~*卒業TIME*~

~*卒業TIME*~

2006.12.11
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カテゴリ: *※小説2※*
土間へ向かった。智歩はすごい笑顔。可愛いよ。
「あっいた、いた。」
そこにいたのは、男の子二人だった。
男の子・・・?女の子じゃないんだ。どっちでもいいけど。
「逸希、修二」
「智歩」
「じゃあ、帰ろっか。莉花駅まで一緒でいいかな?」
「うん」
「あたしと逸希とは保育園の頃からずっと一緒で、修二とは小三から一緒なの。幼なじみってやつ。親同士も仲良いんだ。」

「あぁー。」
「俺、北本修二。二組です。じゃぁ逸希。」
「あっうん・・・。飯島逸希です。修二と同じクラスです。」
「なんか、硬い自己紹介だねー。」
「桜井莉花です・・・。」
簡単な自己紹介を終わらせた後、また歩き始めた。
「ねぇ、俺のこと覚えてない?」
修二は莉花の隣で歩いた。
「え、はい。」
「そう・・・。」
「どこで会いましたか?」

「ごめんなさい。」
「謝らなくていいよ。俺、めっちゃ感謝してるんだ。あれ、大切な人からもらったものだから。」
めっちゃ緊張する・・・。
「智歩と一緒にいるとこと見て、ずっと話したいなって思ってた。」

「莉花、じゃあまた明日ね!」


「修二、莉花と話せた?」
「緊張して、あんま・・・」
「修二でも緊張するんだぁー。」
「どうだったの?」
「どうって・・・」
「莉花、いいでしょ?」
「まだわかんないって。」
「そっか。」
「これから知ってけばいいじゃん。」
「うん」

携帯のストラップ―・・・
覚えてない
今、思うとあたしとあなたはずっと前から出逢ってたんだね。

「あの・・・」
「はい?」
「これ、」
「あ!ありがとうございます。」

下向いてたから顔見てなかった。
確かボーリングの玉だったような・・・
それがあの人にとっては大切なものなんだよね。

莉花は自分の携帯を鞄から取り出した。
ミ○ーのストラップ・・・
平太から貰った唯一のプレゼント
修学旅行で買ってくれた。
あたしはミッ○ー買った。平太にあげたよ。
涙が溢れた。
このストラップ、はずそう。
見るたびに涙がでちゃうよ。
昔はとっても大切なものだったのに・・・





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Last updated  2006.12.11 15:24:28
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