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今読んでいる本 江戸「トンデモ殿さま」列伝 (PHP 文庫)を本棚から取り出して、また読み直しています。【送料無料】江戸「トンデモ殿さま」列伝価格:580円(税込、送料別)武士は何よりも家名・格式を大事にするといいますが、5千石あまりの領地で10万石並の格式を与えられていた大名(正確には1万石以上が大名)のトンデモない話が、この本の一番最後に載っています。関東の名家といわれた喜連川(きつれがわ)家がそれ。いかに格式が高ければ鼻高々といえども、10万石並の格式ということは、10万石並の出費が要るということ。実禄高5千石では、たちまちのうちに家の財政は破綻してしまう。では、喜連川(きつれがわ)の殿様はどうやってしのいだか?10代当主喜連川煕氏(きつれがわひろうじ)がやった嘘のようなほんとの話。領内には奥州街道が通り、江戸と奥州を行き来する大名行列が通過する。大名行列が領内の荒川に架かる橋を渡るとき、煕氏は橋の下で釣り糸を垂れたというのです。東北諸大名は禄高が高くとも格式は低い。格式の高い喜連川の殿さまが釣り糸を垂れている限り、大名行列はその頭の上を通れないというわけ。仕方がないので橋を通過するときには、事前に金品を喜連川家に贈り、殿様に釣りをしないように頼んだというのです。東北の大大名伊達家にしても喜連川宿を通過するときは、そのような配慮を怠ることはできなかったというのですから、何んともトンデモない殿さまもいたものです。もし喜連川の殿さまの頭の上を通過したらどうなるのか?公儀から認められ与えられた格式をないがしろにするということは、公儀の定めたことに楯突くということ。お恐れながらと幕府に訴えられれば、さすがに伊達の殿さまも言いわけができないということになるのでしょう。早い話が法外の通行税のようなものですな。喜連川の殿さま、なかなか考えたものです。ワザアリというべきか、いやシドウというべきか・・・(笑!こんなトンデモ殿さま34人の話がぎっしり詰まった「江戸トンデモ殿さま列伝」、笑ったり、驚いたり、ちょっと羨ましかったり・・・、是非ご一読を。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年05月05日
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昨日は楽天ブログにアクセスしにくい状態が続きませんでしたか。私のパソコンはそれ以外の操作ではサクサク作動していましたから、楽天ブログのサイトに問題が発生していたのではと思っています。きっとメンテナンスが実施されたのでしょう。その際の手直しに問題があったのではないでしょうか。良い状態にしようとしてかえって悪くしてしまうということ、よくあるものです。今はサクサク反応してくれていますから、まあよしとしましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年05月04日
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4月10より日経の新しい連載小説「江戸を隠してふところに」が始まりました。久しく「時代小説が好き」のジャンルで記事を書いていなかったので、調べてみたところPART180の「ふりさけ見れば」(10)が最後でした。安倍龍太郎の「ふりさけ見れば」では、連載中に10回取り上げたのでしたが、今回の澤田瞳子の「江戸を隠してふところに」でも、数多く取り上げることができればと思っています。今日はその初回。主人公は三河以来の譜代御家人ながら、家禄はわずかの二十俵二人扶持。勘定所湯呑所に詰める鳴神兵十郎がその人。湯呑所とは今でいうところの休憩室。幕府勘定所役人にお茶を給仕するだけのために、そのような役職が設けられていたとは驚きです。五年前に病がちであった父に代わり湯呑所出仕が許された兵十郎に、父から鳴神家秘伝のお奥義を伝えられた兵十郎。それは湯呑についた茶渋をどのように取るかという、およそ侍とは思い難い教え。兵十郎の出仕が認められたのが文久三年(1863年)と書かれていますから、時はまさに幕藩体制が崩壊しようとしていたころになります。そのような時勢にあっても旧態依然とて湯呑所詰といった硬直化した役人組織が堅持されていたというのは、江戸幕府崩壊の大きな理由といえましょう。以前紹介した驚きの役職 「公人朝夕人」もまたしかり。その扶持わずか十人扶持でありながら、土田孫左衛門を世襲で名乗ることができたと言います。さてこれからの「江戸を隠してふところに」のストーリー展開やいかに。鳴神兵十郎はどのような隠された"江戸"を読者に教えてくれるのでしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年04月12日
