佐倉ごるふの「原理原則 2012」

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2010年02月25日
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グリーン革命(上)



■ トーマス・フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳) 、日本経済新聞社



<< 続フラット化する世界-エネルギー革命に群がる金と地政学的パワー変動 >>

世界規模の取材と、身近な事象の語りからはじまる、その後の壮大な展開は、さすがのフリードマン。読ませます。

日本語版のタイトルは秀逸で、これは売れますね。
「暑く、フラットで、そして人口密度が高い(混んでいく)地球環境」では、なんだかわからんし。これは冗談ですが。

膨大な取材とインタビューから、アメリカのこしかた行く末を展望しながら、環境保護やCO2削減、さらにエネルギー革命をめぐる、政治学的なコト、民俗学的なコト、地政学的なコト、そして経済成長著しい中国と、アンチ帝国主義的パワーと石油パワーの源泉たるアラブ勢力までを包括しながら、アメリカの生きる道は環境革命、その名も「コード・グリーン」エネルギー革命にある、と説いていく。

お話のプロットとしては、前作「フラット化する世界」の続編ともとれる書き方で、世界規模で突き進む、新興経済圏の驚異的なGDPの伸びと裏腹に環境破壊と、その影響なのか、どうなのか、地球規模での気候変動(たとえばハリケーン・カトリーナ)とノアの方舟的見地を盛り込みながら、上巻は、米国市民が進むべき、取り組むべきグリーン革命のロードマップを考察するところで、下巻に続いている。

相変わらず、精力的でエネルギッシュで、読者に興奮を与えるベストセラーではあるけれども、






【目次】

第一部 現状
第1章 鳥も飛ばない場所
第2章 エネルギー気候紀元第一日、天候はホット、フラット、クラウデッド
第二部 現状への道のり
第3章 私たちのコピー(アメリカ人が多すぎる)――エネルギーと資源の供給と需要
第4章 独裁者を満タン――石油政治
第5章 地球惑乱――気候変動
第6章 ノアの時代――生物の多様性
第7章 エネルギー貧困
第8章 グリーンこそがアメリカの新しい旗印

第9章 地球を救う二〇五の簡単な方法







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最終更新日  2010年02月25日 23時34分53秒
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