セイラ の庭

セイラ の庭

PR

2022.08.10
XML
カテゴリ: 空蝉
今年は孫一家が、お盆前に遊びに来ました。息子は不惑の四十歳。お嫁さんも秋には四十歳、孫たちは四年生と二年生です。
年末にはアメリカに移住するというので、例年より長い三泊四日、私の母の家に集まって、忙しくも愉しい家族の時間を過ごしました。
川遊びに、人生ゲーム、花火、飯田線の秘境駅探索、御園(みその)の天文台で天体観測……田舎の夏を目いっぱい体験できたと思います。
諸々の準備と料理係の私はバテてしまい、残念でしたが秘境駅行きはパスでした。なにせ彼らは鬼のようにタフで、この暑さの中、いくらでも歩き(走り)回るんですから、とてもじゃないですけど、ついて行けませんよ。笑





前日が雨で、ただでさえ冷たい谷川は水温が低すぎ、40歳になった息子は、惑わず足だけ浸けることにしたようです。ついに分別がついたか!(笑)
2年生の孫娘が一番強く、いつまでも泳いでいました。4年生の孫息子は、魚のほうに関心が。






天文台に行く途中で、ポニーに会いました。





御園の天文台「スターフォレスト御園」です。
バンガローを借りて自炊もできますが、トンボ採りやバトミントン、天体観測などの遊びに時間を使えるよう、館内に宿泊しました。食事つき。





ここでは様々な望遠鏡を貸してもらえます。




これを一晩中、前庭に据え付けて、眼には見えない数々の星や、土星のリング、木星の縞模様と二つの衛星、などを、はっきりと見ることができました。夜の観望会では、ドームに設置された60センチ口径の大望遠鏡で、より鮮明な惑星の姿や、球状星団なども見せてもらいました。4年生の孫はすっかり夢中になり、0時頃まで寝ずに粘って、その上、夜中の3時に起き出して、上ってきた火星も観察していました。


たくさんの思い出ができました。孫たちの中には、この夏のことが、どんなふうに残るのでしょうか? 外国に行っても、日本の、この山奥の、谷間の里の、ささやかで素朴な暮らしの中にある美しさを、どうか忘れないで。そう祈りながら、嵐が去るように帰ってゆく彼らの車を見送りました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.08.10 12:13:31
コメント(0) | コメントを書く
[空蝉] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: