね。もう少し下まで降りて、天寧寺の三重塔の上あたり。ここは、平山郁夫画伯が絵を描いたりして、尾道を代表する景観の一つです。三重塔から引き返すころには、あたりはすっかり明るくなって、もうすぐ日の出の時間帯になりました。これが、下から見た「みはらし亭」。積み上げられた石垣の上に立っていて、見晴らしを遮るものは何もありません。7時オープンなのか、カフェの立て看板が出てました。現在、千光寺公園の展望台は工事中です。工事期間が、令和4年3月31日なので4月にはリニューアルオープンでしょうか。
2022/02/14
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広島は現在、米軍の岩国基地が原因と思われる、オミクロン株の急拡大のため連日、コロナ患者の記録を更新中という、やばい状況となっております。そんな中ですが、用事があって、成人の日からみの3連休に、家内の実家のある尾道へ行ってきました。朝早く置きまして向かったのは、しまなみ海道の「向島」と「因島」を結ぶ、因島大橋のたもとです。向こう側が因島になります。しまなみ海道の尾道側最初の島は「向島」ですが、尾道大橋はサイクリングで通過することができないため、尾道-向島区間はフェリーで渡ることになります。今治まで自転車で行くにはきつい!という人が手軽に楽しめるサイクリングコースということで、最近は、向島一周コースも人気だとか。向島一周で、28キロほど。おしゃれなお店や美しい風景も楽しんで、30キロ余りということで、のんびり回っても日帰りできます。日の出は、因島大橋に近い「立花海岸」にて。実は、その翌日も尾道にいたので、この日向かったのは、尾道市の西となりにある三原市糸崎。この時期、運がよければ、因島大橋の間から上る太陽を見ることができます。が、残念ながら、海際には雲が多く、太陽が姿を現したのは、橋の上でした。私のほかにも、数名、三脚とカメラを持った高齢の人がいましたが、地元の人らしく「今日はダメじゃね」とか言いながら、さっさと帰ってきました。ということで、本日は、橋のたもとからと、遠くからの2か所から望む因島大橋の風景でした。因島大橋 ミニデータ1983年12月供用開始橋長 1270M最大支間長 770M完成当時は、日本最長のつり橋でしたが、現在は、第八位です。
2022/01/11
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新年1月2日に、長男家族とともに、呉に行ってきました。呉は、帝国海軍の鎮守府が置かれていたところで、横須賀、佐世保と並んで、海軍の中心でした。それを引き継いで、現在も自衛隊の基地がおかれており、たくさんの艦艇が停泊しています。「呉港 艦船巡り」は、港に浮かぶ艦船を海側から見るというツアーで、自衛隊を退官された方がとても分かりやすく解説してくれるので、おすすめのツアーです。大人 一人1500円で、クルーズ時間は45分くらいでしょうか。呉は「戦艦大和のふるさと」。呉の海軍工廠で戦艦大和は生まれました。現在では、JMU(ジャパンマリンユナイテッド)が造船を行っています。この日も、永遠丸という大きなタンカーがメンテナンスのために停泊していました。元自衛隊の説明によれば、満載時には、赤い部分はほぼ水面下になるとのことです。永遠丸を間近に見ながら過ぎると、たくさん艦船が並んでいるのが見えてきます。こんな風景は、日本国内でも横須賀か佐世保くらいでしか見ることはできません。特にお正月期間は、停泊している艦船の数も多く、見ごたえがあります。ほとんど空母と言っても差し支えないヘリコプター搭載護衛艦「かが」も停泊中。並んだ艦船の中でもひときわ大きい248M。ちなみに、戦艦大和の長さは、263Mですので、これよりも1割ほど大きかったんですね。呉には、特殊な役割の艦艇も多いとのことで、輸送船なのか、揚陸船なのか、大きな変わった形の船もとまっています。調べてみると「掃海母艦ぶんご」で、掃海艇の母艦お役割のほか、物資輸送、航空機の移動基地としての広い役割を担っているようで、災害派遣でも大きな役割を果たしているようですね。「かが」と並んで停泊しているのが護衛艦「さみだれ」自衛隊の艦船は、船首側に艦艇番号、船尾に船名が書いてあります。この大きな変わった形の船は「補給艦とわだ」。艦船が並ぶエリアを過ぎると、潜水艦が並ぶエリアが見えてきます。潜水艦をこんなに近くで見ることができるのは呉だけとのこと。潜水艦の上で、隊員の方が手を振ってくれていました。「今日はサービスがいいですね」と説明の方がひとこと。潜水艦の隊員になるには厳しい適正基準があって、確か、海上自衛隊の中でも3%だけだとか。帰港中には、売店で売っている「海軍カレー」の宣伝も。ということで、呉に行かれた際には、ぜひどうぞ。おすすめです。ちなみに、ベビーカーでも乗船も可能です。
2022/01/07
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昨年は新型コロナの影響で中止となった「ひろしまドリミネーション」ですが、今年は開催されています!オミクロン株という新種もでてきて、少々不穏な雰囲気はありますが、とりあえずは正常化に向けて進んでいる感じはありますね。「ひろしまドリミネーション」1988年から開催されてきた、広島のイルミネーションイベントで、平和大通りの両側の結構広い範囲にイルミネーションが展示され、例年、かなり賑わいます。ただ、会場がやたら広くで、冗長感は否めず、迫力には欠けます。11日の土曜日に、広島市内に用事があったこともあって、少しだけ見てきましたが、コロナの影響か、全体に抑え気味の演出で、やや暗い感じでした。イベントの中心は、毎年「お城」が設置される、「白神社前」の交差点付近。平和大通りを挟んで、斜め向かいには、大きなツリーもあります。そのツリーのライトを生かして、雪のイメージで「お城」を撮ってみました。この夜、広島では、「サプライズ花火」が打ち上げられました。私はこの時、広島市南区の宇品にいたのですが、なにしろ「サプライズ」なので、打ち上げ場所もはっきりしません。それでも、宇品で花火が上がると予想した人たちがかなり来ていましたが、残念ながら、元宇品の山の向こう側に、遠く上がる姿が見えました。後で調べてみると、観音のマリーナホップあたりで打ち上げられたとのこと。宇品は、広島の三角州の東の端で、マリーナホップは西の端になりますので、結構遠いです。一応、写真を撮ったので、載せておきます。
