SAIZO'S WORLD
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太宰治の『人間失格』です。昨年の夏、集英社文庫では太宰治『人間失格』のカバーを人気コミック『DEATH NOTE(デスノート)』の小畑健さんのイラストに変えました。そうしたところ、3カ月で10万部を突破するヒットになったそうです。それまでは、増刷しても年に数千部だったそうですが、カバーを変えたことで売れ行きが全く違ったようですね。この企画を仕掛けたのは文庫編集部で「破滅的で美しい『デスノート』と太宰の世界観は通じるのでは」と提案したのがきっかけのようですね。解説などを含め、中身は変えておりません。この文庫は「デスノート」の主人公を思わせる少年のイラストで、コミック売り場に置かれることもあり、近代文学になじみの薄い人たちも巻き込むブームになりました。こういう工夫により、文学作品に馴染み易くなるということは良いことですね。本もジャケ買いの時代になってきました。「恥の多い生涯を送ってきました」3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながら薬物におぼれていくその姿。「人間失格」はまさに太宰治の自伝であり遺書であった。作品完成の1か月後、彼は自らの命を断つ。<内容紹介より> Novels♪リンク
2008.01.25
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