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19日に北京で人型ロボットのハーフマラソン大会が行われたという話題。人型ロボットが人間を大幅に上回る世界新記録を達成したと、ニュースは報じています。まず二足歩行について。我々は無意識のうちに2本足で立ち、交互に足を進めることで歩行をしますが、これをロボとにさせることは至難のワザ。ロボット開発当初はバランスを取ることができず立っていることすらできなかったことを思えば、技術が著しく進歩したことがわかります。人型ロボット開発技術において、今や中国は一歩も二歩も先行していることを実証したといえましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年04月22日
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昨日の明け方撮りました。大きな満月が西の空低く輝いていました。スマホの履歴によれば、午前4時5分とあります。今日の暦は地球が太陽の周りを約365日かけて一回りすることを基にした太陽暦が使用されていますが、明治の初めまでは地球とその衛星である月の運行を基にした太陰暦が用いられていたのは歴史の事実。太陽暦では1年を366日とする閏年が4年に1回必要となりますが、太陰暦では閏月を設定して一年を13か月とする年を作って、ひと月を30日とする暦と自然のずれを頻繁に修正しなければならなかったことを思えば、太陽暦の方が優れた暦であることは言うまでもありません。ただひと月を30日とする太陰暦の長所は、暦を見なくとも月を見れば、ひと月の内の何日くらいなのかが知ることができたという点。すなわち毎月朔日は新月。15日が満月。その間を月が満ち欠けすることになります。昨日は5月2日ですから、昔の暦では新月からようやく三日月に移ろうとするころ。満月はありえないことになりますね。明治5年時の新政府が、あわただしく太陽暦を導入した時、それまでの暦に使い慣れた庶民は、「晦日に満月の出ずれば、玉子の四角もあるべし」と嘆いたのも、もっともというものでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年05月03日
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スーパーやコンビニなどで買い物をしたとき、購入金額に応じてポイントがたまるカードの作成を奨められることがあります。塵も積もれば何とやら、知らぬうちにたまったポイントで次の買い物が出来るというポイントカード。消費者にとっては便利で有用な仕組みには違いありませんが、私はその手のカードは1枚も持っていません。別段知られたとしても困ることでもないのでしょうが、誰それはいつどこで何を購入しているというのが磁気媒体に残るのでしょ。こいつは358円の幕の内弁当ばかり買っているとか・・・。(笑!このほど財務省が、消費税率を10%にしたときの低所得者層に対する軽減措置を、マイナンバー制度で国民一人ひとりに配られる個人番号カードを利用する還付制とする案を示したというニュース。ウエブニュースより、「消費者の煩雑さ増す」 財務省案に懸念も、修正協議が焦点買い物したときにはそのまま10%の税金を払っておき、後で2%を還付する。ポイントカードの発想とよく似ています。さすが霞ヶ関のエリート官僚、発想も柔軟ですね。・・・でも、ちょっと考えすぎじゃないか!?別段「策士、策に溺れる」などと、この国の優秀な財務官僚を揶揄する気持ちはもうとうありませんが、もともとマイナンバー制度は、国民の税と社会保障制度の業務を一元管理するために導入されたのでしたね。もっと早く導入していれば、「失われた年金」なんてこともなかったと。当然のことながら、国民一人ひとりの所得もきっちり把握できるのですから、お役所は各世帯ごとの所得も分かるはずです。仮に低所得者層の世帯所得を年間300万以下というように線引きも容易にできるはず。低所得者層の負担軽減という考えの中で出てきたのが軽減税率であったり、このマイナンバーカードを利用した還付制度の導入であるわけです。でもそのどちらにしてもさまざまな問題が出てくる。ならばそんな手間暇のかかる面倒なことをせずとも、線引きした低所得者世帯が消費する食料品の総額の2%に見合う金額を、たとえば年間20万というようにみなし計算して支給した方が、国として経費がかからないというもの。税金を取るために税金を惜しみなく使うって、税金を納める国民はたまったものじゃありません。そんなことならスッキリ10%払った方が余程マシというもの。・・・う~む、我ながら歌舞伎役者のような大見栄を見事切ったものですな。(笑!でもその代わり、358円の幕の内が298円の海苔弁になってしまうようなことが現実化しそうです。(涙!◆酒そば本舗トップページへ◆