2021/12/13
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子供たちから還暦旅行への招待を受けて、伊豆まで行った話は少し前の書きましたが、本日は、その翌朝、11月21日のお話です。宿泊したのは、下田プリンスホテルで、伊豆半島最古の神社である白浜神社の隣にあります。ということで、翌朝、少し早起きして、あたりが暗いうちから白浜神社の海に立つ鳥居を見に行ってきました。日の出前は、かろうじて雲間もありましたが、ここからどんどん蜘蛛が増えて、「曇り時々雨」というのが、伊豆地方の天気予報です。岩の間に打ち寄せる波は、やっぱり瀬戸内海にない力強さがありますね。朝食時間が6:30。ほぼ日の出の時刻と同じでしたが、残念ながらご来光は拝めず。雲間から、かろうじて光の筋が見える程度でした。ホテルの下の海岸に降りてみると、結構波もあって、太平洋って感じです。朝早くからサーフォンそている人がたくさんいましたが、どうやら、サーフィンスポットのようですね。ホテルを出て最初に向かったのは、早朝にも訪れた白浜神社。なんと、2400年の歴史を持つ神社です。こちらは拝殿になります。拝殿から鳥居のくぐって石の階段を上っていくと本殿がありますが、「参拝者のみお進みください」と書いてあります。海水浴客などがわいわい言いながら上がっていくのを防ぐ狙いでしょうね。本殿への参道の脇には、いくつもの格言めいた言葉が掲げられています。本殿参拝度、本殿の前の鳥居の前で記念撮影です。この鳥居の前には、確か、「この先は神域なので、心を正してお入りください」というような内容の立て札があったと思います。白浜神社に参拝後、海中の岩に立つ鳥居に向かいました。朝よりも潮が引いて、岩の上の鳥居まで行けるようになっていました。ということで、鳥居の前で記念撮影です。白浜神社を出て、竜宮窟へ。駐車場に車を止めて下に降りていくと、ポッカりと穴の開いた空間が広がっています。見上げると、ハート型に抜けた空が見えますが、曇天です。天気が良ければ、差し込んだ光に、海も輝くのでしょうね。残念ながら、ここから雨が降り始め、道の駅によって検討会議を開きましたが、月曜日は子供たちも学校だし、渋滞も予想されるということで、午後1時半には、下田を出発。しかし、関東の渋滞はすさまじく、川崎からやってきた長男夫婦が家に帰ったのは、午後9時過ぎ・・・。私たちを乗せた次男の車が川越についたのは、圏央道経由で、7時半でした・・・・。とにもかくにも、無事家に帰れてよかったです。都会に住む人は出かけるのも大変ですね。
2021/12/01
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本日ご紹介するのは、鳥取砂丘に行ったら必ず見るべき場所「砂の美術館」のご紹介です。鳥取砂丘の砂を使って作られたアートは、驚嘆の一言。なにしろ、「砂」なので、開催期間が終了すると壊されてしまうと思うのですが、ほんとにもったいないですね。通常、毎年テーマを変えて開催しているのですが、今年は、コロナの影響もあって、海外のアーティストが来れないということもあって、2年続けての開催となっています。テーマは、「チェコスロバキア」です。まずは、会場に入ってすぐ正面にある精緻な中世の街並みに圧倒されます。世界遺産「チェスキークロムルフ」の街並み。レリーフ状に立体的に中世の美しい街並みが再現されています。ひとつひとつご紹介するのも無理なので端折りますが、とにかく、建物も、人物も、どれもお見事。ちなみに、こちらは「ボヘミアンパラダイス」たくさんの作品があるわけですが、もちろん一人の人が作っているわけではなく、世界各国からアーチストが集まって作品を作っているようです。砂を水を少し混ぜて固めて、そこからこてを使って削り出していくようですが、エッジの利いたシャープな作品は、どれも驚きの連続。「天文時計とセドレツ納骨堂」「リブシェの予言」という作品で、美しく繊細な表現です。みなさん、じっと見とれてみています。一番奥には、迫力のある大きな砂像です。迫力も満点です。「ルドルフ2世とルネサンスの影響」ほんとは、じっくり作品の由来なども確認しながら見たいところですが、閉館時間の問題もあって、結構駆け足の観覧となってしまいました。「プラハ窓外投擲事件」プラハでは、窓の外に人を投げるという事件がしばしば起こるらしい。「ビロード革命と現代化」群衆の細かなところまで表現されていて、思わず身を乗り出してみてしまいますね。表現も実に精緻で、川の流れや、そこのゆくボートや人も細かく描かれていたりして、じっくり見ているとすごく時間もかかります。リアルな、石積の壁とネズミ。以前ここに来たのは、2008年で、その時には、こんな大きな屋内施設はなくて、それぞれの作品がテントの下に並んでいる状態でしたが、今はグレードアップして、大きな施設に迫力ある砂像が並んでいます。屋外で製作中の作品。「砂の城」と言えば、美しいく、はかなく脆いものの象徴ですが、次の展示が始まるときには全部壊されて「砂」に戻るんですね。興味のある方はぜひ、目に焼き付けておきましょう。
2021/11/12
