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「ピアノが紡ぐ物語バラード」 ポーランドを代表するロマン派の詩人、アダム・ミツキエヴィチショパンは青年時代から親しみ敬愛していました。1830年ワルシャワでの民族自立運動が失敗に終わり多くのポーランド人がパリに亡命していました。その中にミツキエヴィチも居ました。異国の地パリで、祖国の栄光と名誉を書いた祖国を憂う人々の支持は圧倒的でした。「砲声は鳴り響き鼓動は高鳴る。ポーランド人は再び世に名高く、栄光はわれらのもの」物語詩 バン・ダテウシュより詩や小説が伝える物語を、ピアノでも表現したい。ピアノの音で新しい物語を紡ぎたいという発想を持ったショパンです。祖国への強い思いがピアノの新しい世界を切り開きます。 「バラード 第1番 ト短調」 ショパンバラードとアンプロンプチュ 全音ピアノライブラリー 1835年に作られたこの曲が、バラードと名付けられた最初のピアノ曲。ピアノの曲にバラードと言うタイトルをつけたのはショパンが初めて。バラードとは元々物語性のある詩にメロディーをつけて歌われても来ました。バラードを作るきっかけとなったのはミツキエヴィチの詩だといわれているがショパンは明らかにしていません。ピアニストの仲道育代さんは「物語から立ち上ってきた印象を音にしている。音によって自分の中に喚起される言葉にならないドラマ。ピアノの音がこれだけゆうげんに何かを語ることが出来ると感じさせてくれる」と話していました。この曲は「戦場のピアニスト」で使われていた曲ですね。私はこの映画が好きで、何度となく観ていますがシュピルマンがドイツの将校に見つかってしまい職業を聞かれ、ピアニストだと言い弾いた曲でした。将校はきっと、あてずっぽうのようにピアニストだと言ったと思ったでしょうに・・弾き始めた曲がバラードで・・・ビックリしたのではないでしょうか。。シュピルマンの長い指と、白い息に目が釘付けになったのを覚えています。映画を観たことがない方はこちらから少し観る事が出来ます。初めてこの映画を観たときはピアノを再開する前で、「スゴイ曲だけど・・誰の曲なのか??」聴いたことがない曲でした。バラードは素敵な曲でドラマチックだと感じますが最近は弾ける曲を聴く・・という傾向があるのでじっくり聴いてみたいと思いました。
May 22, 2007
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