南信州(長野県飯田市郊外の山里)いいとこ取りの田舎暮らし
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ここ南信州には、お正月が過ぎて小正月と言われる頃になると、「どんど焼き」と言うイベントが行われます。真中に芯になる高い木を建て、その回りを竹や松・檜などで囲み、高い塔のような物を作り、最上部に「へいそく」と呼ばれる、神主様がお払いの時に振る紙を付けて燃すのです。この時、門松やしめ縄・だるまなどもいっしょに括りつけます。子供の書初めをいっしょに燃すと、その子は字が上手になるとも言われています。地域により呼び名が違うそうです。「三九郎」とか「ほんやり」と呼ばれる地方もあります。14日(土)の夜に、お付き合いのある日本旅館の駐車場で行われる、「どんど焼き」の写真撮影に行ってきました。冷たい冬の雨が降る中の「どんど焼き」でしたが、その塔は、雨にも負けずメラメラと火の粉を撒き散らしながら、暗い夜空を焦がして天高く燃え上がり、無事に燃え尽きました。その燃え残りの火でお餅を焼いて食べるのです。サツマイモを入れて焼き芋も作ります。お神酒を頂きながら降り注ぐ火の粉を浴びて、今年一年の無病息災を願うのだそうです。そして、15日(日)の朝は10時から私の部落の「どんど焼き」。こちらはとても大きな塔で、一週間前の日曜日にみんなで準備をしたのです。準備の日の朝はとても冷たい朝で、気温はマイナス10度。切り倒して置いてある竹も凍りつき、手袋をしていても、指先の感触がなくなるほど。そのまま焚き火にあたると、急な熱で指先が痛くなってしまいました。そんな苦労の甲斐あってか、前夜来の雨にもかかわらず、塔は竹の割れる「ポーンポーン」と勢いのある音を上げながら、一気に燃え上がりました。そして、燃え残った塔を崩して火を広げ、長い竹の棒の先に金網をつけてお餅を焼くのです。大きな油揚げも乗せて焼きます。お酒と炎で顔は真っ赤。朝からのお酒はとても効くのです。しかし、お酒が無いとやはりここでは盛り上がりません。当地の方々にとっては、この「どんど焼き」は大きなイベントらしく、これが終わらないとお正月も終わらないようです。都会に出ていた若者達も、お正月だけでなく、どんど焼きの日程に併せて再度帰省する人もいるそうです。南信州の小正月は、お正月よりもにぎやかなようです。南信州で田舎暮らしのHPはこちら
2006.01.16
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