歩き初め
新年があけて1週間、これまで外出したのは3日だけだった。自室でもやるべきコトは多いが、さすがに外出しない日が続くと、自分の中に鬱屈し堆積する何かを感じる。
考えてみたら、約1年前、一昨年の秋ごろは毎日約1時間半歩いていた。一日平均1万歩で一ヶ月で30万歩。長い船旅に備えての、付け焼き刃の歩きだったが日々それなりの達成感を感じていた。そこで、今日は久しぶりに歩くことにした。曇天の日没間近の17時にスタート。
「久しぶりの感覚」
(歩き始めたら、なまっている体の細胞が少しづつ目覚めていく感覚があった)
標高37m地点の自宅を出て10分も歩くと下り坂になる。右側に水田が見えて、このコースで一番標高が低い地点を通過する。ここは標高19m地点。そこから少し急な上り坂になり、出発から約40分で町の中心部を見おろす峠に着いた。人家はなく、ただ浄水場と土砂採取場がある。
この地点の標高は75mだから、今回のコースの標高差は56mということになる。車には一度も出会わなかった。普段から車が少ない道だ。
「土砂採取所」
(ここから採られた土砂は、どこに運ばれどんな風景を作っているのだろう)
携帯電話のアンテナ、高圧送電線、仕事が終わった土砂採取場の機械。少し呼吸が乱れたが、腕時計の秒針が見えず脈拍数が測れない。平常値の60から少し上がって75程度だろう。
「町の中心部を望む」
(少し山道を登った地点から、これは初めて見た風景)
峠を下りて住宅地を通り、この町で一番堂々とした橋を渡って国道沿いの歩道を歩く。さすがにこのあたりでは脚の筋肉が張ってきた。
「18時20分帰着」
(やはり1万歩は超えていなかったが、初日だからこれくらいで終了)
スマホでは思ったような写真が撮れない。ウォーキング用のカメラバッグを調達しよう。
↓ランキングに参加しています。よかったらクリックをお願いします。
従姉の三回忌(10/10) 2024/10/10
高峰秀子の映画を二本(10/07) 2024/10/07
地球の裏側からの来客~2(9/30) 2024/09/30