リバーサイド

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September 30, 2008
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このところ、九月とは思えないような寒い日がつづきますが、
一昨日は特に寒く、遠くの山に初雪が降りました。

ギルときたら犬にもかかわらず、

IMG_20080929_0668毛布とギルきまり.JPG

縁側でこの有様です

さて、昨日、
タケルとギルを連れて、朝の散歩に出かけた夫が、
公園で珍しいものを拾ってきました。
といっても、帰ってきたときは、拾ったもののことはすっかり忘れていて、
夕方になってから思い出し、あわててポケットから取り出したのでした。

ウバカメムシkettei.JPG

私には、はじめてみる昆虫でした。
夫も初めてだそうで、そろそろ銀杏拾いの時期だなァと、
地面を見ていたら、
足元にひっくり返っていたのだそうです。

もう少しで踏みつけるところだったとか。

もう少しで洗濯するところでもありました。

調べるとそれは、
ウバタマムシ(姥玉虫)という甲虫目タマムシ科の昆虫でした。
どうやら、あまりの寒さにこらえきれず、
木から落下したようです。
拾ったときすでに死んでいたと思っていたそうですが、
部屋で温まって、もぞもぞ動き出しました。
赤松の小枝を寝床にしてやると、
わずかながらも動きが増してきました。

やがて夫が、
三十年以上も前につかまえ、あまりの美しさについに手放せなかったという、
そして今も大切に保管している玉虫を出してきました。

玉虫けーすsitunai決まり.JPG

私は、これまで玉虫のホンモノは、
夫に見せてもらったこれしか見たことがありません。
ヤマトタマムシ(大和玉虫)という名前があるそうです。
ウバタマムシ(姥玉虫)と区別するために、今回初めて使います。

今日、
太陽が出たので、大和玉虫と姥玉虫を自然の光にあててみました。

まず、大和玉虫

IMG_0881一眼大和よこ 450×330決まりのきまりnokimari.JPG



大和玉虫の横 350kimari本.JPG

玉虫色という言葉の意味がよくわかります。

おなか側は、ほんの斜めから。

IMG_0877ヤマトタマムシの腹がわ.JPG

カラカラに乾いていて
動かすと砂糖菓子のように崩れてしまいそうです。
それでも玉虫色は健在なのですから、驚きます。


この大和玉虫を甲虫の美の極致というひとがいますが、
私は、姥玉虫も負けてはいないと思います。

IMG_20080930_0656姥3玉虫350×350honngimari.JPG


一見地味ですが、見事な漆装飾の沈金のような美しさなのです。

IMG_20080930_0662姥玉虫合掌2正■決まり.JPG

おなか側はメタリックな一色の輝き。
自分でひっくり返ったのですが、
合掌してなにやら祈っているようで、神々しくさえ感じられます。

あら、どなたでしょう、
「ほんとは命乞いをしているんだよ」なんておっしゃるのは…?

外へ飛ばしてやりたいけれど、
本来なら夏の子だそうです、もう外は無理でしょう。
暖かい部屋の中で、一日でも長く生きてもらうことにしました。

それでは最後に、大和玉虫と姥玉虫のツーショット(?)をどうぞ。

yamato玉虫1決まり3.JPGIMG_20080930_0664ウバタマムシ2-1kimari.JPG

ヤマトタマムシ                ウバタマムシ










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Last updated  October 1, 2008 12:20:20 PM
コメント(10) | コメントを書く


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この子らは不思議で  
自然薯パパ  さん
最初ウバタマ見た時
玉虫の♀かと思いました。
大体♂は派手やから(笑
でも、別の子なんですよね~
ウバタマは目が大きくてユニークですね。
玉虫って昔
箪笥中に入れてませんでした?

(October 1, 2008 12:57:49 AM)

自然薯パパさんへ  
☆この子らは不思議で
最初ウバタマ見た時
玉虫の♀かと思いました。
★おや、自然薯さんもですか!?
どこかに書いてありましたが、虫の通さんでも、最初はけっこう、間違うそうですね。

☆大体♂は派手やから(笑
でも、別の子なんですよね~
★私など、最初見せられたときは、玉虫の仲間ということさえわかりませんでした(笑

☆ウバタマは目が大きくてユニークですね。
★そういえば、たしかにそうですね~!

