帝王のめがね

帝王のめがね

8・フルーツバスケット

『彼氏彼女の事情』と同じく、アニメがきっかけで読むようになった漫画。確かOPとED曲が気になってアニメを観るようになって、そして気付けば主題歌CDと原作コミックを買っていたとw


代々、十二の物の怪に憑かれる草摩一族の人間。ひょうんなことから主人公・天然ボケな『本田透』は『戌憑き・紫呉』の家に、『子憑き・由希』と暮らすこととなる。更には十二支からも一族中から煙たがれている『猫憑き・夾』も一緒に暮らすことに。
もののけ憑きであるが故に暗い影を抱えている十二支の人々と、心優しい主人公の交流。拙いながらも真摯な透の言葉は、やがて人々の心を癒していくのですw
十二支メンバーもさることながら、周囲の人間も個性的な者達ばかり。そしてそんな皆の背負う問題が、少しずつ物語に絡んでいくわけです。


この作品の構成?ていうのが、凄い好きなんですよ。
過去との邂逅が次々挿入されたり、心理描写がなんか綺麗で。読んでいくと「この問題はいつ解決されるんだ!?」とか「こいつ誰!?」とか、もう続きを気にせずにはいられなくなりますw
7で紹介したカレカノよりも、今はこっちの方がハマってますな。


そしてこの作品の個性的なキャラクター。それぞれの話もとても深く、涙を誘うものも多々あります。異形の存在、という点で仮面ライダーとの共通点が無くもないw
個人的には辰憑きのはとり、巳憑きの綾女の話に感動しました。特に綾女は普段とのギャップにやられた!!て感じでw


この作品で、少女マンガを敬遠していた友人何人かをすでに洗脳済みです。言い方悪かったけど、ようするにハマったってことです。この作品は強くお勧めしますね!!


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