深夜魚

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Jan 9, 2005
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カテゴリ: 物語のかけら
私は夢の中で女だった

動きにくい更紗に身を包み
夜の闇の中、急な斜面に刻まれた階段を駆け上がって行った
それは住宅地の真ん中に唐突にそそり立つ巨大な岩で
まるで屏風のように薄く
人がふたりすれ違えるがやっと
両側には鎖が頂上から下まで通っていたが
なぜか私の膝よりも低くて返って危険におもた

回転しながら淡い光を放っていた
私はそれを手にしなくてはならない、
私のあと追いかけてくる黒い人影よりも先に
明かりといえば水晶の光のみ
おぼつかない足元
更紗が足にまとわりつく
それでも水晶に行き着かないと望みは断たれる
私がそれこそ必死の思いで水晶のすぐ傍まできたとき
ついに恐れていたようにつまづいて転んでしまった
絶望のうちに見上げた夜空では
でこぼこで磨きこまれてぎらぎら輝く鉛の月が


そして私は目が覚めた
私は現実の世界で男だった
しかもまだ制服を着て学校に通う
少年だった





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Last updated  Jan 14, 2005 02:20:43 AM
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charberry @ おっと yanmoさん、お元気ですか?壁の向こうより…
charberry @ Re:水についてのあれこれ(07/16) 本当にお久しぶりです。一年五ヶ月ぶりだ…
Yanmo @ Re[1]:雲の羽衣(02/15) *みくみく*さん >はじめまして >素…
*みくみく* @ Re:雲の羽衣(02/15) はじめまして 素敵な言葉の世界ですねー…
ゆりママ☆ @ Re[1]:おひさしぶりで~す(06/09) Yanmoさん >精神的ダメージがあると、結…

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