よんきゅ部屋

よんきゅ部屋

Feb 1, 2011
XML
カテゴリ: 時事
今日の夕方のローカルニュースの特集で取り上げられていたのがこの話。大学のレポートや卒論などはもはや当たり前であり、それが小学生の読書感想文や、果ては文学賞における中学生の奇跡の受賞も実はコピペだったという、もはやどうしようもないレベルに達している。

コピペを見破るためのソフトというのもすでに開発されているのだが、今回の特集では比較的扱いやすいソフトを開発した大学の話。そこで実際に学生の出したレポートを対象として試しにやってみると、6割以上でコピペが発見されていた。PCは検索を得意としているので、言葉を抽出し、ネットのページとつき合わせる作業そのものは難しくないらしい。ただ、それをどこまでカバーできるかというのが難しいということのようだ。その後、実際にそういったソフトがあることを学生に周知した上でレポートを課すとさすがに減ったそうだが、それでも3割もあったらしい(ただし、どこまでのレベルなのかはわからないが)。

「走れメロスの例」とか細かく載っていてコピペOKという読書感想文のサイトを作った人も出演していたが、「読書感想文はとにかく思ったことを書けというだけで、実際にそれは難しいことだ。だから具体的に示してやりやすいようにして休みを子供に楽しんでほしいから」と言っていた。また、文学賞の選考では「おかしい」と「天才だ」という評価に二分されたそうだが、結局コピペではないかということでチェックしなかった結果として非常に不格好な結果となってしまった。

これも突き詰めていけばいたちごっこになってしまうのかなという感じだ。結局のところ、問題は「とりあえずやったらそれでいい」というスタンスでずっと来たところにあると思う。そして、それを前提として教える側の作業内容やスケジュールも組み立てられてきた。確かにすべてを丹念にもれなくチェックしていては予定された仕事などできなくなってしまうだろう。その積み重ねの結果だと思う。だからこそ、ちゃんとしようと言っても後戻りできない状況になっているのかもしれない。

こう言った問題について考えるならば、ある課題を「どうせやるなら」という具合に積極的に捉えられるようにするとか、あるいはそうせざるを得ない状況(例えばちゃんとしないと何らかのペナルティーがある)とかいうことがないと、ちゃんとした方向には向いていかないのかもしれない。非常に根が深いように思う。「だって言われたからやったじゃないか!何が悪いの?」という言葉に対して「やればいいというわけではない」ということをちゃんと説明する、あるいは理不尽な場合には突っぱねることができるオトナがどれだけいるのかということにかかっているように思うが、難しいんだろうな...。

コピペというのは本当に便利なものだが、この場合は明らかに使い方を間違っているだろう。省力化は大事なものであるが、自分以外のものを使って省力化してはいけないものや、できないもの(新しいことを考えるとか、ちゃんと知識を身につけるとか)がこの世の中にはたくさんあることをオトナはちゃんと教えなければならないのではないかと思う。オトナが気づいてなければ、これはもはや危機だろう。

ちょっと前に、ある留学生とした話が印象的だった。「今の日本はまだなんだかんだ言って余裕があるから、適当にしていてもそれなりにやっていられるんだと思いますね。でも、母国の若者を見ていると、めちゃくちゃ勉強している人も結構いるし、活躍する人も増えてきました。このまま行ったら、たぶんそのうち逆転しますよ。」

コピペをして他の有意義なことをする(まあ、課題がよほど無意味でもない限り、それはただの機会損失なのだろうが)ならまだしも、そうするわけでもない。ネタとして「そーなんだ」というのは簡単なことだが、もっと深く考えていかないと、本当に取り返しのつかない状況になるのではないかと思う。自分としても常に心にとめておきたいトピックだった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Feb 1, 2011 10:23:27 PM
コメントを書く
[時事] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Favorite Blog

サマーポップス すららさん

毎日暑すぎる。 魔神8888さん

TOMOO「ソナーレ」20… はるのひ1918さん

映画:ベートーベン… ピカルディの三度THさん

黄 金 時 代 ショスタコーヴィチさん

Comments

новое русское порно бесплатно@ Hot and Beauty naked Girls Respect to post author, some fantast…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: