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富樫倫太郎の 『太子暗黒伝』
です。 『陰陽寮』
の終結から1年余り経ち、昨年夏より書き下ろされるようになったのがこの作品です。
聖徳太子を違う側面から描いた伝奇小説です。
時代は587年。日本は飛鳥と出雲、そして九州に邪馬台国が鼎立する三国分裂の時代であった。出雲に起こる波乱の兆候、朝廷内での物部氏と蘇我氏の反目。そして出雲へと旅する厩戸皇子…。古代社会を舞台に贈る伝奇ロマン。(新書カバーより)
大和と河内を結ぶ穴虫峠の獣道を歩む二つの人影。飛鳥へむかう出雲からの旅人だった。二人は遠い出雲の国から飛鳥の廐戸皇子を訪ねて旅してきた。出雲の大神様は普通の人間では駄目だ、所詮ただの人間など大奈無智や少奈彦の暴虐さや狡猾さに敵わないというのだ。 廐戸皇子は池辺皇子(後の用明天皇)と穴穂部間人皇女の間に生まれた嫡男だったが、用明天皇には壮年の兄弟が何人もいるので、大王になる確率は低い。
そんな人間になぜ?皇子は、ただの人間でないというのだ。時代は五八七年。日本は飛鳥と出雲、そして九州に邪馬台国が鼎立する三国分裂の時代であった。出雲に起こる波乱の兆候、そして朝廷内では物部氏と蘇我氏が反目していた。朝廷内の新旧両勢力の権謀と戦い。出雲へと旅する廐戸皇子…。(太子暗黒伝 壱より)
廐戸皇子は出雲の動向を探りに検分使として大奈無智の宮殿に滞在し、 出雲が戦争準備に余念なく、大和朝廷に叛旗を翻そうとしていることを明らかにした。
が、その間に、飛鳥では大王が薨去し、大兄と指名された彦人皇子の命が奪われた。物部氏と中臣氏は穴穂部皇子を次の大王にしようと画策する。廐戸皇子は父、用明天皇の死霊と話しあい、決して逃げずに大和を支えていくことを誓う。いっぽう、大和との戦を準備する出雲の背後をつき、邪馬台国が筑前・筑後を奪い返そうと動き出した……。 (太子暗黒伝 弐より)
聖徳太子が14歳の少年で、しかもこれだけかっこよく描かれると・・・お札に載っていた頃の聖徳太子と比較しようとしても比較のしようがありません・・・(笑)
告白 湊かなえ/著 双葉社 2009.03.08 コメント(1)
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永遠なる神の都(上)(下) 龍の黙示録… 2009.02.22
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