北の国旅日記

北の国旅日記

中国のお買い物


 中国の方々のお給料は、高卒の美容室見習で300元。23歳公務員が700元。大卒大学教員が1000元。45歳公務員が1500元だそうです。
 日本での10万円が300元。20万円が700元。・・・・といった感じ?
でも、実際、体感するのは100元が1万円という感じです。1600円なのにね。私は現地お給料なので、そんなに贅沢はできません。でも、日本人で政府関係・企業関係など、日本円でお給料をもらえる人たちは超リッチです。だって、10万円もらったとしても、23歳公務員の11倍リッチなんですから。
 中国は、月収300元の人でも何とか生活できるレベルに物価が安いです。特に食べ物と交通費。肉まんは一個5角(1元の半分)、一食3元あれば、ご飯とおかずが食べられます。交通費はバスがどこでも走っていて、1元。空調バスというのが、2元。トローリーバス?とかいうのは、5角です。バイクに幌車をつけた乗り物がだいたい3元。庶民生活レベルではとっても生活しやすいかも。
 でも、高級品は高いです。某先生の送別会に高級料理店へ行ったのですが、伊勢海老の刺身とか出てて、もしや?と思ったら、一人300元でした・・・。美容室見習の一ヶ月を一食で食べてしまいました。服や電化製品、化粧品などなどはピンキリだけど、それなりに高い。
 中国でもリッチな人は増えています。日本的には賄賂だけれど中国的にはOKというものも含めて、公務員でも大抵副業を持っているので、金のなる木をつかんだ人は、ジャージの上に毛皮を着て、アメリカ資本のスーパーマーケットに、タクシーで乗りつけ、車のついたカゴに山盛りの買い物をしています。
 おかしいのはそれを真似てカゴに山盛り積んだ人が、レジを出る時に手ぶらで帰る光景があること。オシャレなスーパーのレジ前には、生肉はじめ冷凍食品、お菓子、酒ほか、買わずに投げ捨てた?商品がてんこもりになっています。買い物の雰囲気だけ楽しんで、お金を払う時には我にかえってやめちゃうんですね。
 私はスーパーマーケット大好き。私は日本語ONLYで中国にきたので、交渉して買うことができません。だから、レジのあるところでしかお買い物ができないんです。今気に入ってるのは、中央大街に新しく出来たウォールマート。住んでるところからバスに乗ったら、近くても遠くても同じなので、近くのカルフールやセンチュリーマートも好きだけれど、ちょっと遠出してウォールマートというのが気に入っています。だって、普通のスーパーは、肉を解体しながら売っているので、一斤とか半斤といって注文しなければならないけれど、新しいスーパーは、パックに入った肉やソーセージを買うことができるんだもの。でも、地元庶民は、市場で交渉して買っています。野菜はその方が断然新鮮。もう少し中国語ができるようになって、ぴかぴかした「なすび」なんか普通に買えるようになりたいです。

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