狂言は師匠からの口伝により伝えられる、のですものね。
「有名な能のシテ方が出番が終わって中入りし、狂言方のアイ(間狂言※能のストーリーなどを語る)を聞いて「ああ、そういう話だったのか」と思ったなんていう話があるくらいですからね(笑)」
確かにあのように難しい、基本的に室町口語で話される狂言。
小さなお子様が演じるときは、全く意味なんて分らないでしょうね。
(・_・) エ? 観ている大人のあめみこも、分らないことが多いです(爆)
今まで小学校三年生レベルのテレビドラマしか観てなかったからねぇ(大爆)←いえいえ、自分の勉強不足でございます(苦笑)
それでも 耳慣れる
っていうんでしょうかね。
聞いていくうちに、狂言の言葉もすんなりと入ってくるようになってきました。
たくさん、そういう日本語の音に触れることは大切なんですよね。
一緒に観劇した会社の方と話をしていました。
彼女は萬斎さんだけのファン、私のようなミーハーではなく色々な古典にとても興味を持っておられる方。←あめみこも脱ミーハー宣言?!いや、それはどうかな・・・σ(⌒д⌒;)
見所もとてもきちんと抑えてらして、とても勉強になります。
まちがいの狂言を観て、楽しいけれど、ますます静寂の能楽堂で演じられる、本来の正統派狂言がもっと観たい、と思ったようでした。
万作さんが最初に登場し、現代語に近い話口調で過去の出来事を語りますが、とても凛した雰囲気を持っており、最後に締めくくるときも、万作さんの登場により終わる。
最初と最後に万作さんのピリリとした存在感が、あの「まちがいの狂言」をさらに上品に際立たせているような感じがするのですね。
まだお目にかかってませんがダイドードリ… 2008年10月14日 コメント(8)
珈琲を飲みながら-ダイドードリンコで野… 2008年10月01日 コメント(12)
「わが魂は輝く水なり」が始まりましたね 2008年05月05日 コメント(14)