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私が一番最初に読んだ「源氏物語」は
小泉吉宏/著 「 まろ、ん? 大掴源氏物語 」 でした。
全54帖がそれぞれ見開き2ページ 8コマのマンガでまとめてあるのですが、
光源氏が「まろ」という可愛い栗のキャラで親しみやすい上、
主要なシーンはすべて押さえてあり 当時の風習や 着物の柄の時代考証もしっかり取材されてあって、
物語やその時代を「大掴み」だけど全て把握するにはとてもわかりやすい本です。
次に読んだのは 瀬戸内寂聴/著 「 女人源氏物語 」(全5巻)
これは、姫君たちが物語を語るという 女性目線で進行していきます。
女の情念を書かせたら、やっぱ瀬戸内寂聴さんか、紫式部か、って感じですよ。
どうして「女子」は「おなご」とよばれるのか。
「女」「業」なんですよ。
業の深さを受けとめ、楽しんでしまえるのは女性だからなんだと思います。
「源氏物語」は(特にこの「女人源氏物語」は)女として生きていく上で とても勉強になります。
1千年たっても、常識や環境が変わっても
人間の本質というか、基本は変わっていないんだな、と改めて考えさせられます。
ネットでこんなものも見つけてしまいました。
男女それぞれ14タイプの姫君たちや源氏に分類されるというので試してみました。
私の好きな姫は 「朧月夜」。
源氏とは政敵である右大臣の姫で、天皇の后になる立場のまま 朧月がかかる夜に
源氏と関係を持ち、たびたび逢うようになります。 それが原因で源氏は須磨に流されてしまいます。
源氏が須磨から戻ってきても関係は続くのですが、結局は出家した帝の後を追い
朧月夜も出家の道を選ぶのでした。
自分の気持ちにすごく正直で情熱的な女性なので憧れなんです。
で、出てきたのは・・・
え~、 「空蝉」 かよ!!
「空蝉」は中級貴族の妻として地味で堅実な生活を送っていましたが、ある日、 方違え
(目的地が悪い方角にある場合、一度良い方角に進んで一夜を明かし、 翌日違う角度から
目的地に向かう風習) で自宅に泊まり、寝室に忍び込んできた 光源氏と情を交わします。
魅力的な源氏の求愛に惹かれ悩みながらも、 身分が釣り合わない立場であることを理解しており、
逢瀬の後はいくら 掻き口説かれても靡こうとはしませんでした。二度目に寝所に忍び入られた時には
一枚の薄衣だけを残して逃げ出し、 源氏は「まるで蝉の抜け殻のようだ」と和歌で 詠ったのでした。
空蝉のその潔さ、例え愛しい人にでも自分の美意識を崩さない凛とした姿勢は 素敵だと思います。
で、どんなことを言われたのかというと・・・
「空蝉」 ・・・孤独なんて平気。自分に嘘はつきたくない天真爛漫な女性です。
【周りの人はこう見ている】
心のなかに刃を抱いているようで、信用できない人と周囲から見られています。もし嫌われたら絶対に許してくれなさそうな厳しさまでが、態度の至るところから感じられます。そのうえ自己中心的。無邪気に騒いでも、やさしく微笑んでも、あなたの目には冷ややかな観察者の光が宿っているため、油断できないと受け止められるのです
【あなたの本質】
「わたしなら、何かすごいことを成し遂げられるはず」という根拠のない自信が、あなたの支えになっています。しかし、こういうと叱られそうですが、これという才能があるわけではないのです。心の中で何かが暴れているだけです。でも、未来志向は評価できる財産。それがあなたの魅力の原点となっているのです。けれど周囲との衝突も一度や二度ではありません。プライドが高いので、簡単に妥協できず、それがトラブルの原因になることも。プライドを守るために、周囲の人を傷つけることも多々あるでしょう。たしかに、魅力に溢れてスター性もかなりのもの。でも協調性を高めてこそ、あなたの夢は実現への一歩を踏み出せるはずです。
う、うわあ~~~~~ ∑(-x-;)当たってないとは言い切れない!!!
っていうか、すごく当たってるよ!!!???
なんかとても鋭いところを突かれてしまった気がする!!!
この占いは男性女性どちらでも出来ますのでどうぞおためしあそばせ。
思いのほか深いメッセージが来るかもしれなくってよ。ほほほ。
キャラクターの話が出たところで・・・。
「源氏物語」には400人を超える人物が登場します。
登場する人たちそれぞれのキャラが立っていて
紫式部の人物の観察眼と描写能力には感服します。
なんか、どの登場人物が好きかでその人の人柄が見えそうだよね~。
憧れとか、コンプレックスとか、恋愛傾向とか。
ちなみに、男性の好きな姫君NO.1は 「夕顔」 で、
女性の好きな姫君NO.1は 「六条御息所」 だそうです。
この結果は、やっぱりね!って感じ。
「夕顔」は光源氏の親友の頭中将の側室で市井にまぎれて暮らしています。
ある日、垣根に咲く夕顔の花に目を留めた源氏が取りにやらせたところ、
邸の住人が和歌で源氏を誘います。市井の女とも思えない教養に興味を持った
源氏は、身分を隠して彼女のもとに通うようになりました。
お互い名前も明かさず逢瀬を重ねる2人。ある夜、女性の霊( 六条御息所 とも言わ
れるが不明)が現れて恨み言を言う怪異にあい、夕顔はそのまま明け方に 息を引き取ったのでした。
当時女性から誘いをかけることはありえない時代にそれをさらっとやってのけ、
儚げながら可憐な性格、さらに初めて源氏が顔を見せたときに
絶世の美丈夫といわれる源氏を「ふふっ、大したことありませんわ」と笑う そのセンスのよさ。
元祖「魔性の女」です。かっこいい~。でも恋敵には絶対したくない~。
「六条御息所」は 美しく気品があり、教養も知性も人に優れているためにプライドの高い彼女を
源氏は持てあますようになり、逢瀬も間遠になってしまいます。
源氏にのめりこんでいく御息所は、彼を独占したいと渇望しながらも、
年上だという引け目や身分の高い貴婦人であるという誇りから素直な態度を 見せることができず、
本心を押し殺してしまいます。 この押し殺した妬心が、抑制のうしなわれるたびに生霊となり、
源氏の愛する女君たちに摂りつき、苦しめるようになるのです。しかも本人は
その記憶が全くなく、己の髪や衣服から芥子の匂いがするのを知って
(芥子は悪霊を退けるための加持に用いる香)、さてはわが身が生霊となって
あだをなしたか、と悟りおののく場面は切なく涙を誘います。
恋をしたことのある人ならば、生霊とまではいかなくても、
素直になれない自分とか、すきなひとを想って眠れない夜の描写は
とてもとても共感できるのではないかと思います。
こんな人間味あふれるさまざまな姫君たちが織りなす恋物語、 気になりませんか?
「源氏物語」の主人公は光源氏ではありません。
光源氏をはじめとした殿方と恋をして、泣き、笑い、悩み、喜び、嫉妬する
姫君一人一人が主人公なのです。
さ、次はいよいよ現代語訳 読破に挑戦するかな~。
MY WORK IS BEAUTIFUL May 22, 2009 コメント(2)
いつもこころに太陽を くちびるには歌を Nov 15, 2008