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2008年09月11日
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テーマ: 防犯(393)
カテゴリ: 主婦の領分



うちのすぐ近くでとても悪質な犯罪が起こった。

一歩間違えれば、人の命も落としかねないような事件だ。


ベランダに洗濯物を干していると

パーマネントばあさんが久しぶりに外に出ていた。

息子さんのお葬式前からずっと姿を見ていなかった ので

ああ、やっと外に出て来るまで元気になったのか、と

安堵した。

が、その近くで警察の現場検証をしているのが気になり、

様子うかがいのために外に出ていたことが判明。



やはり、パーマネントばあさんの原動力は

人のうわさ話のようだ。



翌日のこと。

龍一を小学校へ見送るために外に出ると、

ご近所のサト子ちゃんが話しかけてきた。


朝早く、事件現場のすぐ前で、

不審者がずっと座りこんでいたという。

見たことがない人だったので不安になり、

「携帯のカメラでその人の姿を撮影したんだけど

どう思う?」と聞かれた。


小太りの中年男性が自分の携帯を覗きこんでいる画像だった。


こんな人、見たことないよねぇ。と

井戸端奥様達と話す。

とりあえず、何かあった時のために

これは残しておいた方がいいかもね、と

そんな話をして別れたのだが、

家事が終わり椅子に座ったときに

サト子ちゃんがうちの玄関チャイムを鳴らした。


「あのね、警察の人が来たから

さっきの画像を渡したいんだけど・・・」

携帯の画像をうちでプリントアウトし、

その人に渡す。

ドアを閉めようとすると、すかさず警察の人が

「お宅にも聞きたい事があるんですが・・・」と切り出してきた。





夕食は

●焼き魚

 金目の粕漬け

●エビマヨサラダ

 中華のエビマヨを、もう少しカロリーダウンしようと思い

 衣をつけて揚げる所を茹でてあえてみた。

 ソースはコンデンスミルク・マヨネーズ・ケチャップを

 5:5:0.5の割合で混ぜ、パセリを1ドバ入れたもの。

 これを茹でたえびと和えて千切りキャベツの上にのせ、

 トマトを散らす。

0910

●湯もりうどん

 ほうとうを作ろうと野菜を煮る所までしたのだが、

 買ってきたはずの麺がない。かぼちゃもない。

 そんなわけで根菜を煮ただし汁をつける形の

 湯もりうどんに変更。

●やわらぎメンマ

 市販品。これにみじん切りにした長ねぎと

 ラー油をたらして混ぜたもの。

●茹で落花生

●韓国のり

 旦那のつまみ用。




「あの、名刺か身分証明になるものを見せていただけますか?」

家族全員の住所・氏名・生年月日・勤め先・電話番号

全てを記載するとのことでこう切り出してみると

首からぶら下げた警察手帳をパカッと開く。


新しい警察手帳になってから初めて見た。


この人は刑事課の刑事さんだったが、

心の中で5回名前を唱えて覚える。


このあたりで起こった変化や不審者、

気になる事など何でも教えてください、と言われても、

いくら警察の人で職務だとは言え、

見ず知らずの人に

あそこの人はどうだとか言えるわけがない。


少し離れた所で猫がバラバラにされるという話を聞いていたので

その事を話し、あとは急に言われてもこれと言って・・・

というと、また何か気付いた事があったら

匿名で構いませんので○○署まで電話を下さい、と

言い残して立ち去った。


多分、匿名でされる「タレこみ」というのは

あたしたちが思っているよりも有効で

数は多いのだろうと思う。


このところ、新しく引越しをしてくる人が増えてきたので

見慣れない人もいるのだが、

事件があったその現場に

朝の5時からずっと佇んでいる人がいれば

気になるに決まっている。



今の住まいができて引越しして来たとき、

我が家は「よそ者」だった。


なのに今では我が物顔で

「最近人が増えたから物騒になった」なんて言うのは

ちゃんちゃらおかしいことなのかもしれない。


見慣れない人が増え、挨拶を交わし、

顔見知りになり、そこの住人となる。

それまでのプロセスを飛び越えたり、拒否したりする

人がいたとすれば、その地域の中では

少し変わっている人・怪しい人というレッテルを貼られやすい。


起こった事件も不安を掻き立てるものだったが

その後の地どり調査も「疑わしいものを告白する」という

意味では何となく後味の悪いものになった。



しばらくして、先ほどの刑事さんがうちにまたやって来た。

「先ほどの写真なんですが・・・・

他のものにも確認してもらったんですが、

あれはうちの人間のようでした。

色々ご心配をお掛けしてすみませんでした。」


心配が高じて出てきた話だったが

何事もなくて良かった。

でも、自分の所の人間も分からないなんて

何だかなあ。


犯人が捕まったわけではないので

まだ不安要素はあるが、

この事をきっかけに分かったこともある。

あたしたちの「安全神話」だ。


連日報道される食の安全もしかり、だが、

「こんな田舎で凶悪な事件が起こる訳ないだろう」という

思い込みがどこかにあった事にも気付かされた。


周りを疑わなければならないという事は

寂しいことなのかもしれないが

これを機に、家族で話し合うこと、

確認することができたことは

不幸中の幸いだと思うことにしよう。




そうしなきゃ、やりきれない。









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最終更新日  2008年09月15日 18時20分52秒 コメント(14) | コメントを書く
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