2015年09月11日
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本日の産経WESTのコラムの冒頭に、早坂隆さんの「世界の日本人ジョーク集」(中公新書ラクレ)の中から秀作のジョークが引用されていました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】世界の日本人ジョーク集 [ 早坂隆 ]価格:820円(税込、送料込)ウエブトピックスより、暗雲吹き払ったノーベル賞(10月8日)酔狂な大富豪が言った。「もしも青いキリンを見せてくれたら莫大な賞金を出そう」。イギリス人はそんな生物がいるのか徹底的に議論した。ドイツ人は図書館で文献を調べた。アメリカ人は世界中に軍を派遣して探し回った。日本人は品種改良の研究を重ねて青いキリンをつくった。なかなかの秀作ですね。私ならこの後にさらに中国人と韓国人についても付け加えておきたいです。「・・・中国人は早速青いペンキを買い占めた。韓国人は、日本人が作った青いキリンは元々韓国のものだと言い張った」と。・・・どうです?そんな中国人も韓国人も、この度のノーベル物理学賞受賞の対象となった青色発光ダイオードの研究は、さすがに白色光に青いペンキを塗ったものだとか、元々は韓国が発明・発見したものだとは言えますまい。(高笑い!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2014年10月09日
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晩秋の風景これは野焼きというのは大げさですね。当地では今でも冬の風雪除けに屋敷のまわりに樹木を植えた"にゅう"という作りの家が多く残っています。その樹木の手入れをした時に出た小枝や落ち葉を燃やしているのでしょう。私らが子どものころは、この時期になると田んぼでは稲のもみ殻がよく焼かれていたものですが、近頃はとんと見かけぬようになりました。焼かれて真っ黒な炭状になったもみ殻は、そのまま田んぼにまかれて、肥料として土壌改良剤として利用されていたはずですが、農作業が機械化された影響でしょうか、もみ殻はどう処分されているのでしょう?田んぼにたなびく一条の白煙に、懐かしい思い出が蘇ります。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2014年11月27日
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ウエブニュースよりお盆休暇の猛暑列島…電力需給は比較的安定昨年・一昨年とあれだけ騒がれた電力需給の問題でしたが、この様子であれば、連日猛暑に襲われ各地で最高気温40度以上を観測している今年の夏も、なんとか原発の稼働なしでも乗り切れるようです。この国に原発はほんとうに必要なのでしょうか?あれだけ電力需給の問題を連日報道したマスコミでしたが、今年はどうしたことか、「猛暑と熱中症」にかまけているようにしか見えないのは残念です。お隣の韓国でも、トラブル続きで原発の稼働が停止に追い込まれているとのこと。こちらは、いつ大停電が勃発してもおかしくないほどに電力需給が逼迫しているようでが、これを対岸の火事として傍観していて済むものでしょうか?マスコミ各社には、原発の存続を含めた電力・エネルギー政策についての活発な論壇を期待するものです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2013年08月13日
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日本ではゴキブリほど嫌われる昆虫はいないと思いますが、中国では漢方薬の原料とされ、養殖されていると聞き、目が点になりそうなほど驚きました。しかもそれが100万匹逃げ出したというのですから、いかに海を隔てたお隣の国のことだとはいえ、何やら背筋がむずむずして来そうです。ウエブニュースよりゴキブリ100万匹逃げ出す=養殖場の温室から-中国当局は「大騒ぎをすることはない」と地域住民に呼びかけているそうですが、衛生環境に悪い影響を与えるものではないから冷静にと言っているのか、何ごとも商売上手な中国人のこと、漢方薬の原料をただで大量に手に入れるチャンスとばかり住民が集まって大騒ぎすることを鎮めているのか、どちらなのだろう?