オフィシャル“飲食コンサルタント”である「大久保一彦」の誰も言わない外食のトレンド

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May 1, 2011
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震災によって被災地の人たちの行動は諸外国に賞賛を受けました。
非常事態にもかかわらず被災地における助け合い、譲り合いが、
外国の人にはとても素晴らしく見えたのでしょう。

 私は「この根底にあるものは何かな?」とずっと考えてきました。

 それで、その反対に都会で買占めに走る人たちのことも考えてみました。
そして、この行動は、
「東北地方、北関東が村としてのつながりがあるエリアだからじゃないかな」
と思うようになったのです。

 そもそも東京は地方出身者がとても多く、

逆に地方に残った人たち。
このもともとのマインドの違いは大きいように思うのです。

 確かに都会に出てきて物理的には豊かになりましたが、
人間として幸せはどうだったのか?
もしかしたら、満たされなかったのではないでしょうか?

 その心の乾きに、売り手がバブル崩壊から2005年までにとった、
消費者至上主義がはまったように思います。
 そして、多くの都会の消費者は暴走し、
自分の枠をめいっぱい使うようになりました。
 連絡もなくドタキャンする忘年会予約客、
ありえないクレームなどなど・・


 それが、昨今、地方にも見られるようになっていました。
しかし、根は毒されていなかった!

 そして、都会の生活者も原子力発電所の問題や計画停電などをみて、
今までの生活がおかしな何かの上にのって成り立っていた便利さだと
気づきました。

どうなるか専門家すらわからないということもわかりました。

 「原子力発電所の推進もマスメディアも役所の天下りのためにあったのか」
「東電の電気料金が高いのは天下りの経済産業省の報酬やマスコミの
甘い汁ものっかていたのか?」
そう気づかされました。

 そして、今まで、このような事実を知る由もなかったんですが、
ツィッターやネットなど情報の大衆化で誰でも知ることが可能になって
しまった。
不都合なことも隠蔽できなくなってしまったのです。

 戦後から続いた人口増加による消費が右肩あがりで上がる恩恵(人口ボーナス)は
終わり、既得権も崩壊しようとしているのです。
この状況で、多くの国民は「国はたよりにできない」ということを
痛感したでしょう。
「自分のことは自分で守る」という原点が見えてきたのです。

 そして、信頼のおける仲間の大切さを多くの人が痛感したでしょう。
今までの、希薄な関係の職場や希薄な関係の売り手と買い手という枠組みは
確実に終わろうとしていることを痛感したはずです。

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最終更新日  May 3, 2011 08:54:04 PM
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