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shapocliak @ Re:こんにちは♪(03/20) kakashi3108さん コメントありがとうさ…
kakashi3108 @ こんにちは♪ 新着から来ました。まずニコラスケイジの…
shapocliak @ はてさて こんな偏屈で無責任なババアの言うことは…
リリア~ナ・ギッシュ @ なんか おもしろそう!アニメってあんまり好きじ…

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2005.03.13
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カテゴリ: 映画
恐るべし勘違いプロモーションの力。つうか、あたくしが勘違い。

「ロング・エンゲージメント」
―「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥのタッグがさらにスケールアップして織りなす愛と奇跡のミステリー―

…愛と奇跡っていうか、なんだかシーンと沁みますよ、この映画。

舞台は第一次世界大戦下のフランス。美しい海辺の片田舎にある村とパリ、そしてドイツとの激しい戦いが続く戦地“ビンゴ・クレピュスキュル”。
モノクロームの画面に最初に映るのは、フランス軍の塹壕の中を、死刑囚となった5人の兵士が引き回される姿。
帰りたいがために自らの手で自らを傷つけた罪で軍法会議にかけられ、いわば見せしめで死刑を宣告された5人の兵士。主人公マチルダの恋人マネクもその中の1人だった。5人のプロフィールと人間関係がさっくりと語られ、5人は激戦区“ビンゴ・クレスピュスキュル”のドイツ軍との中間地帯に丸腰で放り出される。
そして次々と敵あるいは味方の弾に当たって倒れてゆく。
かたやそんなことは露ほども知らずに、片田舎の海辺の村で恋人の帰りを待つマチルダ。彼女のもとに一通の手紙が届く。恋人の死を信じることができず、最後の足跡を辿る旅に出るマチルダ。彼女は図らずも恋人だけでなくほかの4人の運命、いや“ビンゴクレピュスキュル”で何があったのかを、自らの力で一つ一つ明らかにしていくことになる。戦争の象徴として描かれる“ビンゴ・クレピュスキュル”には、愛・憎しみ・怒りが渦巻き、さまざまに生きる人間の姿があった。―


機銃掃射の弾道や霰のように降ってくる爆弾のCGがリアルで、のっけからビックリするほど怖い。
身を固くしながら「空襲って、きっとこんな感じだったんだろうな。避けきれるわけがない。絶対無理。どんなに頑張っても死ぬって」って思った。背中が気持ち悪い。
夢を見たことがある。何かに追いかけられる。逃げているけれど足が動かない背中に手が届きそうな気配。必死に身をよじって逃れようとする。目覚めたときの背中の気持ち悪さ。それと似ている。
プライベートライアンの戦闘シーンは悲惨だった。心臓をわしづかみにされるような、居たたまれない悲しみが続く場面だった。
この映画の戦闘シーンは、現実の怖さだ。飛び交う弾丸の中を逃げ惑う恐怖。

「これは戦争映画だね」。相方が観終わったあとにポツリと言った。
そうなのだ。これは戦争映画なのだ。
オスカーの美術賞にノミネートされただけあって、映像はとても渋くて美しいし、衣装や小道具、セットも凝っている。物語のところどころでお得意のおまじないめいたものや奇跡に近い偶然が重なって、それがファンタジックな雰囲気を醸し出している。
けれど、アメリのときのように決して微笑んで観ていられるような映画じゃない。
いつの時代に生きるどんな人間も、たとえクズみたいな生き様であっても生きたいと願う心は誰もが持っている。泥や糞尿にまみれ傷を負い必死に生き延びようとする男たち。倒れそうになる気持ちを必死に立て直しながら生きようとする女たち。
戦争が、人も生き様も運命も愛も、うむを言わさずに、大きくあるいは髪の毛1本の太さほど狂わしていく。


信じるべきものは何なのだろう?何がティナとマチルダを分けたのだろう?
ハッピーエンドではない。
決してハッピーではないけれど、マチルダとマネクは幸せだ。

マチルダが訪れた“ビンゴ・クレピュスキュル”は野の花が咲き乱れ、戦争の面影は一切なかった。
傷はいずれ癒される。ずっとそのままであるものなどこの世にはないのだ。


オドレイ・トトゥは相変わらずアメリ顔。
アメリが少し大人になって、相変わらずでっかい目で上目遣いに見上げるいつものしぐさに、大人の女の身体の匂いみたいなものも感じたし、悲しみと、悲しみに負けるまいとする気持ちが交差する、意思の強い、辛抱強い女をきっちり演じていた。
マネクのギャスパー・ウリエルは、あまり賢くはなく、一生田舎で灯台守をして暮らす、ただただ純朴な青年を見事なほどそのまんま演じてる。ほんとに頭悪そう。

ただねぇ、わからんのだ。
話の流れが。というか謎が。そもそも何が謎なんだか。
人の見分けもつかんのだ。だってみんな軍服で汚い顔してるんだもん。
伍長もたくさん出てくるし。
フランス語だからとにかく字幕を見ないとまったくセリフがわかんないし、そうこうしていると「あれ、これ誰だったっけ?ほんで誰の恋人だったっけ?」てなことになる。
しかもディテール凝ってるし画面はセピアだし、もー大変。
観終わった後ももやもやしてる。
そんなに気にならないもやもやだから許せるけど。
あとねぇ、やっぱアメリなんだな。
マチルダも「車より前にあの角に着いたらマネクは無事に戻ってくる!」って走り出したりする自分の直感に賭ける人なんだけど、なんでアメリにしたんだろうねぇ。妄想癖もあるし。
なんかね、「アメリ」でのアメリのキャラとは違って、この映画でアメリの匂いのするキャラは唐突だと思うな。アメリは不思議ちゃんだけど、マチルダはちょっと違うだろ。
オドレイ・トトゥが良いだけに残念でした。

実は一番ビックリしたのはジョディ・フォスターが出ていたこと。
しっかりクレジットもされている。
いやあ、あなたこんなところで何してんの?って感じのお久しぶりぶり。
中年女の愛欲と悲しみを見事に表現してました。さすが。深いねぇ。
フランス語はやっぱり生粋のフランス人とはちょっと違ったね。
でもオフィシャルのHPでも一切出てこないし、話題にもなってないのは不思議。





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Last updated  2005.03.17 03:28:23
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