さて、ゴキブリの100万匹に比べれば、1000匹など数のうちに入らぬようなものだから、中国流に考えればこちらも大騒ぎすることではないのかも知れません。ウエブニュースより「ワニ逃走」は事実=地元当局が認める-中国こちらも養殖場から逃げたのは同じですが、逃げたものがワニというので、地元の林業局はさすがに逃げたことだけは認めたということです。こちらの養殖場ではワニ1万匹を飼っていたそうです。中国人は机や椅子以外の四足のものは何でも口にするということですが、ワニも好んで食べるのですね。逃げたワニ25匹は回収されたそうですが、いったい何匹逃げたのか分からないということですから、今度はワニに好んで食べられないようくれぐれも気をつけて欲しいものです。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2013年08月24日
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私どもが子供のころは、鉄道の乗車券は分厚い紙で出来ており、駅の窓口で「どこそこまで大人1枚」というと、駅員さんが路線の駅ごとに切符を束ねて収めてあるケースから、しゅっと1枚抜いて小窓から差し出す料金と引き換えに渡してくれたものでした。それが今では券売機にとってかわられ、あの独特な切符ケースも小窓のある窓口も駅で見られなくなって久しいですね。ところが大都会・東京で乗車券を手渡ししてもらえる窓口のある駅があることご存知でしょうか?JRと京急のホームが隣り合わせている品川駅にありますよね。JRから京急へ、京急からJRに乗り継ぐとき、乗って来た鉄道の乗車券を窓口に差し出し、乗り継ぐ先の鉄道の駅名を言って、新たに乗車券を買い求めるための窓口を、私は何度も利用したことがあります。領収証を請求すれば、駅員さん手書きの領収証を発行してもくれますね。場所は大都会東京の基幹駅の一つ品川駅、ほとんどの人が自動改札口にICカード乗車券をかざしてさっと足早に通り抜ける中にあって、駅員さん手書きの領収証を発行してもらうの、私は好きです。(笑!ただし、間違いなく後ろに並んだお客さんから白い目で睨まれますけど。(笑!今や交通機関になくてはならないものになったICカード乗車券と自動改札機。「SUICA」や「ICOCA」は文字通り東西の横綱ですから、私もちゃんと知っています。・・・でも使ったことがない。恥を顧みず正直に書きますが、このICカード乗車券と自動改札機ですが、私のような田舎者はこの文明の利器を利用するのが怖いんです。(苦笑!私も東京へ行くたびに、「SUICA」で自動改札機を通り抜けてみたいといつも思いながらも、なかなか「SUICA」を購入しきれずにいます。・・・なぜかですって?よくぞ聞いてくださいました。「SUICA」を使って自動改札機を通り抜けようとしたら、「そこの田舎者、おまえは誰だ!?」と誰何(スイカ)されそうな気がして・・・。(笑!そこで全国のICカード乗車券の名前について調べてみましたが、ネーミングに工夫を凝らしたものがあって、これがなかなか面白い。JR東日本の「SUICA」は、スイスイ通りぬけていけるイメージが湧いて来ますね。JR西日本の「ICOCA」は、まったく大阪らしい。「ほなちょっと行こか」って感じでしょう。それから、「トイカ」がJR東海で「マナカ」が名古屋市交通局とな。「トイカ」の方は何となく東海をイメージできますが、「マナカ」からは名古屋市交通局につながるものはないような気がします。まさか日本の真ん中の名古屋の地下鉄の穴から連想して「マナカ」というんじゃないだろうな?(笑!JR北海道の「KITACA」は、「北」と「来た」を上手くかけてあるし、JR九州は「SUGOCA」って、ほんとうにすごかばい。地方でもIC乗車券がたくさん発光されているようです。「AYUCA」(岐阜乗合自動車)は長良川の鮎(アユ)を連想させますし、「ITAPPY」(伊丹市交通局)は、伊丹市民のことを"イタピー"と呼ぶのですかね。「はやかけん」(福岡市営地下鉄)は、ほんなこつおもしろか。「ですか」(高知県交通・土佐電気鉄道)って、文字通り・・・なるほどそうですか。(笑!さて最後に我が故郷富山には、その名もずばりローカルそのもの、「富山地方鉄道」があります。私たちは略して地鉄(ちてつ)と呼んでいます。以前封切られた三浦友和が定年間近の鉄道運転士を好演して人気を呼んだ映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は、この富山地方鉄道を使って撮影されました。ここのIC乗車券は、「ECOMYCA」(えこまいか)。「行きましょう」を富山弁で言うと「いこまいけ」となります。これにエコとマイカードがかけてあるのです。・・・どうです、中々の秀作だと思いませんか?いつの日かIC乗車券を使って全国を旅したいものだと思いを募らせています。いやその前に、「そこの田舎者、おまえは誰だ!?」と誰何(スイカ)されないようにするのが先ですかね。(大爆笑!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**
