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2009.08.19
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DZ(ディーズィー)
【古本】DZ(ディ-ズィ-)/小笠原慧


DZ(ディーズィー)  小笠原彗 を読んだ。

第二十回横溝正史賞正賞受賞作らしい。


ストーリーはこんな感じ↓

アメリカ・ペンシルベニア州で、夫婦の冷凍死体が発見された。五歳の息子は行方不明のまま、事件は迷宮入りする。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。数年後、恋人を亡くし、重度障害児施設に赴任した女医・志度涼子は、保護室に閉じ込められた少女に出会う。そして、運命の歯車は容赦なく回り始めた―。


簡単に言うと、染色体異常によって、常人をはるかにしのぐ頭脳を持った男が、その頭脳を生かしてあることを企む話。

タイトルの「DZ」とは、二卵性双生児の略語。ということは、どっかで二卵性双生児のことが出てくる。 お楽しみに。


読んでみて、面白かった。
世にあふれかえる「ありきたりのシチュエーション」でなく、
新しいシチュエーションで、展開も作り込まれていて、


文中には、染色体についての医学用語が、けっこう出てくる。
だが、そんな部分は読み飛ばしてもOK。
ストーリーには支障なし。
覚えたところで、仕事でもキャバクラでも役立つわけじゃないし。
ガンガン読み飛ばした。


どうやら、作者の小笠原彗は、医者らしい。
どおりで医学用語を違和感なく文中に差し込めるわけだ。

物語の構成も、ありきたりのミステリーとはちょっと違い、
なかなか良くできている。

この人の他の作品があまり評価されていない気がするが、
別の作品も読んでみようと思う。





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最終更新日  2009.08.19 23:09:05
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