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11月6日の土曜日に、紅葉を求めて、芸北方面に行ってみました。安芸の国の北が芸北で、広島県の東部の備後の北は備北といます。冒頭の写真は、安芸太田町にある「名勝 三段峡」の最奥部にある「三つ滝」という滝です。さて、行ってみたのは、広島市を流れる太田川の上流にある「聖湖(ひじりこ)」というダム湖です。標高800mに近い位置にあって、広島県内では紅葉の早いエリアですね。ダムから下流の望む。ちょうど、この先の見えない部分に、冒頭の「三つ滝」があります。ダムの脇にある駐車場に車を止めて、急こう配の遊歩道を下って5分ほど歩くと、「三つ滝」があります。三段峡のメインエリアから少々離れていることもあって、人影もまばらです。さらに、三つ滝から下流に向かって5分くらいあるくと「竜門」があります。岩でできた狭い水路を水が一気に駆け下りていきます。そこからさらに下って10分くらいあるくと、赤い橋が見えてきて、今回はそこでUターン。三段峡のメインの観光スポットは、ここからさらに30分あまり歩いたところにあるので、帰り道を考えてここで引き返しました。ダムの脇の坂道を上がっていくと、「民俗資料館」があり、古くからこのあたりで建てられた伝統的な茅葺の家屋も移築保存されています。囲炉裏にも火が入って、雰囲気があります。民俗資料館が少しダムから上がったところにあるので、見晴らしは最高!ダム湖の先に見える山は臥竜山。そして、聖湖をぐるっと回りましたので、途中の写真を載せておきます。ダムの周辺の道は、木々に阻まれて、湖がよく見える場所というのは限られています。入江状になったところに、橋が架かっているポイントが、見通しがいいですね。風が強く、波立っているので、水面に紅葉が映らないのは残念。大きな岩が印象的なポイント。ダムの水位が上がると水没するエリアに降りてみました。立ち枯れした木があったりします。水位が上がると、根本は水没しますね。ダム湖の幅も狭くなって、ちょうど、ツチノコのしっぽみたいな感じの部分から、上流を望みます。正面左に見える山が臥竜山。天気はともかく、紅葉の時期としては、ちょうど見ごろですね。帰りに、臥竜山のふもとに広がる、標高800Mの「八幡湿原」に立ち寄りスキー場の横を通って帰途につきました。このあたりは、これから、スキー客でにぎわうエリアです。これからだんだんと紅葉前線も下に下がってきますので、紅葉狩りもしやすくなりますね。
2021/11/08
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本日は、「浦富海岸」の後に行った鳥取砂丘のレポートです。冒頭の「花」は、鳥取名物のラッキョウの花。この時期、ピンクの可憐な花が咲いて、なだらかな丘陵を彩ります。ラッキョウの植えてある地面は、完全に「砂」そのものです。このらっきょう畑も、鳥取砂丘の一部ですね。駐車場から階段を上がると、眼前に砂丘が広がります。風の強かった日の翌朝には、きれいな「風紋」が見えるらしいのですが、風の弱い日の夕刻ともなると、足跡ばかりが目立ちますね。鳥取砂丘一番のスポットは、この「馬の背」と言われる、砂が盛り上がった部分。標高は47Mだとか。まあまあの高さです。砂を踏みしめながら馬の背に上がると、日本海がドーンと開けてきます。この写真は砂丘の東側方向ですが、写真中央付近が「浦富海岸」だと思います。西の方に目を転じると、パラグライダーをやってます。ここで夕日を見るのもなかなかいいらしいのですが、鳥取砂丘もこのあたりで切り上げ。砂の上を駐車場に向かっていると、ウェディング姿のカップルが撮影中。西日がいいライティングになるんでしょうね。やっぱり、砂丘は、春か秋がいいです。もちろん、鳥取砂丘はおすすめなのですが、鳥取砂丘に隣接している「砂の美術館」は必見です。
2021/11/05
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本日は、先週末に行った、鳥取の浦富海岸のご紹介です。「鳥取」と聞いてまず思いつくのは「鳥取砂丘」。これはきっと、全国区の知名度だと思います。それに続く観光地と言えば、大山ですね。中国地方の最高峰で、伯耆富士とも呼ばれますが、知名度としては、中国地方クラスでしょうか。その次の三番手ともなると、なかなか探すのが難しいのが鳥取県。三番あたりからすでに、マニアックな感じになってくるのですが、前から気になっていたのが、鳥取砂丘の少し東側にある「浦富海岸(うらどめ海岸)」です。ユネスコの世界ジオパークにも登録されている、「山陰ジオパーク」の西の端になります。東の端は、京都府の京丹後市までの広いエリアですが、この海岸は世界的に見てもとっても貴重な自然遺産なのだとか。ということで、今回は、その西の端で、地球の営みを感じようという企画です。やっぱり海岸線の雄大さは海からの景色が一番、ということで、遊覧船に乗ります。遊覧時間は約40分。料金は1400円です。9月までは、岩の間まで深く攻める「小舟」による遊覧もあるようですが、秋以降は海も荒れてくるので、やや大型の遊覧船のみの運行です。この船ですね。天気も良くて、とてもあったかいので、皆さん、オープンな後部の席に出て、海岸鑑賞です。海に出るとすぐに鳥取砂丘も見えてくる、そんな距離感ですね。運に出ると目の前には、三角形にとがった岩々が海から突き出しています。その中に、頭の上に松の木を一本乗せた島。これが「千貫松島」と言われる島で、浦富海岸では一番有名な島。下は洞門になっていて、向こうが見えます。鳥取藩主の池田綱清公が、あまりの見事さに「この松つきの岩を、そのまま我が庭に移すことができたものには千貫を与えよう」と言ったという逸話から「千貫松島」と言わているそうです。千貫松島でけでなく、この海岸には、洞門がいっぱいあります。荒波の浸食を受けて洞門ができるらしいのですが、波が当たりやすく集中する場所というのがあるんでしょうね。おそらしいことに、波が打ち寄せる岸壁に釣り人がいたりします。落ちたら死にますね。リアス式の海岸と、飛沫にように散らばったとがった島々が、この海岸線の特徴ですね。打ち寄せる波が白いしぶきをあげて、これぞ日本海って感じ。この海のうねりは瀬戸内海ではあまり見ないですね。