里の茶屋『しゃらの木』幸せにもっと元気に

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しゃらの木.

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カテゴリ: ■爺と婆の立ち話


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サチ婆「フク爺さんよ、ススキがきれいじゃな」

フク爺「ああ、穂がすっかり開いたな」

サチ婆「朝陽を浴びたススキもいいが、夕陽の中のススキも美しい」

フク爺「そうじゃ、秋んやもんな」

サチ婆「そうじやね、昔のフク爺さんはススキの中で遊んじょったもんね」

フク爺「そうじゃ、ススキはワシたち男ん子の遊び場じゃった」

サチ婆「そうやね、私らは羨ましかった」



サチ婆「そうやね、昔ん子供は傷だらけやったもんな」

フク爺「ふふふ、ヨモギを叩いてそん汁をつけよったら治ったもんや」

サチ婆「そうやね、昔ん子はたくましかった」

フク爺「遊んで怪我して遊んで怪我して遊びよった」

サチ婆「ズボンなどよう破りよった」

フク爺「ふふふ、ケツなどにはアテをしてもらったもんや」

サチ婆「そうそう、昔は服でも大切に使いよった」

フク爺「ああ、サチ婆さんや、ススキの穂が揺れよる」

サチ婆「そう、さやさやと、秋の音をたてながらな」

フク爺「サチ婆さんや、今夜は十三夜や」

サチ婆「今夜も晴れや、きれいやろうな」



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Last updated  2007.10.24 09:01:31
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Re:ススキ(10/24)  
EYASUKO  さん
おはようございます♪
そう、ススキで手を切りましたね。だからわたしは、今ススキが苦手。遠くから眺めるだけになっています。
朝霧高原も、ススキがいっぱいですよ。 (2007.10.24 09:11:37)

YASUKO姉さん、おはようございます  
YASUKO姉さん、おはようございます。

そう、男の子はキリキズが名誉の勲章でした。
そう、男の子が怪我をしたら、女の子が手当をしてくれる。
そう、女の子が大人に見えたものでした。ああ。

YASUKO姉さん、ススキはいろいろな想い出を甦らせてくれます。ああ。
(2007.10.24 09:17:28)

ススキのお話  
Burnet  さん
こちらの原野で「クサビエ」という野草があります。
「ススキ」だと言い張る人が必ず居て
いつもモメル(笑)

ススキの名の由来をご存知ですか?
“すくすくのびる木”という意味からつけられたとも言われています。
雄しべが3本もあるのよ。

(2007.10.25 08:16:38)

Burnet姉さん、おこんばは  
Burnet姉さん、おこんばんは。

ヘーエッ、すくすく伸びる、ふむふむ。
札幌にはススキ野という呑み屋街がありましたよね。
ふふふ。お酒が入れば気持ちものびのびしますよ。てへへへ。
昔、ススキ野で食べたラーメンがおいしかったですね。
建物は真っ黄色でしたが、雪の中、なかなかの情緒がありましたね。 (2007.10.25 20:03:08)

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