The serene sky

The serene sky

2007年07月14日
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カテゴリ: できごと



尋ねてみました。

赤い傘をさした幼い子が ひとり泣いている。

ー私は上の写真を撮っていました。

泣き叫びながら ぱたぱたっと駆け出して、
叫び 、また駆け出しては 泣き叫んでいる。

尋常ではない様子。

どうしたの?


「あのね。ママがちゃんと帰ってきて欲しいの」


待ってるの?
どこで待っててって言ったの?
あんまり離れちゃうと、帰ってきたママが探せないよ。

元の場所にもどろう。

子供はわたしの手をぎゅっと握ってきた。

ここ?

目の前は広場でした。雨降りの広場 人影もまばらで、寂しく冷たい広場。

ここですか?;

このベンチで待ってて!って言ったの?
濡れちゃうね。屋根もないし。
幼稚園の帽子をかぶって、白いポロシャツにはお絵かきをしたのかうっすら絵の具でよごれている。


「あのね。ゴーカートに乗って、さっきまで楽しかったの。
ママは、怒って傘をあそこのゴミ箱に捨てた。
傘を買ってくるから。長くかかるから、一時間くらいかかるって言った。
ママが帰らなかったら、警察に自分で行って、ひとりでかえるんだよ。って言った」

なかなかしっかりした あれれ よくみると男の子じゃないの。

涙でくちゃくちゃだけど、しっかり話す。利発ていうか活発な子なんだろう。

そこまで話して、
「ママ ちゃんと帰ってきてほしいよ!」
と泣き出す。

だいじょうぶ!ママはかえってくるよ。

・・・

立っているとしんしんと冷えてくる雨降りの広場。

人影がないではないが、あってもなくても 大人でも居心地よいとはいえない。

うーむ 一時間??

小さな手はわたしの手をにぎりしめている。

置いていけない。

さてどうしよう。一時間とはおおげさに言ったとおもうけど



「すみません。。」

しずかな低い声がかかる。振り向くと30歳くらいかな なかなかお洒落な、いわゆる教養たかそうな女性がうつむき加減に立っていた。

「おこって・・・」

そこまで聞いて、わたしは男の子を見ていった。

ほうら!ママは帰ってきた!

すでに手は離れていた。

泣き止んだ子は ひっくひっくしながら、ちょっと不安げにわたしのほうを見ている。(ママ怒ってないかな?)

大丈夫 

では!と、わたしは坂を駆け下りた。こちとらみじかいお昼休み中。仕事にもどらなくては!あらら・・・



みなまで言うな。わかるように思う。

何がきっかでってことは重要じゃない。
あるよ。そんなこと。
やった。おそらく

子供がそこにいるかどうか 心配だったことだろう。
顔を見て安心したはず。
知らない人と手をつないでいて・・・どう思ったろう。

子供と生活するって楽しいこといっぱい、同時に、自分育ての時間だから。

ここのところ その母子を思い出しては、過ぎし日を思い出している。








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最終更新日  2007年07月14日 09時25分52秒
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