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■聞いたような、効いたような、カイロ...
年末の追突事故の後遺症ではないと思うが、以前からの首の痛みに加えて、肩とひじの痛みを感じるようになってきた。普通の姿勢では何ともないが、例えば車のハンドルを回すときにひじの痛みを感じるし、後部シートの物を取ろうとすると肩の痛みを感じる。
整形外科やマッサージ治療院に行ってみた。しかし、思ったように良くならない。そこで、今月はじめから「カイロプラクティック」に通っている。
骨格のゆがみを直す、整体みたいなものだろうとは思っていたが、それ以上のことは知らなかった。まずわかったのは「カイロプラスティック」とではなくて、正しくは「カイロプラクティック」だったということだ。
最初に治療院に行って椅子に座ったら、中年男性の先生(法的資格ではないから呼び方は微妙だ)が「どちらの膝が出ていますか」と訊ねた。わずかに右膝が出ているようだったので「右ですかね」と答えると、「そうですね、右の骨盤がずれて前に出ているようですね」と先生は言った。
施術は、串団子状態に座面がいくつかに分かれている幅の狭いベッド状のものに寝た状態で行われる。治療法は大体次のようなものである。
まず、足指・手指を持ち、関節がプチプチと音が出るくらいにブルブルと揺さぶる。次に骨盤付近を押す。片膝を曲げた状態で膝を横に倒す。そして、肩を持って廻して押す、首を押しつける。と、まあこんなところで、1回の所要時間は約30分である。
先生がポイントを押すとき、串団子のベットがガタンガタンと上下する。骨格のゆがみをこの動きで治しているのだろうか。
普段は自分の骨盤がずれているとか、感じることはない。でも、確かに膝を曲げて横に倒すとき、左は完全に横に倒れるのに、右は硬くて膝を倒そうとすると左の腰が浮く。この治療を受けて、自分の骨格を以前より意識するようになった。治療を受けているときには、まるで自分が骸骨になったような気分になる。
「こんな骸骨になったような感じ」

※解剖学的にも、かなり正確と言われている19世紀中頃の作品
こう書くと、治療は痛いようだが実際には痛みは感じない。治療中は、気持ちがよくなって体も軽くなったような感じがする。病院でも、マッサージ、理容店でもそうだが、体に触れてもらうことで人は癒されるのだろう。
今日で4回通院したが、結果的には肩とひじの痛みは解消されない。単なる運動不足かもしれない。ともあれ治療の概要は分かったので、次回で通院は終了することにした。
英和辞書ではChiropracticは「脊柱指圧療法」と書いてあった。1895年にアメリカではじめられ、現在約40カ国で法制化されている。日本では法的に医療機関と認めていない。公的な資格制度もないし保険も効かない。いわば民間療法といった位置づけらしい。
「いろいろ病院も行ったけど、最後には民間療法」という話はよく聞くが・・・
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