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私はかつて彼に使われる身でした。
共働き家庭だった我が家は
昼間は兄と私の2人きりということが多く、
あれ取って、これやってと何かにつけて使われておりました。
私は彼のイモコン(妹コントローラー)と化していたのです。
でも、二つしか違わないし、
私も末っ子であっても長女だから
仕切りや体質のところもあって、
だめ兄に使われるフリをしつつ別の時にはヤツを上手く使うということをしていました(例えば先日の日記の時のように)
そして今私は兄怪獣を使いまくっている
弟怪獣が何か出来なくて困っているときは
「ちょっと手伝ってあげて」と兄怪獣に頼む
テレビのチャンネルを変えて欲しいときも
「悪いけどチャンネル変えてくれるかなぁ」と言って変えてもらう
弟怪獣の数字を教えたのも兄怪獣
紙飛行機の折り方を教えたのも兄怪獣
弟怪獣の子育て全般を担っているのは兄怪獣なのだ
こう書くと素晴らしい兄のように思えるけれど、
実際は兄怪獣は弟怪獣を使いまくっている
「あれ取って」
「それ持って来て」
などという面倒くさい事はすべて弟怪獣にやらせる
それから私に対して直接言いにくい事、例えば
「お母さんにおやつまだ、って聞いて来て」
ということも弟怪獣を使う
弟怪獣はまだ使われているという事に気付いていない
遊びの中の大事な部分を任されているという使命感に燃え
喜んで兄怪獣の命令に従っている
でも、あと少ししたら彼も使われている事が分かり、
誰かを使いたがるようになるだろうな
誰かな
やっぱり兄怪獣が最初のターゲットになるだろうな