ほぼ日刊三浦タカヒロ。

「春に望む。」



3月に入って、気温もぐんぐん上がり、高温のため野菜もトウ立ちが始まっています。
空ではモズ、ウグイス、ヒバリが飛び回り、牧草地では野良猫とキジがおいかけっこをしています。芹田のなかではゲンゴロウの幼生、カワゲラの幼虫が泳ぎまわっています。
春のお彼岸をさかいに、本格的に農作業のはじまりです。
田畑への堆肥まき、バレイショの植え付け。人参、小松菜、菊菜、ほうれん草、大根などの種蒔き。果菜類、(トマト、茄子、ピ-マン、胡瓜、)南瓜などの種播き、苗づくり。田おこし。この地区ならではの、初夏に収穫するミョウガタケの根を掘りあげて苗床づくりをするのもこの時期です。
とはいえ、まだまだ突然霜がおりる事もありますので、果菜類はマルチをひいてトンネル栽培にしたり、ハウスのなかでの育苗となります。
今年は例年までの朝市夕市ネットワークの定期市に参加するぶんのほか、チャリティオークションにご落札いただいた方などなどのぶんもありますので、作物の作付けを増やし、通年収穫できるような作業のスケジュールを組んでいます。
押し寄せる新年度。
圃場がさらに増えた坪沼のプチファームは新規会員をあらたに募集。自家菜園の枠を越えて農産加工への道をふみだしはじめています。
仙スタごみ減量大作戦も、運営会社や仙台市さんも乗り気になりはじめ、新たな展開がはじまりつつあります。。
そして「なとり農と自然のがっこう」。毎月第3土曜日に、わが家周辺をつかって開催します。功の多少を計り、かの来処を量る日々。
春は、そんな種まく季節なわけです。

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