海にポコッと突き出した黒っぽい島が「黒島」で、ここらで折り返しとなります。折り返すと、船は一気にスピードを上げて港に帰ります。ということで、海岸側をしっかり見るには、船の右側に座るのがポイントですね。お昼は、遊覧船乗り場に併設された食堂で、海鮮丼。漁師さんが作った感じのワイルドな海鮮丼ですね。1500円店先では、イカが回っていました。この風景は、島根県の日御碕でも見ましたが、山陰らしい風景です。広島からだと、4時間半くらいかかります。調べてみると、大阪からだと3時間ほど。ここまでくると、大阪の方が近いんですね。遊覧船を降りた後、少し移動して、海岸線の湯歩道へ。遊歩道をあるいて、遊覧船でみた風景を陸側からも見えるようですが、結構時間もかかりそうなので、ちょっとだけ歩いて、千貫松島の見える場所まで行ってみました。陸側から見る、千貫松島。左側の三角形の島です。小さな浜まで下りてみました。流木がたまっていて、足元は少し大き目の石ですね。ここから見る風景もかなりいけます。ここから鳥取砂丘に行くため、湯歩道はここまでで切り上げましたが、時間があればぜひ歩いてみたい遊歩道でした。春から夏にかけては、海も穏やかで、コバルトブルーに輝くのだとか。透明度は沖縄に匹敵するほどで、日本有数。今度は、春ごろに来て、小船で遊覧したい場所ですね。冬は海が荒れるので、遊覧船も11月までです。
2021/11/02
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スペイン瓦の建物と、ドーム。この写真を見て、ここがどこか分かった方にとっては懐かしい場所。ここはどこかといいますと、呉ポートピアパークです。ここはかつて、スペインの「コスタ・デル・ソル」をモチーフに作られた遊園地。太陽が燦燦と降り注ぐ地中海の港町の雰囲気ですね。なかなかいい雰囲気ではありますが、かつて、店が連なっていた通りに人影なし。ただ、テナントとして貸してはいるようで、ところどころに入居しているお店もありました。現在は「呉ポートピアパーク」として、公園として開放されています。バブル末期の1992年に開園。1998年には経営不振のため、閉園。負債額は114億円。わずか、8年の開園でした。私も、家族を連れて、閉園間際に一度行ったことがありますが、今は30才を越えた子供たちも、当時は小学生でした。シンボルでもあるドーム。ドームを抜けると、海への道で、ここがメインストリート。海の見える休憩所。そこを抜けると、瀬戸内海です。なかなかいい雰囲気だと思いますが、現在は「大き目の公園」といった感じで、近隣の住民の方が遊びに来ている感じなので、こういった景観にはあまり興味がないようで、人が集まっているのはどこにでもあるような遊具の周りでした。地中海っぽい建物を眺めて、階段に座る4人の若い女性がいました。私には理解できない言葉で会話をしていたので、おそらく、ベトナムあたりからきた実習生なのだろうと思います。駐車場にあった手作り風看板。「またきてね」とあります。この日は夕暮れ前に帰りましたが、ここから見る夕日はとてもきれいですし、少々くたびれたスペイン風の街並みも、シルエットになると、結構絵になります。かつて、遊園地に足を運んだことがある方は、ぜひ一度どうぞ。⇒リゾートな夕景(2011/10/3)1997年8月27日 閉鎖前に行った時の写真です。一番盛り上がったのは、輪投げでした。無邪気だったこの子達も、もう30才を過ぎました。
2021/10/27
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10月23日(土)に、広島市中区幟町にある「カトリック幟町教会」に行ってみました。最近まで耐震工事が行われていて、前回訪れた際には、仮設材とシートで覆われていてまったく見えなかったんですが、工事も終わったようです。この教会は、「世界平和記念聖堂」という名の通り、原爆投下によって犠牲となった方々への慰霊と、平和への祈念が込められた教会です。なんと、終戦から5年後の、1950年8月6日から着工されたということなので、驚きです。そこから5年の歳月をかけて完成したとのことですので、完成は1959年。私よりも先輩になりますね。教会の前には、ローマ教皇 ヨハネパウロ2世のブロンズ像がありますが、1981年に来日された際には、この教会も訪問されたようです。かれこれ40年も前の話ですが、その時の教皇来日は大きなニュースになりました。この教会は、当時幟町教会の司祭であった、フーゴ・ラッサール神父の発案され、カトリック信者を中心に寄付が募られて完成されたもの。建築家 村野藤吾氏によるRC造。重要文化財にも指定されています。教会内部に入ると打ちっぱなしのコンクリートが印象的です。中央に天井の高い身廊。両脇に側廊がある、三廊構造で、典型的な教会建築ですね。正面のキリストの壁画は、1961年にドイツの首相から贈られたもので、「再臨のキリスト」を表現したものだそうです。ステンドグラスは日本を表現するために「梅」の意匠が取り入れられています。確かに、この形のステンドグラスは海外にはないでしょうね。両サイドにはステンドグラスがはめ込まれていて、きれいです。ステンドグラスには、聖書に書かれた有名なシーンが描かれています。外もいろいろ見どころがあります。デュッセルドルフ市から寄贈されたという、重厚な青銅も扉には、レリーフが施されています。また、聖書をモチーフにした欄間彫刻。まだ訪れたことがないかたは、ぜひ一度どうぞ。エリザベト音楽大学の隣です。実は、2011年3月に初めてこの教会を訪れた際には、偶然、教会内を案内していただいて、塔の上にある平和の鐘まで見せていただきました。その時の記事はこちら。⇒世界平和記念聖堂(カトリック幟町教会)
2021/10/26