☆玉虫って昔
箪笥中に入れてませんでした?
★そうなんですってね。
玉虫を箪笥に入れておくと、
衣類が虫に喰われないとか、
着物が増えるとか、面白いですね。
そういうこと聞いたことがあるような気もするのですが、
残念ながら経験はありません。
ところで、国宝の玉虫厨子って、
あるのは法隆寺ですよね。
おそばの自然薯さんは、
実物をご覧になれる機会が多いんでしょうか?
玉虫の翅をのぞかせた透かし彫って、
どんななのでしょう?
新しい玉虫厨子もできたそうですが―。 (October 1, 2008 02:05:50 AM)

Re:二種類の玉虫(09/30)  
凄いですねウバタマムシ初めて見ました
でも知らなかったらタマムシとは思えないような地味な色ですね
以前にタマムシが死んだ後は羽だけを取り、胴体部分は埋めてやりました、当然に腐敗してくるものと思っていました・・・
ご主人のタマムシ30年も前のものですか?保存はどのようにすれば腐敗せずに長く保存できるのですか? (October 1, 2008 12:42:19 PM)

どじょう家族さんへ  
☆凄いですねウバタマムシ初めて見ました
★そうですか、わたしたちばかりではないんですね!
ご紹介できてよかったです。

☆でも知らなかったらタマムシとは思えないような地味な色ですね
★そうですよね。タマムシといえば、たいがい派手なヤマトタマムシを思い浮かべると思います。
夕方だったら、なんか変ってる虫がいるということすらなく、うちでも見落としていたと思います。
地味ですけど、とてもシックなんですよね。
ほかにも、一見地味だけれど、よく見ればとても素敵な模様ってけっこうありますよね。
大人の羽に換わったばかりのヒヨドリの胸の模様なんかとても美しくて、それに初めて気づいたときはほんとうに感動しました。

☆以前にタマムシが死んだ後は羽だけを取り、胴体部分は埋めてやりました、当然に腐敗してくるものと思っていました・・・
ご主人のタマムシ30年も前のものですか?保存はどのようにすれば腐敗せずに長く保存できるのですか?
★さっそく聞きましたら、
ホルマリン注射などの防腐処理さえも省いた、ごくごく簡単な保存の仕方だったそうです。
通気性の良い紙箱の底にナフタリンをおき、その上に脱脂綿をしいて間接的にタマムシをのせただけで、ずっとそのままだっそうです。
本人もこんなに長くよい状態を保てるとは、思っていなかったみたいです。
保存に良い条件が偶然重なったのかもしれないというようなこともいっておりました。 (October 1, 2008 09:30:57 PM)

Re:どじょう家族さんへ(09/30)  
>★さっそく聞きましたら、
>ホルマリン注射などの防腐処理さえも省いた、ごくごく簡単な保存の仕方だったそうです。
>通気性の良い紙箱の底にナフタリンをおき、その上に脱脂綿をしいて間接的にタマムシをのせただけで、ずっとそのままだっそうです。
>本人もこんなに長くよい状態を保てるとは、思っていなかったみたいです。
>保存に良い条件が偶然重なったのかもしれないというようなこともいっておりました。
-----
情報ありがとうございます
凄く簡単な方法だったのですね
今年は飼育方法をブログで見つけたので上手くいくか疑問ですが来年タマムシを飼育したいと思っています、もし失敗して死んでもこの方法で長く保存出来るので楽しみです(笑)
この輝きなぜか見ていて幸せな気分になる輝きです自然の不思議に驚いています。 (October 3, 2008 01:07:39 PM)

Re:二種類の玉虫(09/30)  
野鳥大好き  さん
北海道には玉虫はおりませぬが、玉虫の仲間のフタオタマムシや、クロホシタマムシなどはおりますのよ。
玉虫、憧れです。 (October 3, 2008 05:13:22 PM)

