Tequila's  Bar

Tequila's Bar

2006.02.06
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私の住んでいる街は、東京近郊では文教都市で緑も多い所だったのだけれど、やはり、都心への至便性と環境のお蔭か、どんどんマンションが増えている。


いつも、ある地点から途切れない街並みに帰ってくると思うのは、寂しさである。
豊かさを感じる事はない。
何故だろう?
友達は、
「あなたは街でしか生きられないタイプよ」
と、言う。
そうかな?


パニックの重いとき、至便な街に住んでいるのに、買い物は通信販売だったり生協しか方法はなかった。
今は、ネットで何でも手に入る。

確かに、私は運転免許が無いし、フット・ワークが悪い。
でも、未だに田舎暮らしに憧れる。
人工的に植林された山々ではなくて、雑木林の緑の豊かさ、せせらぎが川になっていく不思議さ、畑を耕しながら発芽を喜ぶ楽しさは、人の源風景だと思う。
私が、幼かった頃、まだ5分も歩かないで田園風景になった。
耕運機に揺られながら、藁の匂いを嗅いだ。
小さな小川は、あちこちにあった。
田んぼには白鷺が遊んでいる季節があった。
セリは、畦道に生えているものだと思っていた。
ザリガニ捕りをした小川の脇の牧場は、ずっと前に街にそぐわないということで遠くに移転した。

今はない映画館があった。
昭和30年代半ば、「三丁目の夕日」のような町だった。

雪を抱く山や、山頂だけ雪をかぶっている山、裸木だけだけど雪のない山。
昨日、短い時間の中でいろんな山を見てきた。
清冽なほどに厳しく頬に当たる空気の清々しさ。


これほどに情報通信が発達している時代では、人は心地よく感じられる所で生きてもいいのではないのかしら?

自然の中から帰ってくると、街は薄汚れて見える・・・・・・・。





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Last updated  2006.02.06 15:25:51
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