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広島県東広島市は、「酒どころ」として有名です。「酒都 西条」なんて言ったりします。東広島市は、もともと、「賀茂郡西条町」といい、合併して市に昇格する際に「東広島市」になりました。全国的な知名度はよくわかりませんが、少なくとも広島で「酒どころ」と言えば、西条です。東広島市の中心である西条駅のすぐそばに、酒造所が密集した「酒蔵通り」があり、赤瓦と白い壁が印象的な酒蔵通りがあります。マンホールももちろん、最近話題のご当地マンホール。やっぱり「酒都西條」と書いてありますね。日本三大醸造地とされるのは、「兵庫県の灘」「京都の伏見」そして、この西条らしいです。このエリアに入ると目立つのは、こういった赤レンガの煙突。これは、酒の原料となるお米を蒸す際に火をたくので、そのための煙突です。今では、ボイラーなどで蒸すため、この煙突から煙が出ることはなく、遺構的な要素が強いようですね。東広島市西条には「国分寺」があります。「国分寺」は、奈良時代に、聖武天皇に詔よって全国各地に作ることが命じられたもので、その総本山が東大寺になります。その時代、このあたりは、安芸国の中心的な場所でもあったのでしょうね。さて、その西条ですが、毎年「西条酒祭り」というのが行われて、とっても盛り上がるらいいのですが、去年、今年と、コロナで中止でした。西条の酒造協会に加盟するのは、8社で、西条の代表的な銘柄は「賀茂鶴」「賀茂泉」「亀齢」「白牡丹」「西條鶴」「福美人」「桜吹雪」「山陽鶴」。煙突に書かれた銘柄を見ながらあるくのも楽しいです。一応、東広島では一番の観光資源なのですが、歩く人もまばらで、ちょっと寂し気。全国的にコロナが落ち着いてきて、観光地への人出もかなり増えているようですが、まずは、誰でも思い浮かぶような一級観光地から人出が増えて、西条のような「知る人ぞ知る」観光地に人出が戻ってくるのは、そのあとになるのかもしれませんね。お酒の直売所などもあって、日本酒好きの人には、とってもおすすめです。一般的には「甘口」と言われています。これは、使用する水の硬度によるものらしく、辛口の灘の酒は硬度100。西条の酒は、硬度30の軟水です。酒蔵通りには、カフェなどもあって、お酒好きでなくても風情を楽しむことができます。駅からも近いので、JRで行って、試飲も楽しんで帰る、というのもいいですね。ちなみに、私は、晩酌も全くしない下戸です。
2021/10/20
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10月9日(土)に、今年初めての花火を見に行ってきました。冒頭の写真は、田園の中で打ちあがる花火です。場所は、廿日市市吉和。私の住む、廿日市市の沿岸部から1時間ほど山に向かって走ったところにある山村で、合併前は「佐伯郡吉和村」といい、人口も600人ほどしかいません。ここは、私の父の生家のある場所で、お墓もあり、父も畑を作っていたりしていて、私のブログにもしばしば登場します。住んでいる人口は少ないのですが、「吉和出身」という人は多くて、毎年お盆には「吉和夏祭り」ということで、たくさんの人がやってきます。神楽があったり、川魚のつかみ取りとか、夜店もたくさん出て、村内も大渋滞となります。しかし、今年は、新型コロナの緊急事態宣言などで数度延期となり、やっと、10月に入って「花火の打ち上げ」だけが開催されました。もともと、村の夏祭りの一環として行われている花火なので、20分ほどの時間ですし、その他のイベントもないということで、人は少ないだろうと考えていましたが、予想に反して、駐車場がいっぱいになるくらいの人が来てました。私が「花火」を知ったのは、会社の事務スタッフからですし、みんな、どうやって知ったのでしょう?村の花火としては、結構頑張っていて、一時間かけて中国山地の山中に足を運んだ人たちも喜んでいたようでした。コロナ禍で、広島県内の花火大会も全滅。時折、サプライズ花火が話題になるくらいで、もちろん、それにも遭遇したことはありません。今年はもう花火も見れないと思っていましたが、会社のスタッフからの情報で、花火を見ることができてよかったです。花火が上がると、稲刈り直前の田んぼが浮かび上がります。それもまた、珍しい風景ですね。
2021/10/11
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やっと緊急事態宣言が解除され、急激に人の動きが出てきたみたいですね。今後のことは心配ではありますが、ついつい我が家でも「せっかくいい天気だから」ということで、広島県の北東の端にある国営備北丘陵公園に行ってきました。雲一つない空にコスモスが映えますね。緊急事態宣言の解除もあってか、昼過ぎに公園に到着した時には駐車場も満車でしばらく待ちました。急激に人が動き始めたせいかどうかは分かりませんが、庄原のお蕎麦屋さんはどこも満員、行列で、相当は待ち時間となっていました。それでも、口が「そば」を求めていたので、公園内の食堂で「そば定食」を注文。1050円ですが、やっぱり、そばは蕎麦屋で食べることをおすすめします。さて、青い空にコスモス。さわやかな高原の風、といいたいところですが、正直、かなり暑くて、汗かきました。こちらは、鶏頭です。大型遊具のある「芝生広場」は、お子様たちでいっぱい。孫が喜びそうだ、なんて、ジジババな会話をしながら通過。備北丘陵公園のある広島県庄原市は、中国山地のど真ん中にある、ということもあって、「里山」もテーマになっています。里山を再現したエリアでの一枚。ちゃんと稲も植えてあって、稲刈り体験もできます。うちの奥様が見つけた赤とんぼです。柿に赤トンボ。秋ですね~くれぐれも、新型コロナへの感染には注意して行楽に出かけましょう。
2021/10/04
