MATRIX7

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2009.08.16
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カテゴリ: サッカー
 大物の抜けた後のメンバー構成は本当に難しい。短期間ならば、他の選手のやる気とハードプレイで補うことができても、長期戦になるとカカやCロナウドの穴をを埋めることは難しい。驚くのは、ACミランとマンチェスターUは獲得した移籍金を金庫にしまっていることだろう。それを他の選手獲得に使わなかったという点が欧州クラブの経済事情を物語っている。多額の移籍金も借金の利子に消えてしまう運命にあるらしい。
 ACミランの危機は常に叫ばれてきた。ロナウジーニョなどの獲得したメンバーがほとんど機能しないのに、唯一の頼りであるカカを手放してしまったことへの批判が強い。ベッカムを含めて余計な資金を消耗して、組織を弱体化してしまった。過去の名声に頼る選手を集めても、セリエAでは通用しないことが多い。過去の名声と現在の実力を天秤に図ることをしないと戦力面で苦しくなる。本来、ACミランが獲得せねばならない若い選手の育成は放置されている。2~3年前のミラン全盛期に比較すると、露骨に衰えている。
 マンチェスターUはCロナウドとテベスを放出しても、平然としている。戦力的に困らないだけのメンバーをそろえていることが大きい。Cロナウドの移籍は想定されていたので、多くのメンバーを試している。大物の代わりがいるので、さほど困らないというのがマンチェスターの本音だろう。それが強がりなのか、本当にCロナウドを補えるかは、リーグ戦で即座に判明する。Cロナウドを120億円の資金と交換したことは、財政が逼迫していることを暗示している。かつては健全財政の見本だったマンチェスターUも、借金に追われ始めているらしい。
 戦力面を不安視されていたアーセナルは、圧倒的な攻撃力で初戦6-1でを圧勝した。アーセナルの戦法が魅力的なのはいうまでもない。クラブを飛び出していったフレブがアーセナルを脱退したことを後悔していると語るのも当然だろう。欧州のクラブには伝統と固有のスタイルがあり、同じパスサッカーでも、アーセナルとバルセロナは方法論が異なる。Mシティに移籍したアデバイヨルとトゥーレも、スタイルの違いとアーセナルの方法論の正しさを理解する日が来るだろう。とはいっても、このところ、あまり実績を残せなかったヴェンゲル監督にとって、勝負の年であることも間違いないのだが。





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Last updated  2009.08.17 08:34:30
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