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【ぺら】「片羅」です。読めませんね。というか、漢字があったんですね。もともとは紙幣のことをいったようです。そこから転じて薄い紙のことを指すようになったんでしょうか。「一枚ぺら」とか「半ぺら」とか「ぺらぺら」とかの「ぺら」です。最近では、「ぺらい」と形容詞化された言葉もあります。こうなってくると、「ペラい」という片仮名表記はどうかしら?と迷ったりもしますが、じゃ「一枚ペラ」「半ペラ」「ペラペラ」と書くかというと、うーん、どうしよう。漢字がありますが、外来語由来じゃないんでしょうか。そこまで調べられませんでした。会議や講義では資料が配られますから、「1枚ぺらのものが資料3です」などというフレーズはしょっちゅう出てきます。珍しい言葉ではありませんし、意味がわからない人もほとんどいないと思います。普段耳からは入ってくるけれど、文字では見たことがない言葉って山のようにあるんですよ。車の追突事故の意味で「おかまをほる」という言い方がありますが、「オカマを掘る」でいいのかなあ?などと迷います。テープ起こし者の多くは、新聞記事用の用字辞典としてメジャーな『記者ハンドブック』や『用字用語ブック』などの表記を参考にしています。これらの用字辞典は、新聞記事を書くときの一定の基準を示しているもので、一般の国語辞典のように言葉を網羅していません。「おかま」なんて、どうしてもそう書かないと意味が通じないのでないかぎり、新聞には出てきそうもない言葉ですが、「ぺら」の話を書こうと思ったのに、差別用語のほうに話がシフトしてしまうからやめましょう。「1枚ぺら」は「1枚の紙」に、「おかまをほる」は「追突事故」などに置き換えられてしまうでしょうから、口語は新聞記事用の用字辞典には載せる必要がないのです。かといって、テープ起こしの表記の基準として一般の国語辞典を使うわけにはいきません。国語辞典は言葉を調べるためには必要ですが、現代の文章として漢字で書いたほうが適切かどうかの基準は示していません。「御検討下さいますよう宜しくお願い致します」という表記が現代日本でどの程度一般的かという感性は、『記者ハンドブック』や『用字用語ブック』などの表記にかなり助けられて身につくものだと思います。口語表現リストなんてのがつくれたら面白そうです。ちょっと思いついたのは、「おじゃんになる」「半ドン」。
2007年01月17日
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fly に 「(米)〈演説・計画などが〉成功する, 説得力がある」という意味があるのですが、その用法で使っています。「頓挫していた協議や計画が動き出す」というニュアンスで使われるようです。fly(飛ぶ)ということで浮き上がる感じですかね。ジャーゴンというか、英単語をそのまま使っている感じ。ちょうど経産省の方がいたので「使いますか」とお聞きしたら、普通に「ああ、言いますね」とのこと。あまり使わないそうですけれど。
2016年09月16日
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