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オリンピックの開会式のあった7月22日の木曜日。山口県宇部市の「ときわ動物園」に行ってきました。動物園は、「ときわ公園」という大きな公園の一部になります。ときわ公園は、常盤湖に面した公園で、中には、動物園をはじめ、遊園地、植物園などもあって、なかなか立派な施設になっていますね。で、その一角に動物園があるのですが、この動物園が他と違うところは、「猿」に絞って充実させている点ですね。動物園エリアはさほど広くありませんが、アジア・南米・アフリカゾーンに分かれていて、世界各地の「サル」を見ることができます。各コーナーでのイベント時間も明示してあって、とても親切。園内は、サルの生息する環境が再現してあって、雰囲気出してます。こういう森の中に自然にサルがいるので、テンションも上がりますね。で、入り口から最も近い場所にいるのが、シロテテナガザル。ほぼ、進撃の巨人の「ケモノの巨人」です。高い木の上で、雄たけびを上げてました。活発に木の上を動き回ってくれるので、このサルを見ているだけで飽きません。こちら、シシオザル。しっぽがライオンみたいなので、この名前がついたとか。残念ながら、しっぽは確認できず。こちら、ボンネットモンキー。ボンネットとは、つば付きの帽子のことで、髪の毛がつば付きの帽子のように見えるのが由来。さらに、こちらのとってもおしゃれなヘアスタイルのおサルさんは、トクモンキー。理容室に行ったとしか思えない完成度ですね。この動物園の特徴は、全体にこじんまりしているので、動物との距離が近いこと。木陰も多くて、真夏でも炎天下を歩く必要がないのはいいですね。フラミンゴもいます。こちらのかわいらしいおサルは、リスザル。でも、結構険しい表情で威嚇してきます。こちら、カピパラ。水に潜った姿も見ることができます。フサフサの尾を持つ、フサオマキザル。顔はこんな感じです。このサルは、なかなかイケメンだと思います。そして、クモザル。園内は、世界各地の雰囲気を出していて、楽しいです。アフリカゾーンに入って、パタスモンキー。お口直しのミーアキャット。毛並みがとってもきれいな、ブラッザグエノン。風格漂う顔をしてます。どこにおサルがいるかというと、木の枝が積み重なった下です。ワオキツネザル。ニホンザルもいます。世界各地のサルを堪能したら、最後に学習&ふれあいゾーンがあって、動物たちと触れ合うことができます。こちら、毛を刈って、とっても貧相に見えるアルパカですね。木製の遊具のある広場もあるのですが、コロナのせいで、閉鎖中でした。広島には、「安佐動物公園」という大きな動物園があるのですが、とにかく広くて、歩くだけでも疲れるし、広い分だけ、動物との距離も遠かったりします。さらに、夏は日陰も少なくて、かなりきついです。その点、ときわ動物園は、こじんまりしていて、木陰も多く、子供たちには、きっと楽しいと思いますね。ただ、ライオンとか象とか、キリンとかいった一般的な動物園の定番動物はいないので、「おサルを見に行く」と言って出かけた方がいいでしょう。
2021/07/28
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7月10日の土曜日に、広島市佐伯区の石内街道沿いにある「タコハウスgute」に行ってきました。たまたま、そのそばに用事があり、昼はどこで食べようか考えているときに、うちの奥様が「石内におしゃれなたこやき屋ができたよ」と言う。ということで、昼ご飯はたこ焼きに決定。石内バイパスを、山陽自動車道五日市インターから五日市市街地に向かう側からであれば、お店の裏側に回って、ドライブスルーも利用できます。建物の上に植物が生えていて、それもかわいらしいですね。お店のロゴの下にはアメリカンスタイルのバイクが置いてあったのですが、おそらく、お店のディスプレーも兼ねているものと思われます。石内バイパスに面していますが、五日市の市街地からだと中央分離帯に阻まれて、Uターンが必要で、それがちょっと残念ですね。建物は、四角い箱状のものが二つ並んだ形。それを「岩窟住居」風に仕上げてあります。建物の裏側には、きれいな庭もあり、ドライブスルーも可能です。庭との一体感や全体的な仕上げの統一感を見ますと、かなり完成度が高いです。また、お店がおしゃれなこともありますが、お店のスタッフの女の子がとっても感じがよかったです。手前がドライブスルーの受け渡し口で、向こう側の細長い窓がある建物がイートイン。とってもおしゃれで、たこ焼き屋でこれだけ作りこむと、初期投資も大変だったろうな、なんて思ったりしましたが、同じようなコンパクトな箱が二つ並んでいることから、これは「コンテナ」だな、と気づきました。イートインの内部はこんな感じ。壁面は基本丸みがあって、「岩窟」を感じさせますね。「コンテナ」の再利用であれば、この幅の狭さも理解できますし、おしゃれではありますが、比較的初期投資も抑えられたかもしれませんね。細長い窓はイートインのカウンターになっていて、庭を見ながら飲食できます。たこ焼きのネギ掛けで、鰹節もかけてもらいました。それから、わらび餅。たこ焼きは中がふわふわの熱々で、おいしかったですよ。気になったので、「たこやきハウスgure コンテナ」でググってみると、「藤山建築デザイン事務所」が出てきて、このお店の紹介もされていました。興味のある方もおられるかと思いますので、勝手にリンクをはらせていただきます。⇒藤山建築デザイン事務所HPを見させていただくと、やはり、自然との共生をテーマにデザインしておられるようですね。全体に完成度が高いのも、納得です。
2021/07/12
