1990年のアルバム。11作目とのことで、相変わらずのアグレッシッブな姿勢は見せながらも、安定感もあるような安心して聴けるアルバムだと思います。全体的に「Love At First Sting」の頃と比べるとハードな音作りのような気もしました。クレジットにジム・バランスの名前もあり、外部のライターを起用するのは前作「Savage Amusement」では見られなかったことですが、この辺がどう作用したのか?アルバムの楽曲の質は良い感じで保たれていますし、リフだけでないバリエーションもあるので私は良いのではないかと思いました。ただ、ルドルフ・シェンカーのリフがどうしても好きだという人は、ちょっと寂しさがあるかもしれません。いずれも佳曲が揃っていますが、Don't Believe Her、Wind of Change、Restless Nights、Lust or Love、Crazy Worldあたりが好きな曲です。シングルヒットしたWind of Changeは、クラウス・マイネの歌の旨さと哀愁が良くでていて良いですね。Still Loving Youと同じぐらいの良いバラードだと思いますし、ライヴだったらもっと良いんだろうな、と感じさせる曲です。最後のSend Me an Angelもバラードですが、クラウス・マイネはバラードで映えますね。
【曲目リスト】 1. Tease Me Please Me 2. Don't Believe Her 3. To Be With You in Heaven 4. Wind of Change 5. Restless Nights 6. Lust or Love 7. Kicks After Six
9. Money and Fame 10. Crazy World 11. Send Me an Angel
Restless Nightsでは、歌詞に幾つかの都市の名前が出てきますが、Black Out in London/Big Time in Paris/Hot shot in Dallas/Rock Hard in Rio/Red Hot in Moscow/Die Hard in Tokyoってな感じで並んでいます。どんな東京の夜だったんでしょうね。