よんきゅ部屋

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Jan 7, 2011
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カテゴリ: 時事
報道で伝えられているところによれば、日本経団連が会員企業の説明会を12月以降に行うようにと明示することになった。ただし、面接開始時期を後に延ばすということについては企業側の反対もあって明記されないこととなった。

これは一つの前進ではあるのかもしれない。ただ、これを守るべきとされるのは、極端に言えば会員企業に限られることになるだろう。もちろん、会員企業は多くの学生が志望する大手企業なので、影響力はあるとは思う。

しかし、実際のところ、自分が接している2年生は夏ぐらいから動いておかないといけないという意識があったりするようだ。また、各企業の説明会が12月だといっても、それ以前の合同説明会が前にあるのだろうし、大学のキャリアセンターのガイダンスがこれによって後ろに伸ばすわけでもないようにも思える。

就職活動そのものをどうするかというのは、学生にとって大きな問題だと思うが、早く始めたから対応能力がつくというわけでもなければ、対応能力を企業が期待しているわけでもないだろう。早く始めて、乗り遅れないように参加することがまず重要だという意識を学生に感じる。

さらには、「実務能力を学生に求め、大学にもそれを期待する」という話もあるが、仕事の経験のない学生にそれを求めるのはやはり難しいと思う。大事なことはそういうことではなく、ちゃんと考えられる能力をどうつけるかだ。どういう問題があるのかを発見するためのアンテナの性能を上げることと、感知した問題をどのように解決するように論理的に考えていくかということが、本当のところは大事なのだと思う。そもそも、実務能力というのはどういう意味で言っているのかをはっきりさせない限り、この議論は進まないように思う。

言われたことをこなしているだけで済むという仕事をやってほしいという期待は大学生に対しては持っていないだろうと思うので、ちゃんと頭を使うトレーニングをしっかりやることこそ大事だろう。人が育つのには時間がかかるはずで、そう簡単にはいかないだろう。

こういった問題は、どうしても企業vs大学という構図で描かれがちだが、本当は未来の社会を担いうる若者をどうやって育てていくのかを、ぞれぞれの立場を超えて議論すべき時が来ているのではないかと思う。就活の期間だけをみれば、お互いの言い分が対立することはあるだろうが、そんなことを言っている場合ではない。学生たちを近くで見てきて、自分の前を過ぎてしまえばあとは見守るしかない人たちの幸せを陰で祈っている一個人として、本当の意味で彼らのためになることを大人たちはすべき時だと思う。もちろん、私もそうだ。





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Last updated  Jan 7, 2011 09:36:56 PM
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