オフィシャル“飲食コンサルタント”である「大久保一彦」の誰も言わない外食のトレンド

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August 12, 2011
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 もし、あなたが女性顧客を相手にするお店のオーナーであったり、女性向けの商品を扱っていたりするお店を開いているならば、接客のさい、絶対に落としてはいけない目のつけどころがあるはずです。

 ごく単純なことですが、身なりとその変化にどれだけ関心をもてるかです。
女性が、気づいて欲しい心の動きを投影するのが、身につけるものだからです。

 まずは、服装。
服装は、当然のことながら毎日、変化します。
基本的には、ジャケット、ブラウス、カットソー、パンツ、スカート、靴などの組み合わせの変更ですが、ここに関心を示せばポイントが高いです。

 ただ、ここで注意しないといけません。
女性の店員であれば、気づいたことを言っても問題ないのですが、男性の店員の場合はある程度人間関係を気づいておく必要があります。
男性が、唐突に、変化させているとことを切り出すと、かえって、女性はひいてしまうでしょう。


髪型の変化に気遣うのもいいでしょう。
髪型は早ければ一ヶ月以内に変化するものです。
そのタイミングを逃さなければ効果的です。

 そして、大切なことは、声に出す、出さないに限らず、お客さんの変化に気づく習慣を身につけることです。
多くのお客様に次から次へとお会いすると、個々のお客様のことは忘れてしまうかもしれません。
私自身も、そうです。
目まぐるしく新しい人にお会いしますので、残念ながら、一人ひとりをすべて記憶しておくことは困難です。

 ですが、だからといって最初からあきらめては、どんなにいい方法があったとしても意味を成しません。
相手への関心を忘れて、商売ができるはずないのです。
気づくことは女性客を喜ばせる上で、まず、最初に身につけなければならない習慣なんですね。

 最後に、気づいたことを伝えるのが上手なバーテンダーのスタンダードをお話しておきましょう。

その日の、お客さまの服と同じ色のカクテルを作ることで、自然と「あなたに気遣っています」というメッセージが潜ませるわけです。

 本来、バーでおまかせのカクテルを頼むのはある程度常連になった時ですから、好みを考慮したうえで、その日の服装に合わせてシェイカーを振るというバーテンダーの心意気はすばらしいですよね。


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最終更新日  August 12, 2011 12:47:22 AM
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