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本日は、花菖蒲を見たあとに行った、錦帯橋です。木で作られた美しいアーチは、必見ですね。梅雨時ということもあって、この日は水量も多く、川の流れも速め。橋げたの礎石も流れに表れて、木部まで濡れています。錦帯橋のアーチは全部で5つ。両岸側は、細かく橋げたを立てて支えていますが、中央の三つのアーチは、大きな礎石の間を木を組み上げてアーチ状につないであります。大きな礎石は、船の舳先のようにとがっていて、川の流れの圧力を軽減するようになっています。分かりにくいので、310円の通行料(往復)を払って、橋を渡ってみます。2004年に錦帯橋の架け替え工事が行われましたので、すでに17年。手すりのかなりひび割れがきてますが、雨ざらしの状態なので、これはやむを得ません。橋の上から川を見下ろすと、礎石の川下側には、白く、瀬ができていました。礎石を見ると先端がとがっているのがよくわかります。アーチに合わせて、階段状になった橋の座板。去年だったか、ここをバイクで走ったという不届き者がいて、文化財保護法違反で逮捕されたとか。橋の座板は全部で550枚あるらしい。橋の頂上部からの眺め。橋を渡って河原に降りると、橋の裏側もよく見えます。こちらの礎石は水没していませんでした。どのくらい地面に埋めてあるのでしょうね。流れの急な橋のたもとでは、鮎釣りをしている方もおられました。橋の裏側。当然、こんな長くて大きな木はないので、木を組んで、どんどん持ち出して行って、中央であわせて支えあっています。最初に錦帯橋ができたのは、1673年。しかし、翌年、礎石ごと流失してしまい、さらに強化して再建され、その後は流失を免れて、現在まで幾度も架け替えが行われてきたとか。すごい技術ですね。錦帯橋では、毎年6月から観光鵜飼が行われます。が、去年はコロナで全面中止、ことしも、6月から開始の世手でしたが、7月に延期になったようです。2012年 鵜飼を見に行った際の記事がこちら。⇒錦帯橋 夏の風物詩 鵜飼はじまる 鵜飼見物の遊覧船も、なんだか寂しそう・・・・。
2021/06/10
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先週の土曜日、山口県和木町の「蜂が峯公園」に行って、OLD ASHIBAのテーブルでワッフルを食べた、ということは昨日のブログで書きました。そこから、15分ほど、一山超えて走ると、山口県岩国市の錦帯橋につきます。梅雨時ということもあって、川の水はかなり多めで、礎石の足元が洗われているのが分かります。錦帯橋は、一本上流の橋から見るのがおすすめです。さて、一本上流の橋のたもとの駐車場に車を止めて、まず向かったは、佐々木小次郎の銅像の前。ここには、大きな菖蒲園があります。中央が「物干し竿」と言われた長い刀を使いこなした佐々木小次郎の銅像。山の右上の突起が、岩国城。そして、背後に広がるのが「吉香菖蒲園」ですね。かなり広いエリアに、整然と花菖蒲が咲いています。おそらく、百種類以上の花菖蒲が植えられているのだと思います。今が見ごろではありますが、まだこれからのものも多く、これからが本番、という感じですね。花菖蒲というのは、とても見栄えがいいので、どんどん品種が増えて、とても名前を覚えきれるようなものではないですね。紫系のオーソドックスなもの。白地にピンクで、花の形も少し違うもの。白地に、濃い紫が美しいもの・・・。菖蒲の向こうに見える白壁は、「香川家長屋門」。城下町の風情もあります。吉香菖蒲園のそばにあるのが、「徴古館」。1945年の完成ということなので、なんと、終戦の年です。とてもどっしりとした重厚な建物です。吉川家に関する資料や、錦帯橋についての説明があり、入館は無料。内部は、錦帯橋をモチーフにしたのか、アーチ形状をモチーフにしてあります。これからの季節、暑さをしのぐにはいい場所です。さて、そこから山の方向に進むと、吉香神社があります。岩国藩藩主の吉川家の先祖を祀った神社ですね。新緑が美しいです。アジサイもこらからが本番ですね。神社の脇で見つけた、生命力あふれる楠。切られた幹の上から、いくつもの枝が伸びて、葉を茂らせていました。そのそばにあった切株。おそらく、弱ってきたかなにかで切られたものだと思いますが、この切株からも、来年にはたくさんの枝が伸びてくるのかもしれません。この生命力の強さが、神社に植えられている所以でしょうか。山際にあるのが、「城山菖蒲園」です。ここも美しい菖蒲園ですが、小次郎像のところの菖蒲園よりも、少し咲き方が遅いようで、これからが本番、といったところですね。6月いっぱいは花菖蒲も楽しめそうなので、密には気を付けて、ぜひどうぞ。
2021/06/09
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本日は、5月29日(土)に、廿日市市吉和に野良仕事の手伝いに行った後のお話です。昼からの仕事もないということで、吉和村の中心部から、さらに奥にある、立岩ダムまで行ってみることにしました。最初の写真は、ダムのそばから登山道を10分あまり上ったところにある「瀬戸の滝」です。落差は49Mで、梅雨時ということもありますが、なかなかの迫力です。メインの滝の上には、もう一段滝が見えます。左手に瀬戸の滝、右側は渓流になっていて、十方山への登山道は右側につながっています。マイナスイオンいっぱいですね。さて、少し時間をさかのぼって、吉和村の中心部からさらに奥へ、と言いましたが、実際には太田川の下流へと向かう道になります。細い道の周辺は植林された杉林が続きます。林道のような道を抜けて、少し周囲が広がってきたあたりに、駐車場とトイレがあって、ここが十方山の登山道の入り口となります。この日も、駐車場には5台ほどの車が止まっていました。上流からになるので、登山道の入り口は、立岩ダムのお尻付近にあたります。ダム湖沿いの細い道をさらに安芸太田町方面に向かって進むとダムがあります。このダムの完成とともに水没した場所に、我が家のご先祖様が住んでいたとのこと。電力供給を目的としたダムで、昭和14年の完成。父も幼少のころまではここにいたらしいのですが、記憶はあまりないようです。さて、トイレのある登山道入り口から、「瀬戸の滝」まで800M。比較的起伏も少ないので、足に自信のない方でもおそらく大丈夫です。滝までの道は、渓流沿いに進みますので、景色も美しく、さわやかです。新緑が水面も緑に染めてますね。特徴的な3連の橋。この橋がなかった頃には、かなり危険な場所であったかもしれませんね。新緑の先に、いよいよ滝が見えてきました。町に出るのも憚られる時期でもありますし、中国山地の新緑に包まれるのもいいですね。道は、この先、十方山山頂につながっていて、まだまだ入り口付近ですが、私はここでUターン。