2017年02月13日
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昨日のお昼に食べた寿司。国道沿いの回転寿司に入りました。日曜日だというのにサービスランチメニューをやっていたので、その中から"満腹寿司”をチョイス。いなり寿司と玉子以外はすべて魚をネタにしてあります。例えば手前右に並んでいる海苔巻は、イカと梅肉を細巻にしてあるし、左上の昆布で巻いてある太巻きは、サケの押し寿司風になっている。上段に並べられた4巻は、ポピュラーなネタ(右端のベニズワイカニは珍しいかもしれませんね)ですが、中断の4貫は氷見漁港から直送の朝獲れの魚とカウンターに立つ職人さんが言っていました。右端がアジ、左端がハマチ。真ん中の二つはなんと言ったかな、あまり聞いたことのない名前の魚でしたので忘れましたが、この二つが一番おいしかった。(笑!これに魚のあら汁(セルフサービスでお代り自由)と茶碗蒸しがついて、税込み1080円。名前のとおりの"満腹寿司”、ご馳走様でしたっ!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村
2018年07月02日
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会津民謡の「会津磐梯山」では、小原庄助さんは、「朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つぶした」と歌われていますが、これは放蕩をかたく戒めるというよりは、そんな身分になってみたいものだという庶民の羨望が多分に見て取れる歌です。・・・まったく同感ですな。(笑!毎週日曜日のお楽しみ、漢字学者阿辻哲次氏の日経連載「遊遊漢字学」。この「朝酒」ということば、小原庄助さんの例えもあって、あまり印象の良い響きを持ち合わせていないようですが、「卯飲(ぼういん)」と書けば少しばかり違ってくるようです。っていうか、そもそも「卯飲」なんていうことば知りませんでした。「暴飲」なら、しばしば経験して痛い目に遭っておりますからよく承知しておりますが。(苦笑!阿辻先生は、中国宗代の詩人陸游(りくゆう)は、官界から身を引いたあと、「晨起復睡眠」(あしたに起きまた眠る)という詩で、「衰翁卯飲易上面」(衰翁 卯飲すれば面に上りやすし)と詠んでいると、紹介してくれています。そもそも「卯(う)」は、干支の4番目に来る字。干支は動物に当てはめられて数えられたりしますが、「ウサギ」にあたるいえばわかり易いですね。昔から干支は、時刻を表すのにも使われて来たのもご存知でしょう。「草木も眠る丑三つ時」とは、「丑(うし)」の刻の三つ時。午前2時半から3時ころを指します。「寅(とら)」は午前4時。「卯(う)」は午前6時というわけです。もうおわかりですね。「卯飲」とは、朝の6時から酒を飲むこと。「朝酒」そのもののことを指すのでした。(笑!しかし、庄助さんはどうだったか知りませんが、陸游はあくまで役人をリタイヤしてからのこと。当時の中国の役人は午前6時が出所時間であったというのですから、陸游にしてみれば、「卯飲」は格別の味わいであったろうと想像できます。現代のお役人の出勤時間は概ね午前9時としたものでしょう。当時の中国のお役人はなぜにそんな早くから出仕しなければならなかったかといえば、為政者(皇帝)が早朝に政務をとったからで、「朝廷」ということばもそれに由来すると阿辻先生は教えてくれています。ほぉ~、そのような由来があったとは知りませんでしたね。朝廷に出仕する官吏の出勤簿を「卯簿」、登庁して点呼を受けることを「応卯」というのも耳に新しいことです。・・・う~む、「卯飲」ですか。今度の休みの朝、女房殿に言ってみようかしらん。「お~い、久しぶりの休みだ。『卯飲』としゃれ込もうと思っているんだが」なんて。・・・くわばら、くわばら。「触らぬ神に祟りなし」と言いますからね、あとから面に上った赤ら顔をとがめられてはたまりません。「朝寝」(寝坊)くらいで手を打ってもらえませんかね。(爆笑!◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村
2019年12月01日
