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2009.05.01
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今回は"もしも"という事を前提とした内容、その第一弾「世界にただ1人」を考察する。

「世界でたった一人」ってどんなものなんでしょうね…想像できません。

世界でただ一人なら自身が個である事さえ認識出来ず、自我を保つ必要もない。

いや、何よりも自我を保つ事こそが難しいのかもしれない。

私がもし明日目覚めて「世界でたった一人」になっていたら一ヶ月持たないで発狂するでしょう。

ただ、理性や自我がある内には当然自殺はしません。

「世界でたった一人」になって寿命まで生きる人間が果たして何人いるでしょうか。

人の暖かさを感じられない場所で生きる糧になるのは生存本能のみ。

"生きたい"よりは"死にたくない"でしょうね、まぁ同義なんですけど。






















今度はもちっと哲学的に見てみるか。

自分を個として認識出来ない事は真実在すらもおろそかになってしまう。

精神的にも肉体的にも"人間らしさ"が徐々に乖離していく、生きる希望の有無は介入出来ない。

人間らしさと一言で言っても様々であるからここでキルケゴールの言葉を取り上げたい。

「人間は特定の在り方が決まった実体存在ではなく、自分なりに在り方を造り出す関係存在」

だが先の状況下ではそれが一概には言えないと考えられる。

自己意識、自我の欠如したものは次第に人ではなくなり、個ではなくなったソレは何だろうか。

"第三者" "他人" というものが存在しないのならそれと関係を持つ"言葉"という機能も失い…

という具合に次々と"無意味"なものが明確になる。或いは"不要"とも言える。

すると何が残るだろうか?前述した「ただ死にたくはない」という生存本能だろうか。

だがそれは人は"死"を理解する事は出来ない事からくる恐怖に過ぎない。
























神とはあらゆる事が可能であり、私、人間は無力である。

ならばこそ無力である人間を哀れみ、神を畏怖し、私をヒトにしてくださいと望むかもしれない。

だがもし、そこで"神"を意識してしまうと盲目的になってしまう。

縋るというよりまるでそれが個を意識させてくれるようで異常なまでに依存してしまう。

ヒトでなくなったそれに個を意識させれば自己を再び取り戻すがあまりに脆い。



受動的な自己は簡単に崩れ去る。また行動的な自己も支配を避けるという結果になる。

もしこのヒトもどきが神を求め、それを感じるとしたら抽象物を介するのだろうか?

だとするならこれはあまりに稀薄で結局は絵空事となるのである。

まぁ…この状況下では絵空事と理解してもそれを求めるかもしれないが…



























今度はもう少し柔らかく考えてみることにした。

一人かぁ…寂しいね。それは人の温もりを容易く知る事の出来た"過去" "思い出"があるから。

最初に私は一ヶ月も経たずに発狂するって書いたけどちょっと語弊があったかもしれないね。

「ウガァー!」とか適当に叫び散らしながら暴れるって感じするからね、これって(ノ∀`)

空になっちゃうんだろうね、言葉そのままの意味で空っぽ。ヒトでなくなってしまう。

人間は自分自身では意識してなくても根本的に常に"相手"を求めている。

まぁ~強がって「一人がいい」だとか「一人でも生きていける」って言う人もいるけど

それは自分以外の人が"在る"事を条件にしてる弱い、とても弱いけど強がってる事なんだと思う。

例えば自分を必要としたり、愛でてくれたり、褒めてくれたり、笑い合ったりできてる時

人はすごく充実する。「あぁ、ここにいてもいいんだ」アイデンティティの確立。
















私はよくMMORPGの一番重要な事は"他者"の介入がある点という事と言います。

その表現方法としては「皆と話してるのが楽しい」というのが主でしょうかね。

まぁネットは顔も知らない相手ですがそれも含め、私生活の中は他人との関わりを大事にしてます。

勿論、人と人との関係は予想以上に複雑なものです。傷つくのは誰でも怖いのです。

だからお互いが傷つかなくてもいい丁度いい位置関係を見つけるのです。

言葉だけだと冷たく、距離を感じるかもしれませんがそんな事は決してありません。

それは確固としたジレンマですが人の温もりは同じく確固として存在しているのです。

人間関係諸々が苦手な人は特に感じる点でしょうね。

無論、すぐに皆と仲良くしようなんて短絡的な事は言いません。

かのトルストイ曰く「人の最も恐れる事は、新しい物事への一歩である」とある。

それでも少しずつ人と触れ合うのは大切だと思います。

そして傷つかなくてもいい距離なんて気にさせない恋愛をしてみるのも良いではありませんか。

よくある台詞ですがそれを書いて今回は締めとしましょう。

人は一人では生きられない。これは偽善でも欺瞞でも偽りでもなく真実です。





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Last updated  2009.05.22 16:08:13
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