ベンチャーゲノムがゆく
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ども、おおにぴです。東京からあと数時間でおさらばであります。さて、最近自問自答している問いがこれ。「足りないものはなんですか?」今まで、強みを活かすなんていう言葉で、それをランチェスター戦略などいいわけまでかましてどこかしら逃げていたんでしょう。いま、まったく違う世界にきて、久しぶりに、自分の足りないものにたくさん気づいています。「事実把握の正確さ」がまるでできていない。財務分析のレベルの低さ。リーダーシップの根底となるエビデンスの弱さ。妥協という、弱さ。いっちゃえば、数字や事実という、もっともシンプルな部分への「執着のなさ」が、浮き彫りになってきています。確かに、これまでの絶対的な強みの部分であるコミュニケーションスキルについては、異なる業界では圧倒的な武器として使えています。製薬業界の知識も常識を知らなくとも、営業で案件をとってくるのですから。これは昨日まで行われてきたアジア最大の医薬品イベントでも実証できました。製薬業界の営業は、スマートで紳士的ではありますが、圧倒的に熱意に欠けている業界です。生保や食品でならした営業の人間なら、もっともっととることができるでしょう。しかし、僕が思うに、強みには、ギラギラとした成長への野心は感じられないのです。弱みによって、自分の欠けたパーツのありかを徹底的にほじりだし、屈辱と苛立ちで夜を奪われることによってしか、さらなる強みは生まれないのかもしれません。もっともっと勉強がしたくなりました。ギラギラとした”内なるもの”が日々強くなってきています。来週から、イベントでいただいた全国の会社さんへのご挨拶営業の日々です。また、みなさんのエリアに行くこともありますので、ぜひ、お会いしましょう。一緒に、またギラギラと、同じ時間をともに。おおにぴ拝
2010.07.03
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