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日本ではパイプラインという言葉を知ってはいても、実際に目にした人は少ないでしょう。パイプラインとは、言わずと知れた石油や天然ガスを生産地から消費地まで運ぶ長大な油送管のことです。どうしても中東やロシアをイメージしますが、日本にも延長100キロにも及ぶ油送管が埋設されているってご存知でしたか?新潟県糸魚川市から富山市まで103Kmにも及ぶパイプラインが施設されていて、現在天然ガスが輸送されているってしりませんでした。ウエブトピックスより、富山)長さ103キロ 天然ガス輸送用パイプライン稼働同時に配信されている地図を見ると、パイプラインは北陸新幹線の南側、ちょうど北陸道に沿う形で埋設されているようです。富山ラインというそうです。2012年4月から4年間かけて工事が行われたということですので、私は地元に住むものとして、もしかしたら何度も工事現場を通り合わせたはずに違いないと思うのですが、そんな記憶がまったくないのは、道路工事というものは日常茶飯事ですから、下水管か電線の埋設工事ぐらいにしか認識していなかったのでしょう。日本は資源小国、とりわけ石油・天然ガスは99%以上輸入に頼っているというのは、小学生でも知っていること。しかし、こうやってわが故郷富山に天然ガスのパイプラインが100キロにも亘って建設され稼働しているというのは、なんともうれしい限りですね。・・・どうです。貴方の町にはパイプラインが走っていますか?◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村
2020年09月03日
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当地北陸富山は米どころ。子どものころより農作業の風景が季節の移ろいそのものでした。田起しが終われば、代掻き。代掻きが終われば、いよいよ田植え。さみだれの そそぐ山田に早乙女が裳裾(もすそ)ぬらして玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬと唱歌「夏は来ぬ」では歌われていますね。かってすべて手作業で行っていた農作業も今では主役はトラクター。田越しも代掻きもトラクターがあれば一人で出来ちゃう。田んぼで活躍するトラクターの向側のあぜ道に、黒塗りの乗用車が止まっています。家から田んぼまでの通勤(?)はセダンに乗って、農作業はトラクターを駆って。今はこういう時代になったのですね。(笑!季節は春から初夏へ移ろうとしています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年04月28日
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季節の花。これは卯の花ですね。青々とした葉に密集して咲く真っ白な花が特徴です。卯の花の におう垣根にほととぎす 早も来 啼きて忍び音もらす 夏は来ぬ さみだれの 注ぐ山田に 早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 私は今高校1年の時の英文法の授業を思い出しています。先生が黒板にこの「夏は来ぬ」の歌詞を書き出したので、国語の授業かと勘違いしましたがね。先生は「玉苗植うる 夏は来ぬ 」まで書くと、日本語では完了の助詞「ぬ」を用いて夏が来たことを「来(き)ぬ」と表現するが、英語では「Summer has come.」と完了の助動詞「have」を用いると説明したのでした。以来「早乙女が 裳裾ぬらして 玉苗植うる 夏は来ぬ 」の歌詞が大好きになりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「酒とそばと」幻冬舎から好評発売中この度幻冬舎さんのご協力を得て、拙著『「酒」と「そば」と』を出版しました。このブログの酒とそばについて書いたものを加筆修正したものです。肩肘張らずに気軽にお読みいただけるエッセイ集です。まず「はじめに」から、書店での立ち読み気分をお味わいください。はじめに小粋な蕎麦屋に入って、いきなり「天婦羅そばを一つ」なんて注文するのは、いただけませんな。まあ、うどん屋に入ったわけじゃないのだから、蕎麦屋に入ってそばを注文して何が悪いということになるのでしょうけれど。しかし、もしあなたが「そば通」と呼ばれたいのなら、そして真の「酒飲み」と呼ばれたいのなら、カウンターに座ってまずは厨房からこちらの様子を眼光鋭くうかがういかにも頑固そうな店主の視線を浴びながらも、店の雰囲気をしばし味わうようなそぶりを見せてから、おもむろにこのように言ってみたいもの。