MATRIX7

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2009.06.12
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カテゴリ: サッカー
 史上最高額でCロナウド移籍が実現する。世界最強のクラブ建設を目指すリアル・マドリードは、すでにACミランからカカを獲得している。これに加えて、Cロナウドを手に入れるとなれば、確かに世界最強クラブへの階段を上ることになる。二人に費やした資金は合計200億円を超える。マドリード以外のクラブでは、到底出せない資金額だろう。総収入の半分にもなる大金を投じても、カカとCロナウドを手に入れるという執念がすごい。といっても、話題の選手を集めただけでクラブは強くならないことが、過去の銀河軍団でも証明されている。
 こうなった背景には、クラシコでバルセロナに惨敗した試合経過が深くかかわっていることは間違いない。負けることを許されない宿敵に大敗したことが、現在のマドリードの弱体ぶりを浮き彫りにした。「弱いマドリード」では、観客とマスコミも厳しい批判を浴びせる。メッシやイニエスタを育て上げたバルセロナのようなユース組織を持たないとすれば、外部から最強の助っ人を招くしかない。200億円をぽんと払ってしまうのが、マドリードの豊かさをあらわしている。金に糸目をつけない補強によって、マドリードは黄金時代を目指す。
 誰もが驚いたのがマンチェスターUの売却方針だろう。世界最強の実力と財政力を持つマンチェスターUがCロナウドを手放してしまうことが衝撃を与えた。プレミア第一の座さえも危うくなることを覚悟の上で、120億円の移籍金を受け取ることにしたのである。欧州のサッカー選手はクラブとの契約期間が終われば、自由に移籍できる。Cロナウドはマドリードにあこがれていたので、契約期間が終わると無償で移籍を認めねばならない。120億円と無償ではあまりに落差が大きい。契約期間中の移籍ならば、最高額の移籍金をもらえるので、マンチェスターUとしてはスペイン行きを認めるしかなかった。この不況で、どこのクラブも本音では金がほしいことをあらわしている。
 横浜復帰を表明していた中村俊輔の移籍先がスペインになるらしい。セルティックとの契約期間が満了した俊輔は、移籍金なしで帰国できる。横浜マリノスは10億円近い移籍金を節約できるのだから、無条件にサインすればよかった。俊輔は契約金の減額さえも容認していたという。しかし、セルテック時代に年間3億円で契約していた俊輔に、横浜は半分しか支払わないと通告したという。これでは契約トラブルが起きてしまう。セルテックと同額を支払うのが儀礼だろう。スペイン側は4億円を提示しているというから、これでは勝負にならない。日本に帰りたいという俊輔の願望を逆手にとって、半値での獲得を狙ったマリノス側のケチケチぶりはサッカー史に残るだろう。





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Last updated  2009.06.12 08:59:00
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