毎日がさやさや
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新しい職場に勤めて4ヵ月。最初の1~2ヶ月は慣れるのに必死、ワードにエクセルを使っての資料作成が山ほど、システムへの入力、電話での対応に、ヘルパーさんを伴っての利用者訪問。仕事のボリュームの多さにとまどいながらも、何とかこなせるようになった3ヶ月目。周りの若い仲間とも冗談を言い合えるようになり、飲み会にも誘ってもらって気心も知れてきた。 そんなときに、夫から「仕事を辞めて、事務所を手伝ってくれないか?」の一言。「えっ!?うそでしょ!?こんなに苦労してやっと覚えて、軌道にのってきたところで?!!」辞めるには1ヶ月前に上司に言わなくてはならない・・・考える時間もない!!しかし、夫の事務所も今が正念場・・・気持ちの整理もできないまま、上司に伝える。「エッ!!?どうして?!」と顔色が変わり絶句される。・・・私もショックなのです。。。 それからの1ヶ月、恩返しをしようと必死に働いた。残業も厭わず頑張ったつもり。最後のひとつ、責任者になって事業所の求人チラシを作った。キャッチコピーから内容まで考え、レイアウトを考えカット図案を貼りワードに打ち込んで完成。上司がsayasayaさんの最後の仕事と言ってくれ、折込広告として出されることになった利用者さんにもボツボツと退社することを伝え始めると、予想していた以上に皆さん残念がってくださった。会社宛にメールを何通も送ってくださる方もいて、「sayasayaさんが退社されると伺い、大変残念です。父が唯一心を開いてお話できる方でした。お話を聞いていただいてとても癒されている様子でした。」とあり、胸がつまり泣きそうになった。。。その利用者さんは、悪性リンパ腫で抗がん剤の副作用に悩まされ、お辛い日々をおくっていられたのだ。私がヘルパーさんと一緒に伺うと、うれしそうにいろいろお話してくださった。「私は盆踊りを見るのが好きなんですよ」と遠い眼をしてうっとりとおっしゃったのが忘れられない。ヘルパーさんがお誘いしてもなかなか食欲がないと寝たままだったのに、私が「たくさん召し上がって足腰がしっかりされたら、盆踊りに行かれるといいですね」とお誘いすると、急に表情が生き生きとして起き上がれ、テーブルで食事を召し上がり、3皿も食べたよと私に誇らしげにお見せになった。。。外国でたくさん画を描かれた方で、「タッチがやわらかくてあたたか色をおつかいになっていて観ているだけで癒されます」とお伝えしたら、とても喜んでくださり、そのときも急に起き上がって「さぁ、がんばって食べるか!」と表情まで明るくなられたのだった。このままお別れするのはつらい方がたくさんいらっしゃる。まだ、やり残したことが山ほどあるような気がしてならない。。。私にたくさんのことを教えてくれた仕事だった。宝物にしたいような、おじいちゃまの笑顔やおばあちゃまの表情。伺うと喜んでくださるのがわかったときの幸福感・充実感。ヘルパーさんからもたくさんのことを教えていただいた。惚れ惚れするような仕事をたくさん見せていただいた。私が辞めることを聞いて、連絡先をおしえて!これからもお友達でと言ってくださる方が何人かいらして感激した♪若い職員のパワーと忍耐強さとやさしさ。メールアドレスを交換した♪最後の日、花束をいただき挨拶したら、不覚にも涙が。。。息子のような年齢の?若い男性職員や、お世話になった女性職員たちと携帯で写真を撮った。私の一生の宝物となる4ヶ月だった。。。
August 9, 2006
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