beginners cafe blog
未分類 9
焙煎日記 59
オーブン焙煎 7
ドリル焙煎機 3
焙煎機 2
エンジョイ・ドリップ 29
カフェ話 3
コーヒーの淹れ方 9
珈琲コラム 3
旅行・ドライブ 12
菜園日記 9
今日のこと 34
ハンドメイド 3
晩ごはん 5
ウチのわんこ 6
癒し 6
中南米産 2
アフリカ 0
東南アジア 1
楽天市場のお買い物 1
こーひーいろいろ 1
全1件 (1件中 1-1件目)
1
自家焙煎店 豆乃木さんの東ティモールコーヒー(ハイ)を飲みました。舌に心地よくなめらかにまとわりつき、ボディはしっかりめでも柔らかさを感じます。舌の横側で酸味を、先の方では甘みを意識してみると酸味をほのかな甘みがバランスよく引き立てているようで、とても美味しかったです。(東ティモールの位置) ワイルド珈琲さんの東ティモールの商品説明によると東ティモールには1815年当時のオランダ総督から持ち込まれ、1850年代には主要な輸出品へと成長したが、130年後の1980年代にさび病でおもな品種が絶滅。にもかかわらず、自然交配によるハイブリット・ティモール種が生き残り、現在にいたる。さまざまな障害を乗り越えてティモールの大地が自ら生み出したコーヒーです。────────とありました。(自己解釈にて中略) 現在の東ティモール(ティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、オエクシ)は1999年にインドネシア占領から解放され2002年に独立している(国際法上ではポルトガルから) 21世紀最初の独立国。が、その昔ー16世紀、ティモール島はポルトガルによって植民地化されていた。その後オランダが進出し、1859年に西ティモールはオランダ領となり、島は東西に分かれた。どうやらこのオランダの進出により、珈琲は持ち込まれたようです。 また、specialtycoffeeさんのHP(コーヒーの品種)からハイブリット・ティモール(Timor Hybrid) についてこう記されてあった。「1920年、チモール島のアラビカ種の農地にて確認された変種。アラビカ種とカネフォーラ種の自然交配によって誕生したもの。」カネフォーラ種(一般にロブスタ種)っていうのがとても意外でした。カネフォーラ種は病気に強いというのでうなずけるのですがロブっぽさをまったく感じなかったから。カップクオリティーがどの種を受け継いでいるかなど、ハイブリットにもいろいろあるんだなと改めて思いました。 確認されたのが1920年ーと言うと、おもな品種が絶滅したとされる60年前で、その19年後の(1939年~1945年)第二次世界大戦時には、オランダやオーストラリア軍による保護占領、日本軍による占領、終結後はポルトガルによる支配が復活。1949年にインドネシアの一部として西ティモールが独立するも、ポルトガルによる支配は続く。そして1974年東ティモールでの独立運動が加速していき、それに対するインドネシアの弾圧・占領により、殺戮や飢餓で多くの命が失われていく。インドネシア占領下で命を失った東ティモール人は20万人にのぼると言われている。 生きのびていたのですね、こんな激動の中で。いや生まれ変わったのですね、強くなって・・・。 =========== let’s enjoy Drip ( ^^) _U~~ ====================
2011.09.12
コメント(2)