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二代目ラガーマン奮闘記「チクショー、…」
平成の二代目“ボンボン”の逆襲
二代目ラガーマン奮闘記「チクショー、オレが立て直してやる」
チタカ・インターナショナル・フーズ(外食・食品販売)社長 角 日出夫
その“二代目”は、「2期連続赤字」と「融資ストップ」の二重苦を跳ね返し、
わずか6年で会社を優良企業に育てた。
会社経営の経験のなかった彼に、どうしてそんな離れ業ができたのか。物語は、
彼の「チクショー」という叫び声から始まる。
チタカ・インターナショナル・フーズ“二代目”の角 日出夫にとって、会社を
継ぐタイミングは「最悪」だった。
当時のチタカは、ファストフードのフランチャイズ店やとんかつ店などの外食が
主力。日出夫が事業を引き継いだ1997年、消費低迷のあおりを受けて不採算
店が続出し、2期連続赤字に陥っていた。その上、主要取引銀行の一つからは、
業績不振を理由に融資を止められてもいた。
社長就任から間もなくのことだ。融資の再開を頼むため銀行を訪れた日出夫に、
担当者はこう言い放った。
「このまま行けば、お宅の会社、潰れるんじゃないの?」
あまりの屈辱感に、日出夫は腹の底から闘志が湧き上がるのを感じた。
「チクショー。今に見てろ。オレは、絶対にこの会社を立て直してやるからな!」
日出夫は元々、目黒高校、明治大学、新日鐵釜石とラグビー界の王道をひた走っ
た名ラガーマンだった。結婚した女性が、たまたまチタカ創業者の一人娘だった
こともあって、首のけがでラグビーを引退したことを機に、90年、迷わず義父
の会社に飛び込んだ。
チタカに入社した日出夫は、店のホールスタッフから店舗開発まで、社内で就く
ことができるほぼすべての業務を経験した。二代目修行とぼんやり考えていた入社
7年目。突然、創業者の義父から社長指名を受ける。もちろん、会社経営は初めて
のこと。そこに浴びたのが、銀行担当者の強烈な“洗礼”だった。
ラグビーで培ったノウハウを会社の経営に生かす
「当社が抱える最も大きな問題は、何なのか」
再建に動き始めた日出夫の頭に真っ先に浮かんできたのが、「組織力の低さ」だった。
日出夫は平社員時代から、「どこの部署へ行っても社員のやる気がないのはどうして
だろう」と不思議だった。よくよく考えてみると、その原因は、「経営幹部への
不信感」にあるように思えた。
バブル絶頂期はそれでも問題なかったが、業績が下降すると、社内で、経営幹部の
不甲斐なさが目立つようになっていた。責任の所在が不明瞭で、具対策もない。
組織としての機能低下は当然だった。
そうと分かれば、話は早かった。日出夫は頭の中で、具体的な「問題解決への青写真」
を描いてみた。
「組織力を挙げる方法は、ただ一つしかない。社員全員のベクトルを同じ方向へ
向かわせることだ。それには、明確な目標の提示と、社員それぞれとのコミュニ
ケーションが欠かせない」
こんなにも早く日出夫が復活策を描けたのには、理由があった。日出夫は高校、
大学、社会人とすべてのチームでキャプテンを務め、すべて日本一に導いた経験が
あった。名門校の部員数は100人を超え、キャプテンの責任はあらゆる面に及ぶ。
組織力がものを言うラグビーのチーム経営なら、日本でトップクラスに上り詰めた
ことがある。この成功体験が、この時の日出夫に確固たる自信を与えていた。
目標の提示と対話 異文化持ち込み、意識改革
明確な目標を示すため、日出夫は、経営方針書を全社員に配った。眼目は、「経常
利益2億円」の達成。書面にしたのは、口で言うより説得力が出ると考えたからだ。
社員とのコミュニケーションは、日出夫が閉店後の店舗に飛び込み、社員達に語り
掛けることから始めた。
「何でもいいから、疑問に思うことがあったら聞いてくれ」
日出夫がそう呼び掛けると、彼らは、心の中にわだかまっていた疑問を次々と
日出夫にぶちまけた。
「ウチの会社、本当に大丈夫なんでしょうか」
「黒字にできなかったら、私達はどうなるんですか」
次々と浴びせ掛けられる質問に、日出夫は、一つずつ丁寧に答えた。
経営方針書を社員に配布したり、社長が社員と膝をつき合わせて話をすることなど、
それまでのチタカにない“異文化”だった。
30年以上にわたって社内から同社を見つめてきた監査役の吉田登喜男は、「これが
会社の体質そのものを完全に変えた」と証言する。
当時、食品製造スタッフだった茗井敏之も、吉田の意見に賛成だ。
「その頃の社員は、社長は雲の上の存在だとばかり思っていました。でも、社長との
対話を重ねるごとに、そんな考え方も吹き飛んでいきましたよ」
給与10%カットを乗り越え「利益2億円」の目標達成
日出夫の努力が本当の意味で実を結んだのが、「平均10%の給料カット」を実施
した時だ。利益目標を達成するためには不可欠な緊急措置だったが、、これが思わぬ
効果を呼んだ。
給料を10%も減らされれば、大抵の社員が辞めていくはずだ。しかし、チタカの
社員達は違った。辞めるどころか、容器にこびりついたマヨネーズをスプーンで
すくって使ったり、店舗の営業時間を自主的に延長したりと、自ら頭をひねりだし
たのだ。
実は、給料カットの実施前、日出夫は、全社員にこう呼び掛けていた。
「目標を達成できたら、カットした分の給料は必ず返済する。だから、協力して
もらえないか」
日出夫と社員達との距離は、確実に近づいていた。社員達が目の色を変えて行動
し始めたのも、「この社長なら絶対に約束を果たしてくれる」と信じて疑わなかっ
たからにほかならない。
こうして日出夫は、到底無理だと思われた「利益2億円」の目標を、就任初年に
達成することができた。
日出夫の快進撃は、その後も続いている。デパ地下で発売した「なめらかプリン」で
ヒットを飛ばし、2003年3月期の売上高は169億円を記録。所長就任時に
比べ、実に1.4倍の数字を上げた。経常利益も増加しており、チタカは今や優良
企業だ。
負の遺産を背負いながらも、会社を成長軌道に乗せる“平成の二代目”。その
パワーの源泉はどこにあるのか。日出夫は、こんな持論を展開してみせた。
「人は、どん底からはい上がって初めて、辛さや苦しみの向こう側にある勝利の味
を知るのだと思うんです。平成の二代目が強いとしたら、それは、その喜びを知っ
ているからですよ」
(終了)
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