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August 16, 2006
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カテゴリ: 選択理論心理学
こんばんわ。
昨日今日と、普段からお世話になっている アチーブメント(株) の子ども向け研修 アチキッズ2006 のアシスタントに行って来ました。
朝7時過ぎの電車に乗って都内に向かうのは結構ハードでしたが、それだけの価値がある二日間でした。

アチキッズ2006 では、小学生から高校生まで、幅広い学年の子ども達が一緒になって学び、また遊びます。
いや、どちらかというと遊びの合間に学びがあるような感じです。
選択理論をベースとしているので、外的コントロールではなく子ども達の自発性を尊重し、承認と励ましを基調とした温かい関わり合の中で子ども達の成長が促される二日間です。

最初にクラス分けがあり、今回は大人が多いこともあってか全部で13クラス×各4人の割り振りとなりました。

各クラスには大人が二人づつ付き、さらに全体の運営サポートスタッフが12人もいるので、子ども達は本当に大人と密に関わることが出来ます。
そして大人は子どもに教えるのではなく、子どもと同じ目線に立って子ども達の中にある創造性を引き出し、表現するお手伝いをするのです。
そりゃあじれったいこともありますが...
子ども達は本当に見事に成長してくれました!

私ともう一人で担当したクラスのメンバーは結構引っ込み思案で、最初にクラスの名前と二日間で取り組むテーマとクラスのメンバーをみんなに紹介するポスターを描いたのですが、なかなか意見は出ないし筆も進まないし、非協力的なメンバーもいるし、時間ギリギリになっても完成しなくてお世辞にも良い出来映えとは言えませんでした。
私も「何でこれだけの成果しか出せないんだろう?」と我が身の力のなさを呪いましたが、これも普段の行いの結果と受け止めて、「どうしたら意欲を持って取り組んでくれるだろうか?」と手探りを続けながら二日間過ごしたように思います。

初日は遊びの時間をふんだんに盛り込みながら、両親の好きなところや自分の好きなところを探して行きました。
子ども達は普段から承認よりも批判の方を多く受けているせいか、「わかんねー」と言いながら全然出て来なかったのには驚きました。
私から見たら10個や20個は出て来るのですが...それを押し付けるのは大人の知覚ですよね。
なので子ども達には「人から言われて嬉しかったことってないかな?」等と直接こちらから伝えるのではなく、自分たちの頭で考えてもらえるように手を替え品を替え色んな角度から質問し、話を聴いて、子どもが「あ、そうか!」と閃くのをひたすら信じて待つ、ことに徹しました。
待つ、と言っても、相手に全て委ねてしまうことではありません。

時には話を聴くことだったり、また質問して情報提供することだったり、膝に載っけてあげることだったりするのですが、とにかく自分が結果を出してもらうために出来ることは何か、を考え、行動することの連続でした。

嬉しかったのは、自分の世界に入ってしまって明後日の方向を向かっている子どもに向かって「(トレーナーの)○○先生は見えているかな?」と聞いたらその子がちゃんとトレーナーの方を向いてくれたこと。
命令したりお願いしたりしなくてもいいんだ、というのが実感できた瞬間でした。

二日目、子ども達には明らかな変化が見られました。
非協力的だった子どもはそれでもクラス別の活動に参加してくれることになりましたし、

「わかんねー」「考え中」と言いながら実は取り組むことを放棄することが多かった男の子は諦めずに取り組んでくれるようになりましたし、
別の男の子は積極的に手を挙げて皆の前で発表するまでになりました。
どれも、初日の最初の出会いの時からは想像できない変化です。

また二日目には名物「選択の実習」がありました。
これは「友だちを作るにはちょっとした勇気が必要だけど勇気を出して挑戦してみるといい結果が手に入るよ」というのを実習で体感してもらうものです。
友だちになりたくない、が1。どうしようかな、が2。友だちになりたいな、が3。とっても友だちになりたい!が4。
向かい合ってお互いに数字を見せ合い、数字が異なるときは言葉を使わずに交渉して時間内に数字を一致させる、というものです。
数字が一致したときは、1は無視、2は相手を見る、3は片手握手、4は両手握手、をやります。
大人の研修では大抵「4」に収斂して行くのですが、「子どもは平気で1を出すよ」と聞いていたので、どうなるかなあと内心不安を抱えながら、それでも「私は4以外は出さない!」と強く心に決めて実習に臨みました。
子ども達は「相手が4を出してくれたら嬉しいけど、本当に出してくれるかな?」と半信半疑で向かい合ってくれます。内面の不安が見て取れます。
私は「絶対4!」と決めているので、不安はありません。
自分の出来ることを精一杯しよう、と思っているので、顔は自然に笑顔になりますし、お互い4で一致した時には手を振り回したりジャンプしたりして少々大袈裟なくらいに一緒に喜びます。
私が相手をしてもらった子どもたちは一人を除いて「4」を出してくれたので、とても嬉しく思いました。

二日目の午後はいよいよご両親への感謝の手紙書き、そして授与式です。
二日間の成果がここで試されます。
子どもたちは照れながらも立派に感謝状を書き上げてくれました。
そして、子ども達が実際に親に感謝状を読み上げて手渡す授与式は感動の連続でした。
涙腺緩いなあ、と思った一日でした。

昨日今日と子ども達を身体を使って遊び、今日は20分ほど一人の男の子を肩車して歩いたこともあって、肩から腿にかけて筋肉痛です。
明日はちょっとキツイかもしれませんが、後悔はありません。
子ども達に、そして一緒にアシスタントや運営スタッフとして関わった大人達に、また子ども達のご両親に、様々なことを教えてもらいました。
この夏の一番よい思い出になりました♪





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最終更新日  August 16, 2006 11:15:05 PM
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