西アフリカにはリベリアという国があります。

西アフリカにはリベリアという国があります。

ビーズ物語~1~

私が心をこめて作ったビーズアクセサリーを貴方に届けます

遥か遠い国、アフリカからやってきたビーズ。

誰が買ってくれるのかしら?

このストラップを買った人が、写真展の後でもアフリカを思い出してくれるように。

このストラップが、いつまでも、ずっと壊れないように。

いつまでも、ずっと持っていて欲しいから、丈夫に作ろうと、なんども、なんども糸を丈夫につなぎました。

遠い国、アフリカ。

そこからやってきた小さなビーズ。

このストラップを作った私は、ビーズとお別れするのがとてもさみしかったです。

でも、あなたと出会えてよかった。

あなたがこのビーズにふれた時、ほんの少しでいいから、リベリアの事を思い出してくださいね。





リベリアで暮らすあなたへ

私たちは日本で生まれ、暮らしています。

あなたはリベリアで生まれましたか?
よその国から、リベリアへ来ましたか?

今、リベリアで暮らすあなたへ。

私たちは、コートジボワールから来たビーズで、キーホルダーを作りました。

それを売りました。

たくさんの人が買ってくれました。

売ったお金で、リベリアで暮らすあなたに役に立つものを贈りたいと考えたのです。

私は日本に生まれました。
でも、もしかしたらリベリアに生まれていたかもしれません。

もし、リベリアに生まれていたら、たくさんの戦争があったのですね。

私は、戦争を見たことがありません。

リベリアには、おいしい果物がたくさんありますか?
リベリアには、子どもがたくさんいますか?

リベリアに暮らすあなたへ、ひとつだけ伝えたいことがあります。

遠い日本という国で、私たちがあなたの幸せと健康を祈っていることを。






アフリカ

アフリカ・・・遠い南の国。
体の黒い人、ちりちりの髪の毛。
動物、果物、そして、それから????

あなたは、「アフリカ」と言うと何を想像しますか?

そこには、私たちと同じ大人も、子どもも、赤ちゃんも暮らしています。





苦労してやってきたビーズたち

写真展で、ビーズのアクセサリーを売りましょう。
売ったお金をリベリアへ寄付しましょう。

たくさんの人が、ビーズアクセサリーを作りました。

初めに準備したアフリカンビーズでは足りなくなってしまいました。

じょじょさんは、リベリアの隣の国、コートジボワールへ連絡を取りました。

「ビーズを送ってください」

でも、コートジボワールもいまは、あまり安全な国ではありません。
ビーズ屋さんへ出かけるのは、少し危険がありました。
みんな、家の中で大人しくしていたのです。

泥棒がいたり、たくさんの人が急にデモを始めるかもしれなかったから。

でも、コートジボワールに住む日本の仲間は、この写真展を助けるために、町へ出かけてビーズを買ってきてくれました。

このビーズは、コートジボワールから日本まで飛行機に乗ってやってきました。

ちょうど日本へ来る人がいたので、その人が持ってきてくれたのです。

アフリカの市場にあったビーズ。
たくさんの人の手に乗って、日本までやってきました。





少年兵

ゲームの世界ではない
本当に戦いの中で生きる子ども達が居る

銃をかかげ、撃ちまくる
恐い気持ちは麻薬に消されてしまった

戦争が終わっても
彼らの生活を誰が保障してくれるのだろうか

日本にいる私たちには
彼らの幸せを祈るしかできない

せめて、このビーズに心を込めて
ひとつぶ、ひとつぶ、子どもらに思いを寄せて

リベリアに開け!ビーズの花





物語のベースは以下の方々から頂ました。

viviさん
あんずさん
@Museさん
ひなたまさみさん
@ゆきあやさん
kiyoさん
キラたらさん
あきさん
機械犬♪さん



感謝を込めて   じょじょ



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