佐倉ごるふの「原理原則 2012」

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2010年03月10日
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グリーン革命下



■ トーマス・フリードマン (著), 伏見 威蕃 (翻訳) 、日本経済新聞社



<< 米国の今後の道を示した記念碑的著作になる >>

やはり、フリードマンも米国市民であったのだ、ということを
確認することになった内容の下巻。
愛国心というと言い過ぎなのかもしれないが、
上巻と違っていて、下巻は、本音が垣間見えて大変面白い。

スマートグリッドをはじめとする、米国がITで行ってきた
テクノロジー主導の社会基盤革命と同じ手法を、次はET

という方向性は、オバマ政権でなくとも、世界の警察国家、盟主たる
米国の起死回生の決めてになる。

そういうことを、背中に迫る経済大国中国の事情を克明に描き
ながら、国家戦略としてのクリーンエネルギー、エコ革命
への施策主導での革新、そして、最後には強力に「グリーン・
ニューディール」を推し進める、リーダーシップを発揮する
大統領の誕生を熱望している。

本書が先か、オバマ政権が先かは定かではないけれども、
いづれにしても現政権、現大統領による、米国「復活」
(再生、RE)の方向性と一致している、もしくは一致させ、
国民の意識を鼓舞するために書かれたとしても、何ら不思議では

が欲しい。

最後に引用された、1992年に、リオの地球サミットでの、
セバン・スズキという12歳の少女の演説は、胸を打つ。




【目次】

第三部 前進の道すじ(承前)

第11章 石器時代が終わったのは、石がなくなったからではない
第12章 おもしろみがあったらグリーンではない
第13章 一〇〇万人のノア、一〇〇万隻の方舟
第14章 対アルカイダ・グリーン奇略(もしくは、一つ買えばおまけが四つ)
第四部 中国
第15章 赤い中国はグリーンな中国になれるか?
第五部 アメリカ
第16章 一日だけ中国になる(でも二日はだめ)
第17章 民主的な中国か、それともバナナ共和国か?
謝 辞
索 引
訳者あとがき




hot,flat and crowded





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最終更新日  2010年03月10日 23時38分34秒
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