システムエンジニアの晴耕雨読

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2012.12.16
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カテゴリ: 日本史・世界史


ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄(下)―1万3000年にわたる人類史の謎」

訳 倉骨彰

草思社

2000年刊



ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄(上)―1万3000年にわたる人類史の謎」 の続き・・


≪まったくゼロの状態から文字システムを考案することは、
 既存システムで使われているものを拝借するのにくらべ、
 比較にならないほどむずかしい。≫


≪文字を持つようにならなかった社会は、


 ハワイやトンガは、4000マイル(6400キロ)以上、離れていた。



 ところで、

 発明はどのようになされるか?

 「必要は発明の母」と呼ばれるように、なんらかの必要があるときに発明は生まれる。

 実際の発明は、人間の好奇心の産物である。



 また、技術はどこからやってくるのか?

 独自に発明されるよりも、外部の社会から取り入れる場合の方が多い。


 それともよそから借用されるかは、その発明自体の難易度と、
 その社会と他の社会との隣接度という二つの要因に依存している。≫

≪科学技術は、それまでの技術への精通を前提として前進する。

 科学技術の進展過程が自己触媒的である理由の一つはここにある。≫





≪この1万3000年の人類史において最大の人口の入れ替えは、
 旧世界と新世界の衝突によってもたらされたものである。≫


≪・・ユーラシアがアメリカを征服することになった直接の要因のうちで
 もっとも重要なのは、病原菌をめぐる状況のちがいであり、
 技術や、政治システムや、文字システムをめぐる状況のちがいであった。≫




≪結論を述べると、
 ヨーロッパ人がアフリカ大陸を植民地化できたのは、
 白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人がアフリカ人に人種的な差
 があったからではない。
 それは地理的偶然と生体的偶然のたまものにすぎない。≫


Jared Diamond - Guns, Germs, and Steel: The Fates of Human Societies



<目次>
第3部 銃・病原菌・鉄の謎(承前)
(文字をつくった人と借りた人
発明は必要の母である
平等な社会から集権的な社会へ)
第4部 世界に横たわる謎
(オーストラリアとニューギニアのミステリー
中国はいかにして中国になったのか
太平洋に広がっていった人びと
旧世界と新世界の遭遇 ほか)
エピローグ 科学としての人類史





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最終更新日  2012.12.16 07:26:45 コメントを書く
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