「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」そんな古き良き時代の蕎麦屋の流儀なるものについて書かれた本を、書店で目にしたことがありました。私がまだ高校に上がったばかりのころだったでしょうか。ほぉ~、蕎麦屋とは、まず酒を飲むところだというのか。俺もやがて蕎麦屋へ入ることがあったら、そんなセリフを吐いてみたいものだと思ったものでした。・・・あれから五十年、何の因果か製麺業を営むことになった私は、その蕎麦屋へそばを納めに行っては、「毎度ありがとうございます。今日から新そばで打ってあります」などと言うことはあっても、「酒を一本つけてください。熱燗がいいでしょう」などと言ったためしが久しくなかったことに今さらながら気づき、失望に打ちひしがれています。日々仕事に追われながらも、いつかきっとそんな至高の悦楽を味わうことができる日の来ることを夢見て、「酒」と「そば」のうんちくを秘かに温めていると、驚いたことにこれはこれで楽しいではありませんか。そのささやかな楽しみの一端を披露して、世の酒好き、そば好きといわれる皆さんと喜びを分かち合うことができれば幸せと、ペンを執った次第です。「酒」と「そば」、二編に分けてご紹介していきましょう。まずは「酒」編より、人は何故酒を飲むのでしょうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第一部「酒」編「過ぎたるは及ばざるがごとし」古来より「酒は百薬の長」といいます。実にいい響きを持ったことばですな。私は常々この心地良い響きを妻に言って聞かせるのですが、妻は私にこう言うではありませんか。「あら、そういうものですか。では『過ぎたるはなお及ばざるがごとし』って、どのように響きになって?」と。このほど世界保健機関(WHO)が発表したところによると、2016年に世界で死亡した人のうち約三百万人が、飲酒関連が原因と考えられるということです。「酒は百薬の長」とも語り継がれているのに、これほど多くの人が、飲酒が原因で命を落としているということは、これはやはり飲み過ぎたから、ということになるのでしょうか。大雑把な計算になりますが、世界の人口を約七十億として、アルコールを摂取する人の数を約半数と考えれば、35億。3,000,000 ÷ 3,500,000,000 = 0.086% という計算になりますから、なんだ、酒飲みの千人のうちの一人以下じゃないかと胸を撫で下ろした愛飲家の方、多いのではないでしょうか?しかしながら、どうしても気になるのは、どれだけ飲めば「過ぎたる組」になるのかということ。WHOの定義によれば、大量機会飲酒とは純アルコール換算で60グラム以上の飲酒機会を30日に一回以上持つことと書いてあります。そこで早速調べてみました。エチルアルコールの密度は、0.789g/ml ですから、 60 ÷ 0.789 = 76 ml、ビールのアルコール度数は、概ね5%と考えれば、 76 ÷ 5% = 1,520mlビール大瓶(633ml)二本半という計算になります。同様に清酒のアルコール度数を15%として計算すると、2.8合。すなわちビールなら三本、清酒なら三合をひと月に一回でも飲む機会があれば、WHOは大量機会飲酒と定めているということになります。確かにわが国はWHOに加盟しているかもしれないが、私個人はWHOになど加盟していないと主張する人もいるでしょう。見上げた心意気と拍手喝采を送りたいところではありますが、清酒三合以上を飲んだ翌朝のことを常々経験している者からすれば、やはりそうであったかとうなだれるしかありませんね。あなたはうなだれる口ですか、それとも清酒三合ぐらいではうなだれませんと豪語する口ですか? う~む、古来より語り継がれてきたことわざ「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とは、なるほど深い含蓄のあることばだと認めざるを得ません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲ん兵衛な製麺会社社長が綴る、クスっと笑える蘊蓄(うんちく)が満載。酒の文化や歴史、あらゆる種類の「○○そば」の由来、偉人の逸話に至るまで。世の酒好きとそば好きに贈ります。日本人たるもの、これを知らなきゃはじまらない。ぜひご一読いただければ幸いに存じます。◆酒そば本舗トップページへ◆**貴方の共感できる生き方がきっとある**にほんブログ村FC2ブログランキング人気ブログランキングPINGOO! ノンジャンル
2026年05月01日
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