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女優の吉高由里子(35)が主人公・まひろ(紫式部)役に挑むNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は7日、15分拡大でスタート。“時代劇のNHK”にとってもストックが多くはない平安時代中期を舞台にした意欲作で、平将門を主人公にした1976年「風と雲と虹と」に次いで大河史上2番目に古い時代を描く…
初回「約束の月」は、子役の落井実結子が演じるまひろの幼少期のエピソード。まひろがのちに深い絆を育むことになる藤原道長(三郎/木村皐誠)との出会いが描かれた。手をフィーチャーした艶めかしいオープニング、平安の雅な風景にジャズ風のBGMを取り入れた斬新さ、アクロバティックな散楽シーン、「馬鹿」の語源にまつわるエピソードなども話題を呼び、タイトルのほか「安倍晴明」「平安時代」「三石琴乃さん」「花山天皇」など複数のワードがXのトレンド入りした。
とりわけ注目を浴びたのがラスト10分。三郎と会う約束をしていたまひろだが、その日は父・藤原為時(岸谷五朗)が東宮(のちの花山天皇)の漢文の指南の職(実質はスパイ)を得たお礼参りの日だった。お礼参りの帰り道、母・ちやは(国仲涼子)、従者の乙丸(矢部太郎)の前を急いでいたまひろは、馬を駆っていた藤原道兼(玉置玲央)と衝突しそうになり、思わぬ悲劇が起きた。
史記の「指鹿為馬(しかをさしてうまとなす)」の故事を語源とする説