MATRIX7

MATRIX7

2010.07.31
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カテゴリ: モータースポーツ
 この数日間、叩かれ続けたのがフェリッペ・マッサだった。ブラジルでは操り人形扱いされて、F1ドライバーとしての敬意を失ってしまった。本人にしてみれば、納得のいかない指令に従ったに過ぎないのに、人格さえも無視されて、F1ドライバー失格の烙印を押されてしまった。この不名誉を挽回するには、ハンガリーで勝つしかない。人間がこういう状況に落ち込むと、むしろファイトがわき上がってくる。大逆転の狼煙を上げようと覚悟を決めるのが普通だろう。
 マッサがF1世界で生き残ろうとするならば、ハンガリーで数字を残すしかない。フェラーリのマシンは調子がよいし、レッドブルにタイム的に劣る部分はない。ハンガリーは低速の抜きにくいコースだから、予選結果がものをいう。現状でレッドブルを上回るタイムを出せるマシンはフェラーリしかない。マッサはその一台を持っているのだから、チャンスはある。
 今年のブリヂストンは、特殊なタイヤの組み合わせをしている。耐久性のあるハードタイヤと10周程度しか持たないソフトタイヤの組み合わせになる。あまりに極端な特性を持っているので、ほとんどのチームは最適セットアップができない。どのようにセットするかでドライバー同士も喧嘩腰になってきた。最適解を手に入れていたのは、事実上レッドブルしかなかったのに、フェラーリが割り込んで、互角の戦いが始まっている。
 マッサは命をかけたドライブをすべきだろう。予選1位を取れば、ハンガリーでは圧倒的な有利になる。2位以下は行列になるから、ベッテルだけをマークすればよい。ウェバーが出てきたら、ベッテルと喧嘩させればよい。なかなか勝てないレッドブルは、相当焦ってきているので、マッサにチャンスは転がっている。ベッテルやウェバーを弾き飛ばすくらいの覚悟で1コーナーに飛び込めるかで勝負は決まる。マッサに怖いものなんてないのだから。





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Last updated  2010.07.31 10:52:47
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