私は高校生のとき、塾に通うため1時間半以上かけて仙台に出かけたり、当時の国鉄の特急に乗って東京の塾に行かせてもらいました。
田舎にいて刺激がないと勉強しないという私の性格をずばりと見抜いた父の判断でしたが、私も自信満々で出稽古のつもりで講習会にいったものです。
しかし、授業を受けるとカリキュラムが違ったせいか、授業の内容についていくのが大変で、ショックをうけたものです。こういう連中と一緒に受験するのか!と焦りを覚えたものです。
学校の授業だけで望む大学へ進学できるなら、それが一番の理想です。が、現実には全国から受験生が集まる大学に合格させるには、それなりの教育が必要になります。学校がそこまで請け負うというならば掛け声だけではなく、すべての先生方の相当の覚悟と努力と配慮が必要になってしまうと思います。
そういう意味で学校と塾の健全な両立が大切だと常々考えており、子供にも常日頃から両立して勉強するように指導しています。
子供の将来のための勉学です。将来とは良い師と出会い、良い友人と出会い、自分の人生を切り開く出会いをつくることです。
自分の能力を高める努力なしに良い出会いはありません。スポーツでも音楽でも同じです。画一的な教育も大切なのかもしれませんが、子供の能力を最大限発揮できるように、親も学校も考え、協力する必要があると私は思います。
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