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花曇りのなか、大阪造幣局の桜の通り抜けに出かけた。全長560mの桜並木に363本123品種が勢揃いで、桜のファッションショーか展覧会のようなものだ。
毎年100万人ほどが観桜に訪れる。バスツアーで遠方からの団体客や外人客も増えているようだ。平日午後で曇り空なので人出はさほどではなく、ゆっくり鑑賞できた。 全体的には5分咲きということで、今週末が豪華絢爛のピークとなろう。なお、今年の桜は主催者によって「大手毬」が選ばれていた。
まぁ人生も、この通り抜けのようなものではなかろうか。誰しも多かれ少なかれ、また大輪であれ小花であれ、また八重であれ枝垂れであれ、それぞれ舞台で花を咲かせて、通り過ぎていく。早咲きの桜もあれば、遅桜もある。風雨によって短い命を散らす桜もありだ。 さらに、楊貴妃のように豊満な生を授かる花もあり、笹部桜のように伸びやかに育つものもあるし、緋桜のような派手な顕示タイプもある。千里香や万里香のように馥郁とした色香ただようのもあるといった具合に、人の容姿や性格にあてはめると、桜いろいろ、人生いろいろといったところで、花の鑑賞も面白くなろう。
楊貴妃に逢えて老いらく花の道(拙句) 命あるかぎり参らん花アーチ
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