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活性酸素(1)


●活性酸素をひとことで言えば
 活性酸素とは水や酸素から生成し、酸素そのものより活性な分子種である。
●水の放射線照射でできる活性酸素
 水はO(酸素)に2個のH(水素)が電子を介して結合しています。OとHからそれぞれ1個ずつ電子を供出し、それがペア(対)になって安定な結合をつくります。
 OとHの結合は大きなエネルギーを与えると切れます。最も良い例は放射線で、これを照射すれば容易に切ることができます。
 放射線のエネルギーを吸収してO-H結合は切断されます。すると対になって結合していた2個の電子は、引き離されてひとりぼっちの状態になります。このように対を作る相手のない電子を不対電子といい、不対電子をもった分子、原子を フリーラジカル といいいます。
 水の放射線での照射で・Hと・OHという2つのフリーラジカルが生成しまます。・Hは1個の(プロトン)H+と1個の不対電子(・)から成りますが、実はこれは水素原子そのものです。・OHは ヒドロキラジカル といって活性酸素の1つであり、しかも最も活性の強い活性酸素です。これは1つのものが活性酸素であると同時にフリーラジカルでもある例です。
●また放射能によって水から電子が叩き出され、これを近くにいた酸素分子が受け入れて スーパーオキシドアニオンラジカル (O2-・)になりますが、これも活性酸素の一つであり、またフリーラジカルでもあります。
●・OHと(O2-・)の2つの活性酸素を、酸素に関係したフリーラジカルという意味で酸素ラジカルとも呼んでいます。
●(O2-・)同士が反応してできる 過酸化水素 (H2O2)も活性酸素の仲間で(フリーラジカルではない、つまり不対電子は持っていない)、放射線でも生成します。したがって、水の放射線照射によって合計3種類の活性酸素ができるわけです。
●活性酸素にはもう1つ 一重項酸素 (1O2)と呼ばれるものがあり、メチレンブルーのような色素の存在下で、酸素に光を照射すると発生します。これも不対電子をもっていないのでフリーラジカルではありません。


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