「たいしたもんじゃね~んだけど」
ともごもごいいながら、
我が家の庭先に、どっさりの野菜をおろしていってくれます。
Uさんの言葉とはあべこべに、いただいた野菜はどれも見事で、
選んでもってきてくださったのだということがすぐわかります。
昨日も畑から直行で、白菜と大根を―。
漬物自慢の夫は、ほとんどを漬物にしたいようです。
でも、まずは、お味見ということで、
大根の一本で、私が風呂吹きをつくってみました。
やはり畑から直行の冬大根はちがいます。
やわらかくとってもおいしく出来たので、
仏様にもお供えしました。
水に昆布と塩を入れただけで茹でたのですが、
その茹で汁がまた、とてもおいしいのです。
大根の甘味と昆布のだしとがほどよく調和して
絶妙の味を作り出してくれました。
もちろん大根くささなどはありません。
煮込みうどんの汁に加えたところ、
自然の甘さによって旨味が増しました。
今日のことですが、
夫は、大根の柿漬けをつくるといって、
野鳥のためにと高枝に残しておいた熟柿をはりきってもぎました。
ずいぶんもいだのですが、
前と変わりないように、
熟柿はまだ高枝にいっぱい残っています。
大根の甘さとこの熟柿の甘さとが
またどんなにおいしい味をつくりだしてくれることか、
一週間後が楽しみです。
夫がつくる白菜漬けも楽しみです。
丁寧に二度漬けして、
真冬は樽を雪の中に置き、
春先、酸味を帯びるようになるまで、
何段階ものおいしさを味あうことができるからです。
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つれりんさん