ＲＯＬＬＩＮＧ　ＧＹＭ

ローリング不良更生施設

ローリングジムに現在１９才の４人組がいるのです。ローリングに通いだしてもうじき１年たつだろうか。こいつらがひどかった。挨拶ひとつまともにできない、年上の人にも我が物顔でふるまう、他の人にかまわず大声でふざけあう・・・さすがの私も雷を落として全員正座させたのです。そして私は挨拶から一から教えたのです。ところが、意外にも彼らは非常に素直に私の言うことを聞く。要するに彼らは知らないだけで、私は教育の大切さを改めて思ったのでした。（なにしろこいつらはみんな中卒でまともに学校に行ってませんから。笑）そんな彼らも私のキビシイ指導の元、試合に出場するまでになりました。４人一緒にデビューさせるつもりでしたが、ひとりは仕事の都合で、ひとりは１９才のくせに子どもが産まれたばかりで（笑）今回はカイトとユウキの２人が試合に出場しました。・・・・・・・　一進一退の攻防。試合はだんだん白熱してくる。ローリング陣営の応援も白熱してくる。セコンド仲西　「柴田さん時間は？！」柴田さん　「えっ！ちょっと待ってくださいよ～えーと後４０秒！　　　　　　　そう言っているあいだに３０秒」セコンド仲西　「ラスト３０！いけいけ！」　必死に打ち合うカイト。しばらくして・・・アナウンサー　「ラスト３０秒～！」ローリング軍団「？？？」柴田さん　「あれ？これ１ラウンド２分じゃないの？あははは」（＊この試合は１ラウンド３分）　笑ってごまかす柴田さん。全員ずっこけるローリング軍団。と同時に「カーン」と鳴るゴング━これはコントでしょうか（笑）結果は１勝１敗でしたが、結果を気にする事はありません。彼らの人生の戦いはまだ始まったばかりですから。rolling-gym.com試合が終わって。カイト（左）とユウキ