Re:二種類の玉虫  
自然薯パパ さん
玉虫厨子の返事遅れましたm(__)m
法隆寺は自宅から徒歩3分なんですが、境内をワンコと散歩はしても厨子の展示場なんかは滅多に入らないんですよ。
この春、平成の玉虫厨子二基とともに展示公開された際には行きましたが、元々の厨子は地味です(笑)
まるでウバタマみたい。
で、平成の玉虫厨子は、それはもう美しいものでした。
確か二基で一億円だったかな?高山の個人の方が建造されたとか。
先日まで東京で公開してませんでしたっけ?
(October 3, 2008 08:46:03 PM)

どじょう家族さんへ  
☆情報ありがとうございます
凄く簡単な方法だったのですね
今年は飼育方法をブログで見つけたので上手くいくか疑問ですが来年タマムシを飼育したいと思っています、もし失敗して死んでもこの方法で長く保存出来るので楽しみです(笑)
この輝きなぜか見ていて幸せな気分になる輝きです自然の不思議に驚いています。
★お返事ありがとうございます。
うちのウバタマムシちゃん、2日の朝、命を終えていました。夫は、翅や脚を整えてやってからやはりご説明したのと同じ方法で箱に納めていました。
我が家に来てわずか三日の命でしたが、いろいろなことを教えていってくれました。 (October 4, 2008 05:32:46 AM)

野鳥大好きさんへ  
☆北海道には玉虫はおりませぬが、玉虫の仲間のフタオタマムシや、クロホシタマムシなどはおりますのよ。
★フタオタマムシとクロホシタマムシってどんなタマムシかしらと、ちょっと検索してみました。フタオタマムシは地味で尾がくっきり二つに分かれているということ、クロホシタマムシのほうは色が綺麗で星があるということ、そこまでは到達することができました。でもまだ、鮮明な画像に出会うことが出来ません。いつの日か野鳥大好きさんのお撮りになったのを拝見したいです。

☆玉虫、憧れです。
★北海道にいなければ、その思いはいっそうですよね。 (October 4, 2008 06:13:08 AM)

自然薯パパさんへ  
☆玉虫厨子の返事遅れましたm(__)m
★いえいえ、でも楽しみにしてました♪

☆法隆寺は自宅から徒歩3分なんですが、境内をワンコと散歩はしても厨子の展示場なんかは滅多に入らないんです。
★わ~、ご自宅から3分ですか~!そして、愛犬と境内をご散歩ですか~!
それに、展示場には、その気になればいつでも、ですか~、なんてなんて贅沢なんでしょう!

☆この春、平成の玉虫厨子二基とともに展示公開された際には行きましたが、元々の厨子は地味です(笑)
★やっぱり、地味ですか。
どの写真をみても厨子全体が黒っぽくて、肝心のところは全然わからないで、がっかりさせられてばかりいたのですが、そもそも実物自体がそうだったんですね、ようやく納得できました。

☆まるでウバタマみたい。
★自然薯さんのこのたとえには、思わず声を出して笑ってしまいました~♪

☆で、平成の玉虫厨子は、それはもう美しいものでした。
確か二基で一億円だったかな?高山の個人の方が建造されたとか。
★そうなんですか、ぜひ見てみたいです。

☆先日まで東京で公開してませんでしたっけ?
★たしか、その宣伝、繰り返されていましたよね。
そのころは、どうせ出かけられないのだからと、あえて関心を持たなかったと思います。
でも、今は違います、次のチャンスがいつになるかわかりませんが、万障繰り合わせて行ってみたいです。
これも、ウバタマちゃんがうちに来てくれたおかげです。
残念ながら、二日の朝、息をひきとっていました。
いい思い出を遺してくれて、この子のなきがらもうちの家宝になるとおもいます。
それでは、興味深いお話、ありがとうございましたm(__)m (October 4, 2008 07:44:40 AM)

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