2021/06/01
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皆様、GWはいかが過ごされたでしょうか?遠出しにく状況でもありましたが、私が一番遠くまで出かけたのは、尾道~福山でした。第一の目的は、尾道美術館の「愛のヴィクトリアンジュエリー展」を見ること。これは、うちの奥様の趣味です。一般的な男からしてみれば、タイトルからして少し怪しげに感じられたりしますね。実際、入館者のほとんどは女性でした。ヴィクトリアン時代とは、英国でヴィクトリア女王の在位した時代のこと。1837年-1901年 産業革命に成功したイギリスの絶頂期でもあります。経済のみならず、文化、工芸など、多岐にわたって繁栄した時期でした。一方で世界的には激動の時代です。アヘン戦争で「清」から香港島を割譲させたのは1842年。アメリカの南北戦争が、1861年。明治維新は、1868年。「愛の」とタイトルにつくのは、ヴィクトリア女王と夫のアルバートが大変仲が良かったことから、その時代のスポットをあてて、婚礼や、服喪のジュエリーや衣装なども展示しつつ、当時の文化を紹介している展覧会です。ヴィクトリア女王の方が、ドイツ出身のアルバート公子にほれ込み、プロポーズしたようです。会場内、唯一の撮影スポット。ヴィクトリア時代のティーコーナー。さて、ここから、だらだらととりとめもなく、話を続けます。千光寺公園内にある尾道美術館を出て西側に歩くと、きれいな藤棚がありました。桜のシーズンには屋台も並び、人であふれるエリアですが、せっかくの藤棚周辺にも、人はあまりいません。藤棚を抜けて先に行くと、千光寺公園の西展望台があるのですが、かつてはここから、尾道城を近くに見ることができました。今は撤去されて、四角い基礎だけが残っています。そこから、尾道の坂道を急いで下り、「朱」というラーメン屋さんへ。尾道ラーメンの元祖といえば、「朱華園」。去年もともとあった店は、店主の高齢化のため閉店。そのあと、その奥さんと娘さんが少し離れた場所で始めたお店が「朱」です。行列に20分くらい並んで店内に入りました。メニューはこれだけ。ちゃーしゅー麺。800円。味は、地元の人の評判通り、朱華園のこってり背脂の尾道ラーメン、というよりも少しあっさりした感じ。女性的といえば、女性的なのかもしれません。焼きそば。800円。GWにしては明らかに人が少ない尾道でしたが、尾道ラーメンの店には行列もできてます。尾道商店街も、人通りはさほど多くはありません。テレビがよくやる、圧縮効果。一気に「密」な感じになりますが、望遠レンズで撮ると、全体が圧縮されて詰まった印象になります。テレビのニュースで「密」を強調したいときは、この手法がとられます。尾道商店街の路地から北側を見ると、線路の向こうはもう山です。しまなみ海道は、サイクリングのメッカということもあって、尾道商店街にも、自転車関係のお店がいくつかできてましたね。うちの奥様は、結婚前に尾道の「益原楽器店」で事務員をしていましたが、そのお店も、シャッターをしめて、外商とピアノ教室だけになっていました。そこが今回、まったく違うおしゃれな店に。尾道の商店街は、どんどん新しい店が増えてますね。商店街を散策して、ロープウエイで千光寺山の頂上に向かいます。片道320円。上りはロープウエイで、下りは歩くのがおすすめ。千光寺公園の展望台は現在リニューアル工事中でした。千光寺公園には、昔、小さな遊園地があり、確か、観覧所もあったはず。最後に「サル山」だけが残っていたのですが・・・・・。最後のおサルさんも、老衰で死亡し、今は廃墟となりました。サル山のそばにもきれいな藤棚がありました。レトロ感もあり、新しいおしゃれなお店もあり、お寺もいっぱい。海風に吹かれつつ散策するには、気持ちのいい季節ですね。
2021/05/07
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昨日のブログで、広島フラワーフェスティバルの街角に置かれた、WOODPROのプランターなどについて、ご紹介しましたが、本日は、その際に撮った、平和公園周辺の様子をご紹介します。冒頭の写真は、原爆ドームと河をはさんだ対岸にある花壇越しの原爆ドームです。フラワーフェスティバルのシンボルでもある「花の塔」。原爆資料館は入場人数制限のため、整理券をもらってからでないと入れません。資料館前から見る原爆ドーム。「原爆死没者慰霊碑」越しの原爆ドーム。慰霊碑からさらに原爆ドームの方にあるいていくと、 冒頭の花壇があります。GWあたりは例年バラが咲き、春先にはチューリップが咲き誇ります。原爆ドーム側から目を転じると、千羽鶴が平和の象徴となった由来でもある、佐々木禎子さんをモチーフにした「原爆の子の像」。平和の願いを込めて折られた千羽鶴が飾られています。原爆ドーム。外国語を話す団体観光客。中国語でも、韓国語でもなく、印象としては、東南アジア圏の言葉のような気がしました。この時期、ツアーではないと思うので、おそらく、ベトナムあたりからきた「研修生」が、GWの休みを利用して、日本の観光地を見学しているのだろうと推察。原爆ドームも新緑に包まれています。広島は、太田川の河口の三角州の上にできた町で、街中を幾筋ものの川が流れています。かつての物流の主役は船。広島市内には、いくつもの「雁木」と言われる河辺への階段が残っています。新緑を移す水面すれすれを飛翔するアオサギ。イサムノグチのデザインした、平和大橋。以前は、橋の内側の歩道を使っていたので、とても狭かったのですが、今は橋の外に広い歩道が作られました。ということで、なかなか本格的な旅行も難しい時期ですし、近くを見つめなおすのもいいですね。
2021/05/06
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