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2014年01月03日
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カテゴリ: 文化
「地球の自浄能力」
岡本 よりたか 今から約30数億年ほど前にこの地球上に微生物が誕生しました。

その頃の地球は亜硫酸、硫化水素、炭酸ガスという、動物にも植物にも地球にも有毒な化学物質に覆われていました。...

その中で、突然、有毒ガスをエサとする数々の微生物が生まれ、それらが進化するうちに光合成細菌が誕生します。

光合成細菌は、この時点ではまだ酸素を生成していませんでしたが、有毒ガスをどんどん分解してゆき、地球環境を改善していきます。

やがて、ジアノバクテリアが誕生します。これも光合成細菌ですが、ジアノバクテリアは酸素を生成しました。このジアノバクテリアを取り込んだのが真核微生物です。

真核微生物は酸素を嫌う嫌気性微生物でしたが、ジアノバクテリアが生成する酸素をエネルギーに変えてくれる、好気性微生物のミトコンドリアも取り込みました。

こうすることで、ジアノバクテリアが生み出す酸素をミトコンドリアがエネルギーに変え、やがて多細胞体になり、植物へと進化していきます。

植物となった真核微生物は、光合成によって、地球上に酸素を大量に放出しました。その植物の生息を手助けをしたのが土壌微生物です。

土壌微生物は有機物をエサとして分解し、土を作っていきます。土の中では菌根菌や根粒菌などの多くの微生物が増殖され、やがて動物が生まれて、育った植物をエサにして進化していきます。

植物の中の微生物や、土壌中の微生物は動物の体内に取り込まれ、動物たちの生命を維持し進化し続けました。そして、人類が生まれます。

進化した人類は、地球が何十億年という歳月で作り続けてきた微生物たちの産物である石油を掘り続け、大気に放出し始めました。作るまでには何億年もかかるのに、使うときは一瞬です。

さらに、人類が誕生するきっかけを何十億年もかけて作ってきてくれた微生物を、その採掘した石油や鉱石を使って大量殺戮を始めました。それが肥料と農薬です。

地球上に溢れていた微生物たちはどんどん姿を消しています。それに焦った人類は、微生物を自らの手で作り出そうとしています。何十億年もかけて生命を育んできた微生物を、人類は勝手に作りだし、改造してゆきます。

改造した微生物で作られた人類のエサやクスリは、人類の健康を奪っていきます。不自然な微生物、不自然な微生物で作られた多くの食品や薬は、やがて人類を絶滅に追い込んでいくわけです。

微生物の力で誕生した人類は、おそらく地球に不必要なものと判断され、やがて朽ちていくことでしょう。そして微生物によって分解され、地球に戻っていくわけです。

それが、地球の自浄能力というものです。





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最終更新日  2014年01月03日 20時42分15秒
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